2011年07月20日
サーブの原点
『nakazato』 さんからサーブの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチのブログ、いつも拝見させてもらっています。
サービスなんですが、どうやらイップスではないかと悩んでいます。
何年かぶりにテニスを再開したのですが、サービスだけ思い出せず、いろいろ悩んでいるうちに、最近入れなくてはと思うと練習の段階でも、どう体をうごかしていいかすら、分からなくなってしまいます。手首だけでも固定しようと思っても、変なところで力が抜けたり、自分の体がコントロールできません。あまり頭で考えすぎず、体の流れや自分のリズムで、と担当コーチにアドバイスされていますが、トスの位置、ラケットの担ぎ方、ジャンプのタイミングなど、雲をつかむ感じで、自分のサービスというものがどんなものかが、よく分からなくなっています。どこから、とっかかればいいのでしょうか?メンタルな部分もかなり問題有りだと思いますが、技術的にどこから始めればいいのでしょうか? ここはもう何年かかっても一からやり直そうと腹をくくったので、どうかスタート地点を教えていただけますか?
投稿者 nakazato 2011/07/18 18:28
私の答えです。
左手で右前にトスを上げて、右手で打ちます。
あまりにも簡略ですがこれが必要最小限のサーブです。
とはいったものの、これで終わってはちょっとさびしい。
スライス腕打ちサーブで、どうでしょうか。
腕以外の動作はほとんど使いません。
まずこんなふうに構えて、トスを上げる。
先日、ウィンブルドンで大活躍の土居美咲さんもこんな感じの構えです。
最近はプロでも余計なことはしなくなっています。
そして、前腕とラケットを後ろに倒して
(ラケットヘッドが下向きになるまで垂らしていいです)
上体の右前のほうで斜めの面のまま、ヒット。
そのまま、体の左側に振り切ります。
この辺が上手くできて、欲が出てきたら、こんな構えにして。
『身体を横向きから前向きにする』 動作を加えます。
ありあわせの写真を組み合わせたので、撮影の向きはご勘弁を。
どれも上体の向きは同じで、動かさないと思ってください。
白シャツは打球方向からの絵
黒シャツはスウィング方向からの絵です。
スライスサーブですので、サーバーから見たら
スウィング方向より30度くらい、左に飛んでいくと思います。
それで、もう少し欲が出たら
『ひざのゆっくり屈伸』 を加えたらどうですか。
さてこんな単純なことなんですが
とにかく余計なことは一切排除して簡単にすることです。
少しやっているうちに
上体を前に回すことや、ひざの屈伸などは
必要な分だけ、勝手に加わってくるものです。
むしろ、わざわざ加えないようにするのがコツです。
テニスは簡単なショットでも、決まれば1点です。
3回転半回って、トリプルアクセルサーブをしても1点です。
ホントは、フットフォールトですが。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチのブログ、いつも拝見させてもらっています。
サービスなんですが、どうやらイップスではないかと悩んでいます。
何年かぶりにテニスを再開したのですが、サービスだけ思い出せず、いろいろ悩んでいるうちに、最近入れなくてはと思うと練習の段階でも、どう体をうごかしていいかすら、分からなくなってしまいます。手首だけでも固定しようと思っても、変なところで力が抜けたり、自分の体がコントロールできません。あまり頭で考えすぎず、体の流れや自分のリズムで、と担当コーチにアドバイスされていますが、トスの位置、ラケットの担ぎ方、ジャンプのタイミングなど、雲をつかむ感じで、自分のサービスというものがどんなものかが、よく分からなくなっています。どこから、とっかかればいいのでしょうか?メンタルな部分もかなり問題有りだと思いますが、技術的にどこから始めればいいのでしょうか? ここはもう何年かかっても一からやり直そうと腹をくくったので、どうかスタート地点を教えていただけますか?
投稿者 nakazato 2011/07/18 18:28
私の答えです。
左手で右前にトスを上げて、右手で打ちます。
あまりにも簡略ですがこれが必要最小限のサーブです。
とはいったものの、これで終わってはちょっとさびしい。
スライス腕打ちサーブで、どうでしょうか。
腕以外の動作はほとんど使いません。
まずこんなふうに構えて、トスを上げる。
先日、ウィンブルドンで大活躍の土居美咲さんもこんな感じの構えです。
最近はプロでも余計なことはしなくなっています。
そして、前腕とラケットを後ろに倒して
(ラケットヘッドが下向きになるまで垂らしていいです)
上体の右前のほうで斜めの面のまま、ヒット。
そのまま、体の左側に振り切ります。
この辺が上手くできて、欲が出てきたら、こんな構えにして。
『身体を横向きから前向きにする』 動作を加えます。
ありあわせの写真を組み合わせたので、撮影の向きはご勘弁を。
どれも上体の向きは同じで、動かさないと思ってください。
白シャツは打球方向からの絵
黒シャツはスウィング方向からの絵です。
スライスサーブですので、サーバーから見たら
スウィング方向より30度くらい、左に飛んでいくと思います。
それで、もう少し欲が出たら
『ひざのゆっくり屈伸』 を加えたらどうですか。
さてこんな単純なことなんですが
とにかく余計なことは一切排除して簡単にすることです。
少しやっているうちに
上体を前に回すことや、ひざの屈伸などは
必要な分だけ、勝手に加わってくるものです。
むしろ、わざわざ加えないようにするのがコツです。
テニスは簡単なショットでも、決まれば1点です。
3回転半回って、トリプルアクセルサーブをしても1点です。
ホントは、フットフォールトですが。