2011年02月05日
シングルスの攻撃パターン
『龍之介』 さんからシングルスの攻撃パターンについて質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ いつもブログ楽しく参考にさせていただいてます。DVDも2枚持ってます。
ものすごく、アバウトな質問をさせていただいてもよろしいでしょうか。
試合(シングルス)において、戦術は人それぞれだと思うのですが、松原コーチは、ポイント(攻め)のパターンをどのくらい考えて試合に臨まれるものなんでしょうか。
ちなみに私は、ボレーでフィニッシュしたいタイプなので、サーブ&ボレー(サーブはそのとき基本ワイド)、もしくはストロークで左右に振ってボレーくらいの2パターンです。
最近勝ち星にめぐまれていなくて、悩んでおりますので、お忙しいところ恐縮ですが
よろしくお願いいたします。
投稿者 龍之介 2011/02/03 16:40
私の答えです。
私のシングルスでの攻撃パターンですが
一般的なストローク打ち分けの話と
実際の試合でのポイントを考えた段取りの話とで、二通りあります。
まず今日は、一般的な話。
チャンスを作るショットと決め球の2球でのパターンです。![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
私の場合、ほとんどフォアハンドでポイントをとりにいきます。
第1のパターンは
逆クロスのハードヒットで短くさせて、クロスにウィナーを打つ。![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
これがすべての軸になるパターンです。
次が第1パターンの変形
回り込んで逆クロスと思わせて、クロスに引っ張ってウィナー。
3つめは
クロスのハードヒットで短くさせて、ストレートまたはクロスにウィナー。
このクロスで短くならなかったときは自動的に第1パターンにつなげます。
また、クロスの後でバックに短く返ってきたときは
バックのクロスのウィナーか、ドロップショットです。
まあ、大体このようにウィナーを打つつもりでいるわけですが
ウィナーのつもりが決め切れないときもあるわけで
そのときにはボレーを追加したり、
フォアハンドの追加ウィナーが入ったりします。
また攻撃パターンに入るためには
相手の方がどうぞといってくれれば、お言葉に甘えるわけですが
相手有利の打ち合いから始まることもあるわけですから
そのときのしのぎ方やボールの運びが攻撃パターンの中に入ってきます。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
考え出すときりがなくなるみたいですが
実際の試合は必ずサーブとリターンから始まるわけで
そこへ持っていくためのサーブからの段取りや
レシーブの打ち方などがあるわけです。
このサーブからの話、リターンからの話に持っていくと案外単純になります。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
この話は次回のお楽しみということで。
次回は具体的な1本目からの話をします。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
以下がそのコメントの全文です。
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
ものすごく、アバウトな質問をさせていただいてもよろしいでしょうか。
試合(シングルス)において、戦術は人それぞれだと思うのですが、松原コーチは、ポイント(攻め)のパターンをどのくらい考えて試合に臨まれるものなんでしょうか。
ちなみに私は、ボレーでフィニッシュしたいタイプなので、サーブ&ボレー(サーブはそのとき基本ワイド)、もしくはストロークで左右に振ってボレーくらいの2パターンです。
最近勝ち星にめぐまれていなくて、悩んでおりますので、お忙しいところ恐縮ですが
よろしくお願いいたします。
投稿者 龍之介 2011/02/03 16:40
私の答えです。
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
一般的なストローク打ち分けの話と
実際の試合でのポイントを考えた段取りの話とで、二通りあります。
まず今日は、一般的な話。
チャンスを作るショットと決め球の2球でのパターンです。
![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
私の場合、ほとんどフォアハンドでポイントをとりにいきます。
第1のパターンは
逆クロスのハードヒットで短くさせて、クロスにウィナーを打つ。
![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
これがすべての軸になるパターンです。
次が第1パターンの変形
回り込んで逆クロスと思わせて、クロスに引っ張ってウィナー。
3つめは
クロスのハードヒットで短くさせて、ストレートまたはクロスにウィナー。
このクロスで短くならなかったときは自動的に第1パターンにつなげます。
また、クロスの後でバックに短く返ってきたときは
バックのクロスのウィナーか、ドロップショットです。
まあ、大体このようにウィナーを打つつもりでいるわけですが
ウィナーのつもりが決め切れないときもあるわけで
そのときにはボレーを追加したり、
フォアハンドの追加ウィナーが入ったりします。
また攻撃パターンに入るためには
相手の方がどうぞといってくれれば、お言葉に甘えるわけですが
相手有利の打ち合いから始まることもあるわけですから
そのときのしのぎ方やボールの運びが攻撃パターンの中に入ってきます。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
考え出すときりがなくなるみたいですが
実際の試合は必ずサーブとリターンから始まるわけで
そこへ持っていくためのサーブからの段取りや
レシーブの打ち方などがあるわけです。
このサーブからの話、リターンからの話に持っていくと案外単純になります。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
この話は次回のお楽しみということで。
次回は具体的な1本目からの話をします。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)