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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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シャラポワ打ち炸裂

シャラポワが調子いい
抜群のフォアハンドでしっかりボールを捕まえている。 フォアハンドg

サーブさえ入れば文句なく優勝だろう。


シャラポワといえばフォアハンドのシャラポワ打ち。

打点を遅らせて、フィニッシュを右肩の上にとる。

17歳で初優勝した時もこのショットで
ダウンザラインに面白いようにエースをとっていた。 ピース

同じ打ち方なのだが、ナダルは高い打点で使うことも多い。

女子の場合は、腕力が弱いので高いところからは  悪だくみ
強力には打ちにくい。

しかし、ウィンブルドンは芝のコートでバウンドが低い。

低い打点からのカウンターのようなシャラポワ打ちが有効なのだ。  ナイス!


それと、バウンド後のペースが速いのが芝コート。

普通の人は困っても、わざと打点を遅らせて打つシャラポワは困らない。 びっくり

突然の急加速スウィングで打つシャラポワ打ちはコースも読まれにくい。

打ち負けそうに見えながらでも
逆に低い打点から低いボールで
相手コートに滑らせて、楽々エースをとる。

ウィンブルドンはシャラポワの庭なのだ。  ピース


問題はサーブ。

後ろからワインドアップするサーブで、肩に負担をかけた上に
コントロールも悪くしている。  うるせー

  (以前よりはワインドアップの位置が前になっているが)


身体の前から、そっけなく右腕を上げておく
土居美咲ふうのセットポジション・サーブなら、ずうっと良いのだが。


まあ、ダブルフォールト10本以内なら、シャラポワの優勝だろう。  ナイス!


試合等 | 投稿者 松原コーチ 21:59 | コメント(1) | トラックバック(0)