2011年02月25日
プロのスライスサーブ
『テニス上手くなりたい』 さんの質問に一部答えていませんでした。
以下がコメントの後半、その部分です。
それと、よく雑誌などでプロのスライスと一般のスライスは打ち方が違う、と書かれているのですが、具体的に松原コーチの解説を聞きたいです!
寒さ続きますがご自愛ください。それでは!
私の答えです。
サーバーに4通りあります。
1、 フラットサーブを基調とする人。
2、 スピンサーブを基調とする人。
3、 スライスサーブを基調とする人。
4、 ミラクルサーブを基調とする人。 (前3つに入らない人)
ミラクルにはアンダーサーブから消える魔球までありとあらゆる球種があります。
これはアマチュアの場合です。
男子プロの場合はほぼすべての人が
2番のスピンサーブを基調とする人です。
それは、2ndサーブも強く打ちたいからです。
コースの打ち分けですが (2人とも右利きとして)
バックの側にはスピンサーブとフラットサーブ。
フォアの側にはスライスサーブを使います。
このときに3種類のサーブで構えやトスを変えれば
たちどころに相手に球種がばれます。
球種でコースを変えるので、コースもバレバレになります。
これはプロとしては致命的です。
ですから、構えやトスは原則、変えません。
それで、左右に打ち分けるためには
スピンサーブを基軸にし、通常はこれでバックに入れる。
バックにエース狙いのときは
回転を減らしてスピードに振ったフラットを使う。
フォア側にエース狙いや、ライン外に追い出すときには
スライス風の腕の使い方をして、スピンぽいスライスサーブを使うのです。
それはスライスぽいスピンサーブかも知れず
その区別は特に必要ないのです。
要は、エースになればいいので、勝てばいいのです。
スライス風の腕の使い方、というのは前腕の回内を減らし
ラケットを少し立てて、ボールの右側少し上をヒット
身体の左側にフィニッシュするような使い方です。
参考になる絵がなかなか無いのですが
これはエナンのスライス気味にしたスピンサーブ、動画と連続写真です。
絵に画いたようなスライスサーブではないのですが
腕の使い方が、スピンほどは回内していないのがわかると思います。
以下がコメントの後半、その部分です。

寒さ続きますがご自愛ください。それでは!
私の答えです。

1、 フラットサーブを基調とする人。
2、 スピンサーブを基調とする人。
3、 スライスサーブを基調とする人。
4、 ミラクルサーブを基調とする人。 (前3つに入らない人)
ミラクルにはアンダーサーブから消える魔球までありとあらゆる球種があります。

これはアマチュアの場合です。
男子プロの場合はほぼすべての人が
2番のスピンサーブを基調とする人です。

それは、2ndサーブも強く打ちたいからです。
コースの打ち分けですが (2人とも右利きとして)
バックの側にはスピンサーブとフラットサーブ。
フォアの側にはスライスサーブを使います。
このときに3種類のサーブで構えやトスを変えれば
たちどころに相手に球種がばれます。
球種でコースを変えるので、コースもバレバレになります。

これはプロとしては致命的です。
ですから、構えやトスは原則、変えません。

それで、左右に打ち分けるためには
スピンサーブを基軸にし、通常はこれでバックに入れる。
バックにエース狙いのときは
回転を減らしてスピードに振ったフラットを使う。
フォア側にエース狙いや、ライン外に追い出すときには
スライス風の腕の使い方をして、スピンぽいスライスサーブを使うのです。

それはスライスぽいスピンサーブかも知れず
その区別は特に必要ないのです。
要は、エースになればいいので、勝てばいいのです。

スライス風の腕の使い方、というのは前腕の回内を減らし
ラケットを少し立てて、ボールの右側少し上をヒット
身体の左側にフィニッシュするような使い方です。
参考になる絵がなかなか無いのですが
これはエナンのスライス気味にしたスピンサーブ、動画と連続写真です。
絵に画いたようなスライスサーブではないのですが
腕の使い方が、スピンほどは回内していないのがわかると思います。
