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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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バックスライスリターン

『ぼこびっち』 さんから質問のコメントをいただきました。

バックハンドのスライスリターンについての質問です。


以下がそのコメントの全文です。



マイク いつも参考にさせて頂いてます。いつかBHのスライスリターンについてレクチャーしてください。
テニス歴10年になろうかとしていますが、BHのリターンが突出して弱いです。とにかく間に合わない、右足が出ないのでオープンのまま打たされる、特にクロスに飛ばないのでアドサイドはつらいものがあります。コンパクトにと心がけてはいますが、かの王者のビデオをみるとプロのサーブ相手に頭のうしろくらいまでは引いているようにも見えるし、根本的に何か違うのかと・・・迷宮に入り込んでいます。
フォアがウエスタンでグリップチェンジが遅いのが元凶かとも思いますが、なかなかうまくいかず永遠に工事中です。
一般的な傾向と対策についてコメントいただけると幸いです。ちなみにテニスの極意も買ったのでよろしくお願いします。
投稿者 ぼこびっち 2010/03/05 01:28




私の答えです。


スマイル テニスの極意も買ったとのことで、毎度ありがとうございます。

さてスライスリターンですが

これは技術的には、バックハンドボレーだと思ってみてください。

ボレーでも速いボールが身体の左側に飛んできたら

足を出す暇がないこともよくあります。

やることは、バックの面で引き、出すだけです。

  (もちろん暇があれば踏み込んでくださいね)


そのときに必要なことは手首を固め、先が後ろに引けないようにして腕全体で上にテイクバック。

上体の向きが前に回っていかないよう  (開かないよう)

ブロックしながらスウィング。

インパクトで止める様に力を入れます。 筋肉

これはボレーの写真、テイクバックです。 (ボールが高くくればもっと上に引きます)

バックボレーの引き

そして、インパクト。

バックボレーのインパクト

ラケットを持った手首の角度が動いていないでしょう。


打点が低いので、その打点自体がここでは前のほうになりますが

高いのならもう少しひきつければいいのです。

そうすれば面が垂直に近くなります。


手首を緩めなければ  (先を後ろに引かなければ)

クロスに行かないということはないはずです。 筋肉

もちろん完全に振り遅れれば別ですが。


テイクバックは大きくてけっこう。  悪だくみ

コンパクトにしたほうが、振りにくい、当てにくい。

振るからボールに負けない、タイミングも取りやすい、当てやすい。


しっかり手首、腕、上体、を固め、とにかくしっかりブロック。  不満

上体を開かないようにして、腕はしっかり力んじゃうのがコツです。  パンチ



そしたら、サーブを想像して、素振り。

   (もちろん待っているときはフォアのグリップです)



フォアのグリップが厚いので・・・・・  ということですが


どのグリップでも一緒、どっちみち、1回だけ持ち換えるのです。  ワハハ

その1回を一瞬でできるよう、予行演習しておけばいいだけです。



どうですか、できそうな気がしてきたでしょう。  ナイス!


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 20:18 | コメント(3) | トラックバック(0)