2011年02月02日
顔を真っ直ぐにし残す
昨日のブログで、サフィンの高い打点の動画と連続写真のリンク先が間違っていました。
普通の打点へのリンクと共通になっていました。
直しましたのでお暇な方は昨日のもぜひもう一度みてください。
高さの違うボールに対する引き方の違いです。
ぼのさんご指摘、ありがとうございます。
さて、 『いわし頭』 さんから、打球時に顔を残すことについて質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんばんは!
いつも質問にお答えいただき有難うございます。
さて、また一つ、兼ねてからの疑問をお願いいたしたく思います。
それは、「インパクトに顔を残す」ということです。
私がテニスを始めた頃、先輩が教えてくれたことですが、私はフォアハンドストローク、ボレー等の調子が悪くなると、「足が止まってないか」「顔を残して、しっかりスウィングしてるか」をチェックしています。
「足を止めない」ということに気がついたのは、このブログで教えていただいた効果の一つだと思っています。(特に風の強いとき、スマッシュを打つ時など)
しかし、「顔を残す」というのは、感覚的にやっていることで、なぜそうするのか、どこの本にも定かには書いていないように思います。
フェデラーがインパクト時にラケット面の後方からインパクトを見ている写真はよく見ますが・・・。
しかし、(ストロークにしろボレーにしろ)効果は確かにあるのです。素人考えながら、「体に開き、軸のブレ等の関係かな?」くらいは思いますが・・・。
(兼ねてからの疑問)攻めで恐縮ですが、お時間のある時、また、よろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/01/30 01:10
わたしの答えです。
これまでにも何度かお話しましたが
ボールを打つときに、インパクトまでは見ません。
顔はそちらを向きますが、眼は当たる前に自分の打球方向を向いていると思います。
これはプロの選手もみな同じだと思います。
インパクトまで見ようとすると
かえって振り遅れたり、真ん中をはずすことになったりするのです。
ですからボールを見るためという理由で顔を残す必要はないと思います。
ただ、顔が動くと自分にとっては地球が全部動くことになるかもしれません。
テニスコートの座標の中心に自分が居り
それは頭の位置であり、目の位置なのです。
顔の向きを変えたり、目の位置が動いたりすると
相対的にテニスコートや地球が動き
『ここはどこ、私は誰?』 ということになります。
そうゆう意味で、インパクト後も顔を残すということは大切なことだと思います。
また、目だけでボールを追えるように
顔を横向きにしすぎないことも大切ですので、そちらもあわせて注意しておくといいと思います。
横を向きすぎれば、顔がボールを追って動いちゃうわけです。
それと頭が動くことにより上体の向きが影響を受けることも考えられます。
かなり縦方向のスウィング要素の強いゴルフでヘッドアップしないようにというのは
この理由かもしれません。
テニスでもありうることですね。
それともうひとつ、顔の向きについては特に気にしてほしいことがあります。
頭をまっすぐに立てることです。
頭を曲げると方向感覚や距離感などが取れなくなります。
一度実験してみてください。
サービスラインの少し内側に立ち、ロ-ボレーを打つつもりになってみてください
インパクトで止まり、そこから頭の向きを変えて、景色を見てみます。
頭をまっすぐにすると、ネットを越して打ち込むボレーの高さや距離感などが感じ取れると思います。
次に、頭を傾けて同じことをしてみてください。
ボレーの打ち出す高さも距離感も感じ取れない自分に気がつくと思います。
頭はしっかり立てましょう。
これはボレーのみならず、ストロークでのランニングショットやスマッシュなどでも同じです。
普通の打点へのリンクと共通になっていました。
直しましたのでお暇な方は昨日のもぜひもう一度みてください。
高さの違うボールに対する引き方の違いです。
ぼのさんご指摘、ありがとうございます。
さて、 『いわし頭』 さんから、打球時に顔を残すことについて質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんばんは!
いつも質問にお答えいただき有難うございます。
さて、また一つ、兼ねてからの疑問をお願いいたしたく思います。
それは、「インパクトに顔を残す」ということです。
私がテニスを始めた頃、先輩が教えてくれたことですが、私はフォアハンドストローク、ボレー等の調子が悪くなると、「足が止まってないか」「顔を残して、しっかりスウィングしてるか」をチェックしています。
「足を止めない」ということに気がついたのは、このブログで教えていただいた効果の一つだと思っています。(特に風の強いとき、スマッシュを打つ時など)
しかし、「顔を残す」というのは、感覚的にやっていることで、なぜそうするのか、どこの本にも定かには書いていないように思います。
フェデラーがインパクト時にラケット面の後方からインパクトを見ている写真はよく見ますが・・・。
しかし、(ストロークにしろボレーにしろ)効果は確かにあるのです。素人考えながら、「体に開き、軸のブレ等の関係かな?」くらいは思いますが・・・。
(兼ねてからの疑問)攻めで恐縮ですが、お時間のある時、また、よろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/01/30 01:10
わたしの答えです。
これまでにも何度かお話しましたが
ボールを打つときに、インパクトまでは見ません。
顔はそちらを向きますが、眼は当たる前に自分の打球方向を向いていると思います。
これはプロの選手もみな同じだと思います。
インパクトまで見ようとすると
かえって振り遅れたり、真ん中をはずすことになったりするのです。
ですからボールを見るためという理由で顔を残す必要はないと思います。
ただ、顔が動くと自分にとっては地球が全部動くことになるかもしれません。
テニスコートの座標の中心に自分が居り
それは頭の位置であり、目の位置なのです。
顔の向きを変えたり、目の位置が動いたりすると
相対的にテニスコートや地球が動き
『ここはどこ、私は誰?』 ということになります。
そうゆう意味で、インパクト後も顔を残すということは大切なことだと思います。
また、目だけでボールを追えるように
顔を横向きにしすぎないことも大切ですので、そちらもあわせて注意しておくといいと思います。
横を向きすぎれば、顔がボールを追って動いちゃうわけです。
それと頭が動くことにより上体の向きが影響を受けることも考えられます。
かなり縦方向のスウィング要素の強いゴルフでヘッドアップしないようにというのは
この理由かもしれません。
テニスでもありうることですね。
それともうひとつ、顔の向きについては特に気にしてほしいことがあります。
頭をまっすぐに立てることです。
頭を曲げると方向感覚や距離感などが取れなくなります。
一度実験してみてください。
サービスラインの少し内側に立ち、ロ-ボレーを打つつもりになってみてください
インパクトで止まり、そこから頭の向きを変えて、景色を見てみます。
頭をまっすぐにすると、ネットを越して打ち込むボレーの高さや距離感などが感じ取れると思います。
次に、頭を傾けて同じことをしてみてください。
ボレーの打ち出す高さも距離感も感じ取れない自分に気がつくと思います。
頭はしっかり立てましょう。
これはボレーのみならず、ストロークでのランニングショットやスマッシュなどでも同じです。