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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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回答ありがとうござい…
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ピリオダイゼーション

プレーの調子は、1年間に3回から4回、ピークにもっていくことができる。  ピース

常に絶好調を維持していられればいちばんいいのだが
本当に研ぎ澄まされた、絶好調状態はせいぜい1~2週間くらいしか続かない。

まして、大事な大会が終われば疲労し、ショットも調子も微調整が必要になり
回復するためにも調子を落とさざるを得ない。  あれー?


1、調子が上がっていく時期があり

2、好調な時期が来る

3、調子が落ちてしまう時期が来てしまい

4、いちばん底の時期を迎える

  これを年間に3~4回繰り返す。


たとえば選手は、オリンピックが10月にあるとすると

7月ごろには、スローな持久的なトレーニングなどを多くして
わざと調子を底に持っていく。
基本ショットの再確認などもこの時期に行う。

8月中ごろからパワー強化の練習、ついで早い動きのを多くしていき

9月後半にはよりスピード重視、そして実戦練習を中心にする。

10月、いよいよ、絶好調、金メダルと相成る。  ナイス!


テニスでも、こうやって重要な大会にあわせてトレーニングメニューを組む。

USオープン、オーストラリアンはよい。
前後に重要な大会がないので、ここだけにピークを持っていけばいいのだ。

問題はフレンチとウィンブルドン。
大会期間が2週間ずつと、あいだが2週間で
通常、6週間もピークを維持することはできない。  悪だくみ

しかもサーフェスが大違い。

仕方ないので
どちらか、苦手なサーフェスのほうにピークを持って行き
得意なほうは、どんなに不調でも勝てる実力差をつけておくしかない。  びっくり


去年までのナダルなら出来たのだけれど
今年は怪我をしたりして、そこまでの余力は無かったのだろう。


しかしそうしてみると

昨年暮れからずうっと好調を維持している、ジョコビッチ

人間じゃないのか、フレンチが底だったのか、恐るべき底力。  ナイス!



試合等 | 投稿者 松原コーチ 17:52 | コメント(1) | トラックバック(0)