2010年03月05日
バックスライスリターン
『ぼこびっち』 さんから質問のコメントをいただきました。
バックハンドのスライスリターンについての質問です。
以下がそのコメントの全文です。
いつも参考にさせて頂いてます。いつかBHのスライスリターンについてレクチャーしてください。
テニス歴10年になろうかとしていますが、BHのリターンが突出して弱いです。とにかく間に合わない、右足が出ないのでオープンのまま打たされる、特にクロスに飛ばないのでアドサイドはつらいものがあります。コンパクトにと心がけてはいますが、かの王者のビデオをみるとプロのサーブ相手に頭のうしろくらいまでは引いているようにも見えるし、根本的に何か違うのかと・・・迷宮に入り込んでいます。
フォアがウエスタンでグリップチェンジが遅いのが元凶かとも思いますが、なかなかうまくいかず永遠に工事中です。
一般的な傾向と対策についてコメントいただけると幸いです。ちなみにテニスの極意も買ったのでよろしくお願いします。
投稿者 ぼこびっち 2010/03/05 01:28
私の答えです。
テニスの極意も買ったとのことで、毎度ありがとうございます。
さてスライスリターンですが
これは技術的には、バックハンドボレーだと思ってみてください。
ボレーでも速いボールが身体の左側に飛んできたら
足を出す暇がないこともよくあります。
やることは、バックの面で引き、出すだけです。
(もちろん暇があれば踏み込んでくださいね)
そのときに必要なことは手首を固め、先が後ろに引けないようにして腕全体で上にテイクバック。
上体の向きが前に回っていかないよう (開かないよう)
ブロックしながらスウィング。
インパクトで止める様に力を入れます。
これはボレーの写真、テイクバックです。 (ボールが高くくればもっと上に引きます)
そして、インパクト。
ラケットを持った手首の角度が動いていないでしょう。
打点が低いので、その打点自体がここでは前のほうになりますが
高いのならもう少しひきつければいいのです。
そうすれば面が垂直に近くなります。
手首を緩めなければ (先を後ろに引かなければ)
クロスに行かないということはないはずです。
もちろん完全に振り遅れれば別ですが。
テイクバックは大きくてけっこう。
コンパクトにしたほうが、振りにくい、当てにくい。
振るからボールに負けない、タイミングも取りやすい、当てやすい。
しっかり手首、腕、上体、を固め、とにかくしっかりブロック。
上体を開かないようにして、腕はしっかり力んじゃうのがコツです。
そしたら、サーブを想像して、素振り。
(もちろん待っているときはフォアのグリップです)
フォアのグリップが厚いので・・・・・ ということですが
どのグリップでも一緒、どっちみち、1回だけ持ち換えるのです。
その1回を一瞬でできるよう、予行演習しておけばいいだけです。
どうですか、できそうな気がしてきたでしょう。
バックハンドのスライスリターンについての質問です。
以下がそのコメントの全文です。
いつも参考にさせて頂いてます。いつかBHのスライスリターンについてレクチャーしてください。
テニス歴10年になろうかとしていますが、BHのリターンが突出して弱いです。とにかく間に合わない、右足が出ないのでオープンのまま打たされる、特にクロスに飛ばないのでアドサイドはつらいものがあります。コンパクトにと心がけてはいますが、かの王者のビデオをみるとプロのサーブ相手に頭のうしろくらいまでは引いているようにも見えるし、根本的に何か違うのかと・・・迷宮に入り込んでいます。
フォアがウエスタンでグリップチェンジが遅いのが元凶かとも思いますが、なかなかうまくいかず永遠に工事中です。
一般的な傾向と対策についてコメントいただけると幸いです。ちなみにテニスの極意も買ったのでよろしくお願いします。
投稿者 ぼこびっち 2010/03/05 01:28
私の答えです。
テニスの極意も買ったとのことで、毎度ありがとうございます。
さてスライスリターンですが
これは技術的には、バックハンドボレーだと思ってみてください。
ボレーでも速いボールが身体の左側に飛んできたら
足を出す暇がないこともよくあります。
やることは、バックの面で引き、出すだけです。
(もちろん暇があれば踏み込んでくださいね)
そのときに必要なことは手首を固め、先が後ろに引けないようにして腕全体で上にテイクバック。
上体の向きが前に回っていかないよう (開かないよう)
ブロックしながらスウィング。
インパクトで止める様に力を入れます。
これはボレーの写真、テイクバックです。 (ボールが高くくればもっと上に引きます)
そして、インパクト。
ラケットを持った手首の角度が動いていないでしょう。
打点が低いので、その打点自体がここでは前のほうになりますが
高いのならもう少しひきつければいいのです。
そうすれば面が垂直に近くなります。
手首を緩めなければ (先を後ろに引かなければ)
クロスに行かないということはないはずです。
もちろん完全に振り遅れれば別ですが。
テイクバックは大きくてけっこう。
コンパクトにしたほうが、振りにくい、当てにくい。
振るからボールに負けない、タイミングも取りやすい、当てやすい。
しっかり手首、腕、上体、を固め、とにかくしっかりブロック。
上体を開かないようにして、腕はしっかり力んじゃうのがコツです。
そしたら、サーブを想像して、素振り。
(もちろん待っているときはフォアのグリップです)
フォアのグリップが厚いので・・・・・ ということですが
どのグリップでも一緒、どっちみち、1回だけ持ち換えるのです。
その1回を一瞬でできるよう、予行演習しておけばいいだけです。
どうですか、できそうな気がしてきたでしょう。
ぼこびっちさんのご質問を見て「私も同じ悩みだ!!」と思ってしまったので、今度はBHのスピン系リターンについて教えていただければと思います。(ダブルス想定)
私もぼこびっちさんと同じくテニス暦10年になろうかというものですが、アドサイドのBHリターンが大の苦手なのです。
>とにかく間に合わない、右足が出ないのでオープンのまま打たされる、特にクロスに飛ばないのでアドサイドはつらいものがあります。
私もまったく同じ悩みを抱えています。
なるべくフォアで打ちたいために、ややワイド寄りに構えているのも原因の一つかとは思いますが、バックにくるとボールが身体に近くなってしまいます。
スピンサーブなど、変化は大きくても比較的球速の遅いサーブの場合は、右足や肩を入れてしっかり返すことができます。(自分より格上の方のサーブでもそれなりにリターンできます。)
反対に、スライス系の速いサーブは、格下の方のサーブでも「詰まる・振り遅れる」で前衛よりにしか返球できません。
なにかコツがありましたら、是非是非ご伝授ください。
ただ、安定感は増しましたが、なぜか以前よりも少し弾道が低くなったので(結構ネットスレスレ)、多少のブレでネットにかかることが最近の悩みです。
弾道を高くする(ナダルほどじゃないですよ)コツがあれば併せてご教示ください。