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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアの引きは脇を空けて

最近、松原テニスクラブ印西

会員さんのフォアハンド、特にそのテイクバックを直すことが多い。


フォアハンドは腕のスウィングが一番重要。

身体の回転や体重移動も出来ればそれに越したことはないが
暇がなければなくてもしょうがない。

一方、手打ちはいけないというが、それはその通り。  ナイス!

脇を閉めて打とうとすると、肘から先だけの手打ちになる。
いや、前腕打ちか?  あれー?


結論を言ってしまうと、「腕全体を振れば脇が開く」 ということ。

ここのところ、これで苦戦している。

ラケット面をインパクトの形でつくり
そのまま腕全体で弧を描いて凹型に引く。
そのまま、振り出せば、バッチリのラケット面で、エラーするわけがない。 ピース

このアドバイスでスウィングを直し

「あ、分かりました、安心して打てますね、早くこうすればよかった」 スマイル


1時間後にもう一度お会いすると
脇が閉まって、面が上に向きだし、アウト連発。 不満


脇が閉まって、小手先で、外旋して引いていることを指摘し、なおす。 悪だくみ


1週間後、また脇が閉まっている。

「脇をあける、脇をあける、脇をあける、脇をあける、脇をあける」 と強調し  ナイス!

やっと何とかなってきた。



じつは低いボールだと腕が下がるので、脇はそれほど開かなくても打てる。

コーチの球出しボールならいいのだけれど
ラリーや試合で、ロブなんか来ると、高い打点。
一瞬にして、上向き面の引きが登場してしまう。  怖~い


そんな時はアガシ動画と連続写真を見て

肘の上がったテイクバックを思い出して欲しい。


もう一つの要因だが
いいフォームさえ覚えれば、フォアはうまく打てると思っている人が多い。 

スウィングは高さによって、変えなけりゃならないことに気付く人は少ない。 ベー

身体の向きも、打点が高いほど、前向きにならなければならない。
そして、高いところほど、よりアウトサイドインに振る。


じつはフォアハンドはかなり多様なのだ。  ナイス!



さて、まあ、細かいことは別にして、今日はこれだけを叫ぶ

「脇をあける、脇をあける、脇をあける、脇をあける、脇をあける」  叫び



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 22:19 | コメント(4) | トラックバック(0)