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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ファアの緊急スライス

『キャプ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんばんわ。
いつもブログを楽しく拝見しております。

ひとつお尋ねしたいことがあります。
プロの選手が、フォア側遠くに追い出されたときに、ラケットをかなり振ってスライス回転をかけて返球している場面を良く見ます。
この打ち方はアマチュアでも出来るものなのでしょうか? またそのコツなどあったら教えていただけないでしょうか?

お時間があるときに回答お願いします!!
投稿者 キャプ 2011/02/11 22:04




私の答えです。

スマイル 確かによく見かけますね。

まず、前提として、どうゆう時に使うのかというと
遠くに振られて、ぎりぎりで追いついた場合
あまりにもぎりぎりすぎて
厚めのグリップでは打てそうも無い
コンチかもっと薄い、バックハンドイースタンくらいのグリップなら何とか届く びっくり
という場合に使います。

この場合、なんとしてもネットを越すというのが一番の目標になります。
つまり、飛びすぎたらどうしようという発想は無いのです。

これっきゃないので、やるっきゃない。  うるせー


技術的には
ヘッドスピードを確保するために
スライスサーブのような腕使い、面使いをするのです。

それでもたりなそうなときは
通常タブーとされる、手首の固定もやめます。  うるせー

ラケットヘッドをムチのように使います。   

上から切り下ろし
インパクト前に腕の動きを止めます
この止まった勢いでラケットヘッドを走らせるのです。

「ジョリ」 っと当たったボールは勢いよく飛んでいくはずです。  ピース



ぎりぎりの遠くで打つこと。

グリップを薄くして、うんと右打点のスライスサーブ感覚で打つ。

この二つをヒントにすれば結構、コントロールもできますよ。


連続写真のいいのがあればわかりやすいのですが
ちょっと見当たらないのでうんと想像力を利かせて読んでください。  ナイス!




スライス | 投稿者 松原コーチ 20:23 | コメント(1) | トラックバック(0)