2010年01月26日
右手主導の両手バック
『たまには勝ちたい』 さんから質問をいただきました。
バックハンドです。
コメントを呼んだとたんに
私の頭にひらめいたのは
ビヨン・ボルグ と ロジャー・フェデラー
以下がコメントのバックハンドに関する部分です。
今回はバックハンドに関して質問です。私はダブルハンドからシングルハンドにかえたのですが、スロートから手を離すタイミングがわかりません。あんまり早く離してしまうとボールに打ち負けてしまうので、インパクトの直前(あくまで自分の感覚ですが。)に離すようにすると、ある程度、力強いボールが飛びました。プロはどのタイミングで手を離しているのでしょうか?
また、強いボールを打つためのこつはありますか?
投稿者 たまには勝ちたい 2010/01/25 12:45
私の答えです。
片手打ちのバックハンドで
テイクバックのどの辺で左手を離すかといいますと
80%か全部、テイクバックが完了したところでしょうか。
別の言い方をしますと
2段階に引くテイクバックの1段階目が終わったところです。
左手を添えたまま、上体を横向きにし
グリップを持ち替えながら
右手の位置を左胸から左肩の前あたりに持っていきます。
ここまでが第一段階。
その後
足で位置を合わせ
左手を離し
ほんの少し引きたして (少し後ろにループして)
振っていきます。
以上、片手打ちのトップスピンバックハンドを文章で打ったシーンです。
ところが、『たまには勝ちたい』 さんのお話では
インパクト近くまで左手を添えると打ちやすい
とのことです。
これはインパクト以降、左手を離す 『右手主導の両手バック』
と考えたほうがいいように思えます。
そこでひらめいたのが
その道の世界的権威、ビヨン・ボルグです。
彼のバックの連続写真をご覧ください。
ボルグはごらんのように
インパクトまでは左手がグリップを握っています。
ですが、左手はあくまでもパワーの助力だけ。
ラケット面は右手の手首の角度を固定して
あくまでも右手主導のコントロールなのです。
これは片手打ちとなんら変わりません。
左手を離すタイミングが違うだけです。
もちろんインパクトのときの上体の向きも
片手打ちのほうが一般的には横向きですが
同じくらい前向きになる人もいます。
次にパワーアップの話ですが
片手バックは(右手主導の両手バックも)
肩を中心として、弧を描く、かなり縦振りといっていいと思います。
ですからスウィングに勢いをつけるには
高めにテイクバックを取ることです。
後ろに大きくではありません。
フェデラーの連続写真を見てください。
クレーなどではもっと高く引くと思います。
高く大きく引いても
落っことすのには力が要りませんので
以外にスムーズなスウィングができます。
少し早めに引きはじめれば大丈夫。
縦振りの感覚としてはトミー・ハースの連続写真も参考になりますので味わってみてください。
右手主導の両手打ちというのは
インパクトの前後から、左手を離さないとスウィングが成り立ちません。
少数派の世界なのですが
右手感覚の優れた人には、現代でもありだと思います。
純粋な片手から純粋の右手主導の両手打ち
もちろんその中間も
どんどんトライしてみていいと思います。
バックハンドです。
コメントを呼んだとたんに
私の頭にひらめいたのは
ビヨン・ボルグ と ロジャー・フェデラー
以下がコメントのバックハンドに関する部分です。
今回はバックハンドに関して質問です。私はダブルハンドからシングルハンドにかえたのですが、スロートから手を離すタイミングがわかりません。あんまり早く離してしまうとボールに打ち負けてしまうので、インパクトの直前(あくまで自分の感覚ですが。)に離すようにすると、ある程度、力強いボールが飛びました。プロはどのタイミングで手を離しているのでしょうか?
また、強いボールを打つためのこつはありますか?
投稿者 たまには勝ちたい 2010/01/25 12:45
私の答えです。
片手打ちのバックハンドで
テイクバックのどの辺で左手を離すかといいますと
80%か全部、テイクバックが完了したところでしょうか。
別の言い方をしますと
2段階に引くテイクバックの1段階目が終わったところです。
左手を添えたまま、上体を横向きにし
グリップを持ち替えながら
右手の位置を左胸から左肩の前あたりに持っていきます。
ここまでが第一段階。
その後
足で位置を合わせ
左手を離し
ほんの少し引きたして (少し後ろにループして)
振っていきます。
以上、片手打ちのトップスピンバックハンドを文章で打ったシーンです。
ところが、『たまには勝ちたい』 さんのお話では
インパクト近くまで左手を添えると打ちやすい
とのことです。
これはインパクト以降、左手を離す 『右手主導の両手バック』
と考えたほうがいいように思えます。
そこでひらめいたのが
その道の世界的権威、ビヨン・ボルグです。
彼のバックの連続写真をご覧ください。
ボルグはごらんのように
インパクトまでは左手がグリップを握っています。
ですが、左手はあくまでもパワーの助力だけ。
ラケット面は右手の手首の角度を固定して
あくまでも右手主導のコントロールなのです。
これは片手打ちとなんら変わりません。
左手を離すタイミングが違うだけです。
もちろんインパクトのときの上体の向きも
片手打ちのほうが一般的には横向きですが
同じくらい前向きになる人もいます。
次にパワーアップの話ですが
片手バックは(右手主導の両手バックも)
肩を中心として、弧を描く、かなり縦振りといっていいと思います。
ですからスウィングに勢いをつけるには
高めにテイクバックを取ることです。
後ろに大きくではありません。
フェデラーの連続写真を見てください。
クレーなどではもっと高く引くと思います。
高く大きく引いても
落っことすのには力が要りませんので
以外にスムーズなスウィングができます。
少し早めに引きはじめれば大丈夫。
縦振りの感覚としてはトミー・ハースの連続写真も参考になりますので味わってみてください。
右手主導の両手打ちというのは
インパクトの前後から、左手を離さないとスウィングが成り立ちません。
少数派の世界なのですが
右手感覚の優れた人には、現代でもありだと思います。
純粋な片手から純粋の右手主導の両手打ち
もちろんその中間も
どんどんトライしてみていいと思います。
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