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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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片手バックのストレートは

『stone』 さんから、片手バックのストレート打ちについて、質問をいただきました。

グリップはセミウェスタンだそうで、コメントの質問部分は以下のとおりです。


マイク お陰様でフォアハンドストロークは少し良くなってきたのですが、バックハンドストロークがどうしても良い打点で打てません。特にストレート~逆クロスが苦手です。体に近すぎるのですが、思い切って離してみると空振りしたりヘッドをかすったりします。自分では、アウトサイドイン気味のスイングと一時期コーチに言われてオープンスタンスを試していたのが原因ではと思っています。(そのコーチからはバックもスクエア~オープンスタンスで打つようにと言われたのですが、どうも納得いきません。本当でしょうか?)
良い打点を確認し身に付けるための良い練習方法があれば教えて下さい。出来れば一人で練習できる方法をお願いします。

投稿者stone 2010/03/01 22:07




私の答えです。

スマイル 片手バックのスウィングのイメージは縦振りです。
ちょうどいい図が365のプロ技大研究に載っていますのでそちらをみてください。

ちょうどいいのは当たり前、私が担当した、テニスジャーナルの絵と記事なのです。 ワハハ

上級者への道 バックハンド編 上巻  前提の技術 テイクバックとスウィング

というところです。


トップスピンバックのスウィングはこの図のスウィング平面での円運動です。

身体に巻きつけた腕を振りほどくような動きとは違います。

非常に単純なスウィングですから、方角を変えるのも単純。

ストレートに打ちたければ、しっかり横向きになり

スウィング平面をストレート方向に向ければいいのです。 ナイス!

このイメージがしっかりできるようになれば、
この平面内の打点のところにボールを持ってきます。


つまり練習法としては

1、 ボールを想像する。

2、 スウィング平面を打点に重ねるように、自分の位置取りをする。

3、 ゆっくり大きなスウィングで、ジャストミートの素振り。

4、 自分でボールを前方へ(横じゃない)山なりに落とし、打つ。

5、 誰かにボールを出してもらい、打つ。


4番までは自分ひとりでもできますよね。


打点ですが、この図でもわかると思いますが、かなり前。

右腰の50cmくらい前です。

この打点ですと、当然手首に角度がつき

手の位置は右腰の50cmくらいネット側、

そこから左に25cmくらいのところでしょうか。

ですから身体のバック側で打つというよりは

前で打つといったほうがイメージ的には正しいかもしれません。

打点はかなり身体に近いのです。 びっくり


低めの打点を前提に、ストレート、逆クロスのコツをまとめますと

高いテイクバック。

前より、横方向にはかなり近くの打点。

ラケットヘッドを返さず、ラケット面が上向きになるような
三度笠スタイルのフィニッシュ。


イメージはこの人の連続写真で味わってください。

サンプラスです。


ただし少しクロス気味なので
面を少し返し気味にし、三度笠スタイルも少し緩んでいます。

横振りの要素が少し入ってくるのです。

打点が高いと余計そうなります。


又、先ほどの技術解説のページの鈴木貴男のフォームもばっちりです。


高めの打点(胸くらい)を抜かしたのは
実用的に打つのは、アマチュアにはかなり無理  うるせー
スライスにしたほうがいいと思うからです。  



次に、スタンスの話ですがまずはスクエアか少しクローズドでやりましょう。 

ほぼ自在に打てるようになったら、オープンスタンスにチャレンジ。    ナイス!

打点やスウィングが定まらないうちに うるせー

オープンスタンスで振るのは無理だと思います。 ナイス! 



バックハンド | 投稿者 松原コーチ 19:12 | コメント(1) | トラックバック(0)