2010年03月01日
プロのショットは腕にきつい?
北海道に行ってきました。
土日の2日間に夕張で
北海道テニス協会のジュニア強化合宿に呼んでもらいました。
2日目は、終了後に札幌テニス協会のジュニアの練習も行い。
いっぱい働いてきました。
子供たちに囲まれ、とっても楽しい2日間でした。
さて、夕べは札幌で一泊。
雪の降る中を帰ってきました。
午前7時過ぎ、静かな雪の中です
車はヘッドライトをつけて走っていました。
ホテルから中島公園駅まで歩いて3分。
羽田空港に着いたら、ぽかぽか陽気の中、又、ピカチュウに会いました。
さて、テニスです。
フォアハンドの上体の左側下へフィニッシュ、について
『bowl』 さんからコメントをいただきました。
以下がコメントの後半部分です。
全部読みたい方はこちらを覗いてください。
コートが空いている時に、ワイパースィングを練習しています。
サービスライン、ベースラインに回転の掛かった、ストンと落ちる
ショットは、身に付いたら便利です。色々試しています。
身体の左側低くにフィニッシュ>・・・を左肩上にすると、スピンがかかり難い
と感じます。左側下へフィニッシュのワイパースィングをしている複数の
方を見て、肘か手首に負担が掛かっている様に見えるからです。
同じくバックは両手で持ち、左手に意識あり(左手中心)になっている様な
気がします。腕に負担が無い、正しいスィングを記事にして頂けると嬉しい
です。基本のストロークも不安定ですが、山なりストロークを練習している中で、スピンの調整加減で落ちる点や、力加減で回転数も変わる。
覚えたいショットです。宜しくお願い致します。
投稿者 bowl 2010/02/28 00:54
私の答えです。
『腕に負担が無い、正しいスィング』 なんですが
ずばり言いますと、フェデラーのまねをすることです。
そしてもうひとつ、私のいつも言っているプロの技術です。
なぜ私が、『プロの技術の中にこそ、基本がある』
と考えているのかというと
彼らは単純なやさしいことをやっているからです。
やさしいことをやっているから確実にコントロールができる。
そしてスピードもです。
スピードが出るということは効率がいいということです。
その分も身体に負担が少ないのです。
それともうひとつ、身体に優しいということ。
身体に優しくなければあそこに、テニスのあの場所にいないのです。
どこに行くかというと病院その他のテニスコート以外の場所です。
我々には想像もできないほどハードに、ものすごい量のボールを打っているのです。
身体に無理な打ち方ならすぐ壊れます。
ご指摘の、左下にフィニッシュするうち方ですが。
上体をしっかり前向きにして打つなら
上腕二頭筋でしっかり引っ張りながら
上腕を内旋するだけです。 (腕相撲の使い方ですね)
この打ち方は、手首、肘をほとんど動かしません。
一定角度に保つだけです。 (典型的なワイパーです)
使うのは肩の中のインナーマッスル。
もしも、打点が遅れ上体も前に向けきれないのなら
『シャラポワ打ち』 です。
どちらも肘や手首は角度固定、ほとんど負担はありません。
先ほど上体が前向きならという条件をつけましたが
横向きであれば、手首や肘に対し、難しい使い方を要求するかもしれません。
ご自分で、上体の向きをいろいろ変え
各々の状態で、ラケットを動かしてみて
自分を観察してみてください。
我々は、プロがやっていることはすごいので、つい身体に無理がかかるのでは
と思ってしまいがちです。
実際に故障を抱えたプロもたくさんいます。
ただ、それは我々の相手と比べ物にならないプロを相手に
ものすごい量のテニスをしているからなのです。
しかも試合になれば
少し遅れた打点でも打たなければならなかったり
伸びきってやっと届いたり
バランスを崩しても打たねばならなかったり
自身の肉体の限界で勝負しているのです。
にもかかわらず、フェデラーはコートに立ち続けています。
(ナダルのボールを打ち返すんですよ)
彼のテニスは身体に優しいテニスなんです。
私が紹介している技術もうまく打てるからだけでやっているわけではないのです。
もちろん身体にもいいからやっています。
基本的には、パフォーマンスを上げるテニス技術と
身体に無理のないテニス技術が別にあるわけではないのです。
まあ、ところどころにプロはやらないけど
アマチュアには役立つショットの打ち方もありますので
それにも随時、触れていきたいと思っています。
土日の2日間に夕張で
北海道テニス協会のジュニア強化合宿に呼んでもらいました。
2日目は、終了後に札幌テニス協会のジュニアの練習も行い。
いっぱい働いてきました。
子供たちに囲まれ、とっても楽しい2日間でした。
さて、夕べは札幌で一泊。
雪の降る中を帰ってきました。
午前7時過ぎ、静かな雪の中です
車はヘッドライトをつけて走っていました。
ホテルから中島公園駅まで歩いて3分。
羽田空港に着いたら、ぽかぽか陽気の中、又、ピカチュウに会いました。
さて、テニスです。
フォアハンドの上体の左側下へフィニッシュ、について
『bowl』 さんからコメントをいただきました。
以下がコメントの後半部分です。
全部読みたい方はこちらを覗いてください。
コートが空いている時に、ワイパースィングを練習しています。
サービスライン、ベースラインに回転の掛かった、ストンと落ちる
ショットは、身に付いたら便利です。色々試しています。
身体の左側低くにフィニッシュ>・・・を左肩上にすると、スピンがかかり難い
と感じます。左側下へフィニッシュのワイパースィングをしている複数の
方を見て、肘か手首に負担が掛かっている様に見えるからです。
同じくバックは両手で持ち、左手に意識あり(左手中心)になっている様な
気がします。腕に負担が無い、正しいスィングを記事にして頂けると嬉しい
です。基本のストロークも不安定ですが、山なりストロークを練習している中で、スピンの調整加減で落ちる点や、力加減で回転数も変わる。
覚えたいショットです。宜しくお願い致します。
投稿者 bowl 2010/02/28 00:54
私の答えです。
『腕に負担が無い、正しいスィング』 なんですが
ずばり言いますと、フェデラーのまねをすることです。
そしてもうひとつ、私のいつも言っているプロの技術です。
なぜ私が、『プロの技術の中にこそ、基本がある』
と考えているのかというと
彼らは単純なやさしいことをやっているからです。
やさしいことをやっているから確実にコントロールができる。
そしてスピードもです。
スピードが出るということは効率がいいということです。
その分も身体に負担が少ないのです。
それともうひとつ、身体に優しいということ。
身体に優しくなければあそこに、テニスのあの場所にいないのです。
どこに行くかというと病院その他のテニスコート以外の場所です。
我々には想像もできないほどハードに、ものすごい量のボールを打っているのです。
身体に無理な打ち方ならすぐ壊れます。
ご指摘の、左下にフィニッシュするうち方ですが。
上体をしっかり前向きにして打つなら
上腕二頭筋でしっかり引っ張りながら
上腕を内旋するだけです。 (腕相撲の使い方ですね)
この打ち方は、手首、肘をほとんど動かしません。
一定角度に保つだけです。 (典型的なワイパーです)
使うのは肩の中のインナーマッスル。
もしも、打点が遅れ上体も前に向けきれないのなら
『シャラポワ打ち』 です。
どちらも肘や手首は角度固定、ほとんど負担はありません。
先ほど上体が前向きならという条件をつけましたが
横向きであれば、手首や肘に対し、難しい使い方を要求するかもしれません。
ご自分で、上体の向きをいろいろ変え
各々の状態で、ラケットを動かしてみて
自分を観察してみてください。
我々は、プロがやっていることはすごいので、つい身体に無理がかかるのでは
と思ってしまいがちです。
実際に故障を抱えたプロもたくさんいます。
ただ、それは我々の相手と比べ物にならないプロを相手に
ものすごい量のテニスをしているからなのです。
しかも試合になれば
少し遅れた打点でも打たなければならなかったり
伸びきってやっと届いたり
バランスを崩しても打たねばならなかったり
自身の肉体の限界で勝負しているのです。
にもかかわらず、フェデラーはコートに立ち続けています。
(ナダルのボールを打ち返すんですよ)
彼のテニスは身体に優しいテニスなんです。
私が紹介している技術もうまく打てるからだけでやっているわけではないのです。
もちろん身体にもいいからやっています。
基本的には、パフォーマンスを上げるテニス技術と
身体に無理のないテニス技術が別にあるわけではないのです。
まあ、ところどころにプロはやらないけど
アマチュアには役立つショットの打ち方もありますので
それにも随時、触れていきたいと思っています。