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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアハンド深さの打ち分け

『makotasu』 さんからフォアハンドの質問をいただきました。

以下がそのコメント全文です。


マイク 松原コーチ

いつも楽しく拝見させて頂いております。

さて、本日はフォアハンドのトップスピンストロークにおける短い球/深い球の打ち分け方について、ご教示頂ければと思っております。

相手から浅い球が返球され、それを短くコートに収める場合には、肘を支点としたコンパクトなワイパースイングを心がけております。一方、相手からの深い球を深く返す際には、肩を支点とした前方に大きく楕円を描くような大きなワイパースイングを心がけております。

フォアハンドのトップスピンストロークにおいて、短い球/深い球を打ち分ける方法として、上記のようなやり方は果たして適切でしょうか?(肘支点や肩支点の意識は果たして正しい意識でしょうか?)

また、他にも有効なやり方がありましたら、ぜひともご教示下さいませ。

今回もなにとぞ、よろしくお願いいたします。
投稿者 makotasu 2011/07/27 09:34






私の答えです。

スマイル Makotasu さんの打ち分け方、かなり、正しいのではないでしょうか。

これで打ち分けることが出来ると思います。


短く打つ時は肘を支点にするよう、小さく引き込んで、低くフィニッシュ。

深く打つ時は大き目のフォローになる。


しかし、あくまでも大きく遠くに引いて、フィニッシュで調節するのがいいと思います。

最初から肘中心のスウィングでは勢いがちょっと足りません。
やはり大きい、遠目のテイクバックから引っ張り込むことにより
すごい勢いと、短く打つのを両立できるのだと思います。  ナイス!


じゃあ、深く打つほうですが
やはり勢いと深さ両方ほしいですよね。

やはり大きく遠めに引いて、フィニッシュは引っ張り込むと、勢いが出ますよね。  あれー?

でもこれじゃあ、短いのと一緒?

少し上に向かって打ちましょう。

ネットの上を高めに超えれば深く飛んでいきます。  ワハハ

インパクト付近でスウィングを上向きにし
短く打つ時よりも、インパクト後の最高位置をに高目にします。

そして左脇に一気に引っ張りこみます。

これで強いのと深いのが両立します。  ピース


プロは深く打つ時も腕を引っ張り込んで
左脇にフィニッシュしてますよね。



さてもうひとつ、深く打つ方法。

回転量を減らすのです。

フラットに打てば、ネットの少し上を鬼のようなボールが深く飛んでいきます。 悪だくみ


この3種類、プラス、トップスピンロブ。

コースも深さもフルスウィングで自在に打ち分けたら、あなたもプロです。  ナイス!



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 17:31 | コメント(4)| トラックバック(0)
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コメント
松原コーチ

早速のご回答、誠にありがとうございました!
コーチのお言葉で自信を持って打ちに行けると思います。

おっしゃるようないろいろな打ち分けをしたいのはやまやまなのですが、まずは1つずつ、まずは短い球と深い球の打ち分けを究めてみたいと思います。

重ねて、ありがとうございました。
投稿者 makotasu 2011/07/29 21:29
松原コーチ、こんにちは!
今日はボールを押すということについて教えていただきたく思います。

私のパートナー(16歳下)は豪打の持ち主ですが、どうも私と打ち方が根本的に違うようなのです。

具体的にフォアのことなのですが、私はスウィング自体でボールを飛ばす(素振りして、たまたまそこにボールがあるような)感覚なのですが、パートナーはインパクトまでは適当、しかしそこからグイ~ッとボールを押して飛ばしてんるんだそうです。

これは、前にコーチが言っていた、ボルグが大げさなほどのフォロースルーといってられたことと同じことなのでしょうか?

パートナーの打ち方は、ものすごく力が入りそうで、私にはとても真似できそうにないのですが。
投稿者 いわし頭 2011/07/30 13:24
蛇足になりますが、少し続きを書かせてください。

パートナーの彼は、両手バックでも同じ打ち方をしていたらしく、インパクトでグッと腰を入れてそこから押し出す。それをやっていて、ギックリ腰になったと。それ以来は腰を入れたスウィングはできなくなったそうです。

腰を入れたスウィングというのも、私には理解ができないのです。
捻ったものを、元に戻す力(プレストレッチ?)くらいなら分かるのですが・・・。併せてお考えをいただければ嬉しいです。
投稿者 いわし頭 2011/07/31 05:56
私は深さの調節を、インパクト時のラケット面の
意識の持ち方で打ち分けをしています。

深いボールを打つときはラケットヘッドに意識を置き、
短いボールを打つときはラケット面の下部(スロート部分)に
意識をおきます。

結果としては、松原コーチがおっしゃるようなフィニッシュの大きさが変わる
のですが、フィニッシュの大きさを意識すると私の場合、小手先になって
しまうので。。

ストロークのアウトが多いときなんかも、ラケット面の下部分に意識を
置いてインパクトするとボールがコートに収まりやすく感じます。

投稿者 ヒゲおやじ 2011/07/31 10:03
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