2011年07月26日
高いバックも腕を引っ張って
先日、私のレッスンに参加してくれた、Oさんから質問の続き。
昨日はフォアハンドだったが
今日はそのバックハンド部分だ。
本当は質問の文章ではなかったのだが
そこは気になったら、話さずにはおかない私の性格。
以下がそのコメントのバックハンド部分です。
こんにちは18日にお邪魔した参加者O(恐らくAさん)です。
1.バックで高く構える
松原コーチと同じく臆病な性格なので(笑)、バックハンドのテイクバックはインパクトの形のまま小さく構えて打つようにしていたのですが、「高く構えて振り子打ち」は結構ちゃんと打ててとてもタメになりました。
これまでの「小さく構えてコースを隠す」に加えて「高く構えて相手を止める」を取り入れたいと思います。
・・・ フォアハンド分を省略 ・・・
3.バックの横ぶり
レッスンでバックを練習してて、このブログの絵のような縦振りよりも横振りの意識を持った方がボールに力(引っ張る力)を入れやすく感じました。
結果的にカラダの右側に振りぬいてるような気がしました。
これは今度自分でビデオでも撮ってみて確かめたいと思います。
投稿者 参加者O 2011/07/21 16:24
私の考えです。
加速のメカニズムについてはバックハンドもフォアハンドとかなり似ています。
フォアハンドと同様、スウィングの回転半径を小さくしていけば加速します。
しかし、この回転半径を小さくする方法がフォアハンドとちょっと違うのです。
フォアハンドでは腕を曲げていくことにより小さくします。
バックハンドでは、上体を回すことにより右肩が後ろに移動し
腕が上体に近づくことにより回転半径を小さくすることができるのです。
こうするといかにも腰が入ったパワフルなショットになるのです。
(本当は腰じゃないのですが)
もちろん腕にも、スウィングスピードに比例し、しっかり力がかかります。
Oさんの力が入る感じはたぶんこのことだろうと思います。
縦振りだけですと、勝手にスピードが出ちゃう
横振りのように、自分で力を入れたように感じないのです。
そうだ、横振り加速といえばこの人、エナンのリターン
動画と連続写真で肩の回転による引張りを味わってください。
右肩の引きこみ、見事でしょう。
さて、腕に力が入って、ひっぱり感のある打ち方としてはこれでいいのですが
トップスピンの問題があります。
こすり上げて、トップスピンをかけるためには縦振りの要素も必要になります。
高いテイクバックからの落としていくことによる勢いも無視できません。
ですから、高い打点のときも振り出しのきっかけを作るためにも
高めに構え、縦振りで振り始めることをおすすめします。
そして高い打点なら
あまり落とさないうちに肩を引きながら、横ぶりにする。
低い打点なら
そのまま、しっかり落としてトップスピンにすればいいのではないでしょうか。
高い打点で、縦振りだけでは打てませんし
低い打点では、縦振りの要素がないと無理があります。
打点は自分で決められるとは限りませんので、両方のミックスが必要になります。
それと、片手バック、トップスピンの習得の仕方ですが
1、まず、力の入れやすい低い打点で、縦振りで打てるようにする。
2、ある程度打てるようになってから、横振りの要素を入れていき
だんだん高い打点でも打てるようにしていく。
という順序がいいと思います。
昨日はフォアハンドだったが
今日はそのバックハンド部分だ。
本当は質問の文章ではなかったのだが
そこは気になったら、話さずにはおかない私の性格。
以下がそのコメントのバックハンド部分です。
こんにちは18日にお邪魔した参加者O(恐らくAさん)です。
1.バックで高く構える
松原コーチと同じく臆病な性格なので(笑)、バックハンドのテイクバックはインパクトの形のまま小さく構えて打つようにしていたのですが、「高く構えて振り子打ち」は結構ちゃんと打ててとてもタメになりました。
これまでの「小さく構えてコースを隠す」に加えて「高く構えて相手を止める」を取り入れたいと思います。
・・・ フォアハンド分を省略 ・・・
3.バックの横ぶり
レッスンでバックを練習してて、このブログの絵のような縦振りよりも横振りの意識を持った方がボールに力(引っ張る力)を入れやすく感じました。
結果的にカラダの右側に振りぬいてるような気がしました。
これは今度自分でビデオでも撮ってみて確かめたいと思います。
投稿者 参加者O 2011/07/21 16:24
私の考えです。
加速のメカニズムについてはバックハンドもフォアハンドとかなり似ています。
フォアハンドと同様、スウィングの回転半径を小さくしていけば加速します。
しかし、この回転半径を小さくする方法がフォアハンドとちょっと違うのです。
フォアハンドでは腕を曲げていくことにより小さくします。
バックハンドでは、上体を回すことにより右肩が後ろに移動し
腕が上体に近づくことにより回転半径を小さくすることができるのです。
こうするといかにも腰が入ったパワフルなショットになるのです。
(本当は腰じゃないのですが)
もちろん腕にも、スウィングスピードに比例し、しっかり力がかかります。
Oさんの力が入る感じはたぶんこのことだろうと思います。
縦振りだけですと、勝手にスピードが出ちゃう
横振りのように、自分で力を入れたように感じないのです。
そうだ、横振り加速といえばこの人、エナンのリターン
動画と連続写真で肩の回転による引張りを味わってください。
右肩の引きこみ、見事でしょう。
さて、腕に力が入って、ひっぱり感のある打ち方としてはこれでいいのですが
トップスピンの問題があります。
こすり上げて、トップスピンをかけるためには縦振りの要素も必要になります。
高いテイクバックからの落としていくことによる勢いも無視できません。
ですから、高い打点のときも振り出しのきっかけを作るためにも
高めに構え、縦振りで振り始めることをおすすめします。
そして高い打点なら
あまり落とさないうちに肩を引きながら、横ぶりにする。
低い打点なら
そのまま、しっかり落としてトップスピンにすればいいのではないでしょうか。
高い打点で、縦振りだけでは打てませんし
低い打点では、縦振りの要素がないと無理があります。
打点は自分で決められるとは限りませんので、両方のミックスが必要になります。
それと、片手バック、トップスピンの習得の仕方ですが
1、まず、力の入れやすい低い打点で、縦振りで打てるようにする。
2、ある程度打てるようになってから、横振りの要素を入れていき
だんだん高い打点でも打てるようにしていく。
という順序がいいと思います。