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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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サーブは腕を曲げて

『ヒゲおやじ』 さんから質問をいただきました。

サーブの腕使い法、以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ様

今回の記事のこの部分

「スピンをかけようとするあまり、全身で持ち上げながら打って
結果的に、色々なタイミングで打ってエラーしている。」

まさに、私も同じような事象になっていると思います。
結果として、サービスが安定しない。

改善策として「ラケット面」と「姿勢」とのことですが、スピン系サーブの場合
伸びきったところでインパクトするとボールを擦る余地がないように思うのですが
身体は伸びきってるけど、腕は伸びきる手前でインパクトというイメージでしょうか?

投稿者 ヒゲおやじ 2011/07/12 09:32





私の答えです。

スマイル 身体は、ほぼ伸びきって、腕は伸びきらない状態でインパクトになります。

身体は、ほぼ伸びきった状態でとらえるわけですから
インパクト時の姿勢はいつも同じにできるわけです。

つまりいつも同じ姿勢での安定したコントロールと
身体の動きが止まることによる、運動量の腕への移動が理想的になされるのです。 ナイス!

  (もちろん、右肩が上がり、左肩の下がった、左傾き状態ですが)


さて、その時の腕の動きですが

パワーのためにも、腕の長持ちのためにも、伸びきらないことが大切です。

スピンサーブは手首の角度を一定にして
肘が少し曲がったままの状態で、腕の内旋と回内を使って打つのです。

スピンサーブ3打点


フラットやスライスのサーブも伸びきる少し手前の状態でインパクトです。

内旋のパワーをうまく伝えるためには、肘の曲がりが必要なのです。ナイス!




サーブ | 投稿者 松原コーチ 18:27 | コメント(2) | トラックバック(0)