2011年07月08日
強烈なフォアハンド
『ヒゲおやじ』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチさま
お世話になります。
先日、某区民大会で日本ランキング200位くらいの選手の
フォアハンドを見ましたが、打球音がまさに破裂音。
そして、フラットサーブかと思うようなスピードのボールが
飛び出していました。
一般プレーヤーレベルのボレーではラケットが
弾かれまくってました。
どちらかと言えば細マッチョ体型からあの強烈なインパクト音と
ボールスピードがどうしてでるのか?と疑問になってしまいます。
もちろん、筋力でボールを飛ばすものではないことは理解している
つもりですし、スピードボールを打つテニスを目指す年齢でもないの
ですが。。。ちょっと羨ましく思いました。
ラケットは松原コーチと同じヨネックスのVコアだったと思いますが
どフラットで叩けばあんな音がでるものなのでしょうか?
破裂音がでるようなフォアハンドを打つコツなどの
アドバイスいただけたらと思います。
投稿者 ヒゲおやじ 2011/07/04 17:09
私の答えです。
破裂音がするには、球質はフラットでしょうね。
スピンがいっぱいかかれば、音はかすれ気味になります。
当りをよくするというのは、つまり、スウィングスピードが速いということです。
スウィングスピードを速くするために必要なのは
1、インパクトでしっかり前を向くこと。
2、体重移動を前後方向にも回転方向にもインパクト時、しっかりブロックすること。
3、アウトサイドインのスウィングで利き腕を引っ張り込むこと。
この3つが基本技術として必要です。
これプラス、今日は隠し味をひとつ披露します。
スウィングスピードのピークをインパクト後、1mくらいのところに持っていくこと。
インパクトで最高速度に持っていくと考えるのが普通ですが
これだと、インパクトのスピードが速くならない。
インパクト後も加速し続けるつもりだと
結果的にインパクトスピードがさらに上がるのです。
インパクトまでは振り子に逆らわずにゆったり振って
インパクト後、フィニッシュまでを力を入れて振りぬくのです。

この感じで振りぬいた、フェデラーのスウィングを見てください。
これがその動画と連続写真。
インパクト後も上体の左腹横まで振り切るスウィングの大きさをよく観てください。
以下がそのコメントの全文です。

お世話になります。
先日、某区民大会で日本ランキング200位くらいの選手の
フォアハンドを見ましたが、打球音がまさに破裂音。
そして、フラットサーブかと思うようなスピードのボールが
飛び出していました。
一般プレーヤーレベルのボレーではラケットが
弾かれまくってました。
どちらかと言えば細マッチョ体型からあの強烈なインパクト音と
ボールスピードがどうしてでるのか?と疑問になってしまいます。
もちろん、筋力でボールを飛ばすものではないことは理解している
つもりですし、スピードボールを打つテニスを目指す年齢でもないの
ですが。。。ちょっと羨ましく思いました。
ラケットは松原コーチと同じヨネックスのVコアだったと思いますが
どフラットで叩けばあんな音がでるものなのでしょうか?
破裂音がでるようなフォアハンドを打つコツなどの
アドバイスいただけたらと思います。
投稿者 ヒゲおやじ 2011/07/04 17:09
私の答えです。

スピンがいっぱいかかれば、音はかすれ気味になります。
当りをよくするというのは、つまり、スウィングスピードが速いということです。

スウィングスピードを速くするために必要なのは
1、インパクトでしっかり前を向くこと。
2、体重移動を前後方向にも回転方向にもインパクト時、しっかりブロックすること。
3、アウトサイドインのスウィングで利き腕を引っ張り込むこと。
この3つが基本技術として必要です。
これプラス、今日は隠し味をひとつ披露します。

スウィングスピードのピークをインパクト後、1mくらいのところに持っていくこと。

インパクトで最高速度に持っていくと考えるのが普通ですが
これだと、インパクトのスピードが速くならない。
インパクト後も加速し続けるつもりだと
結果的にインパクトスピードがさらに上がるのです。

インパクトまでは振り子に逆らわずにゆったり振って
インパクト後、フィニッシュまでを力を入れて振りぬくのです。


この感じで振りぬいた、フェデラーのスウィングを見てください。
これがその動画と連続写真。
インパクト後も上体の左腹横まで振り切るスウィングの大きさをよく観てください。

まさにボールをつぶして打つというのは、あーいうのをいうんですねー。
さて、わたしもサーブにせよ、ストロークにせよ、スイングスピードをあげてボールをつぶして打ちたいと思うのですが、うまくいくのはごくまれです。
コンスタントにスイングスピードを上げ、ボールをつぶして打っていくには、何か工夫があるのでしょうか。
インパクト後にスイングスピードをピークに持っていくのに加え、スイングスピードそのもののコンスタントな向上のヒントがあれば教えていただけるとさいわいです。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます
スイングスピードそのもののコンスタントな向上のヒントが
インパクト後の振り抜きです
インパクト前にしっかり前向きになり
腕に力を入れて
だまされたと思って
一気に振り切ってみてください。
失礼ながら私の勝手なイメージですが、松原コーチはこういうことを言うタイプではなかったような気がします。
むしろ「インパクト後に速くなろうが既に飛び出したボールには何も伝わらないし、
それにどう見てもインパクト後の前方に1mものスイング空間はありえません」くらい言いそうかなと(笑)
私の感覚では従来のイメージでインパクト後に最速にできたとしても、
それなら新しいイメージの最速部分でインパクトしたくなってしまうと思うんですよね。
インパクト後に最速というのは打球方向ではないということなら納得ですが。
実際に重さを無視できるボールで計測するとインパクト後が最速らしいですね。
ただ狙いの方向に対して最速になるのはやはりインパクトなのでは?と思います。
隠し味ありがとうございます。
先日某雑誌でストレートアーム(フェデラー打ち)の特集をやってました。
最近、調子の良いときは、自分の打ち方が自然にこの形に
変化してきているように思うのですが、この打ち方をする際の
内部意識がまさに松原コーチの隠し味の感覚です。
打点を普段よりも前にして、更にインパクトの先(私の内部意識は50センチくらい先)が
トップスピードとなるようにボールを潰しにいく感覚で打つとバスンという打球感で
ボールが飛び出します。
この感覚でボールを打っているときは、力みたくても力めないのです。
ラケットヘッドの重さで腕が勝手に振られていく感じになります。
実は、私が出したい破裂音はもっと高音なのですが、これはガットの素材や
テンションによるものなのかも知れませんが、内部感覚は様々ですが、
こんな感じで宜しいのでしょうか??