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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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少し高めのバックハンド

『龍之介』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんにちは。
また、一つお聞きしたいのですが、
バックハンド(シングル)のフラットもしくはドライブで打つ場合なのですが、
私は、ひざ下位の高さが一番安定して打つことができます。
ただ、通常の人が打ちやすいとされる腰の高さ位のボールが、結構苦手なのです。
ボールの高さによって、打ち方のコツなどがあれば、教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

投稿者 龍之介 2011/02/17 16:41





私の答えです。

スマイル 「通常の人が打ちやすいとされる腰の高さ位のボール」 というのは誤解だと思います。

たいていの人はあなたと同じ、低めのボールの方が打ちやすいと思っています。  うるせー
まあ、膝下というのはちょっと低いかもしれませんが。

腰の高さでらくらく打っている人はかなりのレベルの人です。  悪だくみ
  

片手バックのスウィングは、基本的に縦振り
つまりゴルフのようなスウィングだと思えば分かりやすいと思います。
ですから、低い打点で打つのが楽なのです。

進歩していく過程としては
まず低くてもいいからしっかり触れるようにする。
ここでバックをしっかり、力強く振る感覚を見につけます。 ナイス!

次に少しづつ、打点を上げていきます。

つまり少し横降りの要素を付け加えていくのです。

横振りのうまい人の例を出しましょう。

エナン動画と連続写真です

最初にラケットを立てて、縦振りで始まるところに注目。 ピース

次に、4コマ目から6コマ目まで肩を回しています。
これにより、右肩をひきつけて回転半径を小さくし
スウィングスピードをあげると同時に
ラケットヘッドを高く持ち上げているのです。   パンチ

つまり高めの打点と速いスウィングとを同時に獲得しているのです。  ナイス!

  (これってもしかしたら未発表の最新理論かもしれません) びっくり

まあいいか  ガハハ


男子プロとエナンはこれにより胸の高さくらいまで打ちます。

一般の人でも、ちょっとうまく使えば、腰の少し上まで打てると思います。     ナイス!




バックハンド | 投稿者 松原コーチ 22:40 | コメント(1)| トラックバック(0)
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コメント
こんにちは、いつも楽しく読ませてもらっています。

13歳の男子ジュニアの父親です。

どこのジュニアのアカデミーのコーチも、また、ネットでのジュニア育成コーチのブログでも、『12歳まで、全てのショットを身に付けることが大事』と主張されています。元をたどると、JTAのS級エリートコーチ講習会での講習内容らしいのですが・・・

これは、具体的にはどういう意味でしょう?

うちの子もそうですが、スクールでは、全てのショットを練習させられるのは以前も今も同じだと思いますが、それとは違ったことでしょうか?

もし、そうなら、具体的にどうすれば、そう(=12歳までに全てのショットを身に付ける)なりますか?
投稿者 なのはテニス 2011/02/21 13:05
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