2011年07月17日
フォア基本中の基本
フェドカップ、ワールドグループ2のプレーオフ
日本対アルゼンチン(兵庫/ブルボンビーンズドーム、ハード)
本日、森田あゆみさんが勝ち、3勝目。
無事にワールドグループ2に復帰が決まりました。
男子のデビスカップに続き、おめでとうございます。
日本の若手プレーヤの頑張りに実績がついてきたようで
ぜひ、新たなテニスブームのさきがけになって欲しいと思います。
活躍の錦織、森田、土居の3選手は皆、素晴らしいフォアハンドの持ち主です。
一方、ヨーロッパのスウェーデンオープン
男子シングルスで地元のソデルリングが優勝しました。
ソデルリングといえばフォアハンドの強打。
錦織のコンパクトなパンチフォアとくらべて、大きな滑らかなフォームで
フォアハンド、対極の二人と言っていいと思います。
ソデルリングのフォアハンドは私が教科書と考えているような基本的なフォーム
面を作って、弧を描いて引き、そのまんま、味付け無しにぶん殴ります。
じつは私自身の打ち方もこの系統で
少し、古典的かなと思っていましたので
最新流行に復帰したようで、彼が活躍するととっても嬉しいのです。
私が説明しているフォアはこれだと思って、ぜひ観てください。
さて、フォアハンドに、『ゆっき』 さんから質問をいただいていました。
今日、以前のブログに同様の説明を見つけたので
取り消して欲しいと、再度コメントがはいったのですが
基本的なことは何度説明してもいいので、あえて、出させていただきました。
以下が、そのコメントの全文です。
フォアハンドのエラーが多くて困っております。どうかご教示願います。
「フォアの引きは脇を空けて」とありますが、スイングも脇は空けるでよろしいでしょうか?エラーを少なくする目的でスイングをコンパクトにしようと考え、テイクバックを小さく、スイングも脇を閉めて打っていたのですが、どうも、やはり試合になりとエラーが多くて、結局、ビビッてバックハンドに回り込んだりしています。よろしくお願いします。
投稿者 ゆっき 2011/07/15 22:41
私の答えです。
フォアハンドは腕のスウィングが大切で
うんと低い打点意外は、腕を持ち上げて
つまり脇を空けなくては打てません。
無理に脇を占めるとスウィングが不自然になり、エラーの原因になります。
打点が低くなれば、腕が下がりますので、自然に脇は閉まってきます。
さてフォアハンドを安定させるための基本中の基本ですが、2つです。
1、 インパクトの手首の形とラケット面をしっかり作り
凹型の弧を描いて、その形のまま引き、そのままの形で打つ。
2、上体を垂直にする。
ラケット面が正確に出来て、そのスウィングの軸がまっすぐなら
狂いようがないでしょ、ということです。
もう一つヒント。
3、インパクトで前向きになりましょう。
これは安定性にも少し関係しますが、むしろ、いい当たりのための基本です。
この3つがフォアハンドでいちばんの重要項目です。
ソデルリングをぜひ見てください。
日本対アルゼンチン(兵庫/ブルボンビーンズドーム、ハード)
本日、森田あゆみさんが勝ち、3勝目。
無事にワールドグループ2に復帰が決まりました。
男子のデビスカップに続き、おめでとうございます。
日本の若手プレーヤの頑張りに実績がついてきたようで
ぜひ、新たなテニスブームのさきがけになって欲しいと思います。
活躍の錦織、森田、土居の3選手は皆、素晴らしいフォアハンドの持ち主です。
一方、ヨーロッパのスウェーデンオープン
男子シングルスで地元のソデルリングが優勝しました。
ソデルリングといえばフォアハンドの強打。
錦織のコンパクトなパンチフォアとくらべて、大きな滑らかなフォームで
フォアハンド、対極の二人と言っていいと思います。
ソデルリングのフォアハンドは私が教科書と考えているような基本的なフォーム
面を作って、弧を描いて引き、そのまんま、味付け無しにぶん殴ります。
じつは私自身の打ち方もこの系統で
少し、古典的かなと思っていましたので
最新流行に復帰したようで、彼が活躍するととっても嬉しいのです。
私が説明しているフォアはこれだと思って、ぜひ観てください。
さて、フォアハンドに、『ゆっき』 さんから質問をいただいていました。
今日、以前のブログに同様の説明を見つけたので
取り消して欲しいと、再度コメントがはいったのですが
基本的なことは何度説明してもいいので、あえて、出させていただきました。
以下が、そのコメントの全文です。
フォアハンドのエラーが多くて困っております。どうかご教示願います。
「フォアの引きは脇を空けて」とありますが、スイングも脇は空けるでよろしいでしょうか?エラーを少なくする目的でスイングをコンパクトにしようと考え、テイクバックを小さく、スイングも脇を閉めて打っていたのですが、どうも、やはり試合になりとエラーが多くて、結局、ビビッてバックハンドに回り込んだりしています。よろしくお願いします。
投稿者 ゆっき 2011/07/15 22:41
私の答えです。
フォアハンドは腕のスウィングが大切で
うんと低い打点意外は、腕を持ち上げて
つまり脇を空けなくては打てません。
無理に脇を占めるとスウィングが不自然になり、エラーの原因になります。
打点が低くなれば、腕が下がりますので、自然に脇は閉まってきます。
さてフォアハンドを安定させるための基本中の基本ですが、2つです。
1、 インパクトの手首の形とラケット面をしっかり作り
凹型の弧を描いて、その形のまま引き、そのままの形で打つ。
2、上体を垂直にする。
ラケット面が正確に出来て、そのスウィングの軸がまっすぐなら
狂いようがないでしょ、ということです。
もう一つヒント。
3、インパクトで前向きになりましょう。
これは安定性にも少し関係しますが、むしろ、いい当たりのための基本です。
この3つがフォアハンドでいちばんの重要項目です。
ソデルリングをぜひ見てください。
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