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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアボレーの構えは

いま、ニュースが入ってきました。
錦織が上海マスターズまたまた勝って、ベスト4。 祝
次はたぶん、マレーです。

この勢いでもう1発、ぶちかましてほしいですね。 炎

いよいよ、彼の時代が近づいてきましたね。

詳しいことは、この365ネットのニュースで見てください。




ラケット赤 さて、『パース』 さんから、フォアボレーの質問をいただきました。

ちょっと長いコメントなので
時間のある方はこちらをクリックして全文を読んでください

以下がそのコメントの核心部分です。


マイク  「構えのときラケットに左手を添えず、両手をサイド方向に少し離して構える」。これだけでフォアボレーが上手く打てるようになります!バックに飛んできたら、その時点で左手を添えて引きます。

世の中の人がフォアボレーを打てないのは、テイクバック時にラケットヘッドから引き過ぎているため、テイクバック終了時にラケットと地面が垂直になっていないためだと思います。

私はこれで上手くいっているのですが、世の中にはこんなやり方してる人は居ないのも事実。よって、少し心配にもなります。松原コーチ、ご判定を!!

投稿者 パース 2011/10/10 00:07





私の答えです。

スマイル 通常の構えは、ラケットヘッドをバック側に傾けて
手の位置はおなかの前というのが基本的なスタイルです。

この形のままで引いていけば、いい面の向きが作れるからです。 ナイス!

フォアにボールが来たら
ここから、上体を少し横向きにするようにしながら
右腕を横に持ってくると、そこでラケットが立ち
テイクバック完了です。


『パース』 さんが、言っているのは
この動作が間に合わないから、途中まで先回りしておこう
ということだと思います。

これは、ルゼドゥスキーの連続写真と動画です

動画では左手が触っているのですが?
連続写真は離れた形から始めているように見えます。

この、1コマ目が構えだと思えばいいわけです。

引く時にラケットヘッドから引くか
手のほうから引くかというのは
その人のボレーのフォームの問題だと思います。

手を離しておけば、手から引くようになる
という関係ではないと思います。

たまたま、『パース』 さんが
私のいつも言っている打ち方を理解している、というだけのことです。 悪だくみ

それから、プロは、間に合わない時はブロックボレーにします。



さて、もちろん、このやり方で上手くいくと思います。 ナイス!

普通の打ち方の最初をはしょっただけですから
それとも、構えが早いということか?

フォアボレーに関しては、問題ないと思います。

そして、このやり方、誰もがやっていると思います。 びっくり

ボレーボレーをしていて、バランスを崩したり
相手の返球が早くて
打球後に左手で支えてないことはよくあることです。

そのままフォアボレーを打つ。

それどころか
ボレーボレーの時、一度も左手を使わない人も多いと思います。  びっくり



ところで、バックボレーはこれで問題がないのでしょうか? うるせー

もう一度、左手を添え直す分、遅れるかもしれません

ボレーボレーの時が大丈夫ですから、OKでしょうか?

すばらしいコントロールでいいボールを打つためには
左手があったほうがいいと思います。



そんなわけで、できれば

通常の左手を添えた形で待ち
フォアだ、と思うやいなや、左手を離して構える。 
というほうがいいと思います。

それを電光石火できるよう
ボールを想像して素振りし、練習もしておく。


でも、それでもフォアボレーが苦手なのであれば
このやり方もありだと思います。

別に、他の人と違うやり方をしても

ボールが入って点が取れればいいのですから。

テニス界から除名されることはありません。  ワハハ


ボレー | 投稿者 松原コーチ 20:50 | コメント(1)| トラックバック(0)
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コメント
松原コーチ、ご回答有難う御座います!勉強になります。

私には、以下の部分が問題です:
「通常の構えは、ラケットヘッドをバック側に傾けて
手の位置はおなかの前というのが基本的なスタイルです。
この形のままで引いていけば、いい面の向きが作れるからです。」 

私の場合、おなかの前に構えてそのまま引くと、以下ページのキリレンコのようなテイクバック終了時の形になりがちです。
www.tennisclassic.jp/lesson/miyamura/pdf/lesson_no18.pdf
このテイクバック終了時の時の形ですと、右肘の後ろへの張りが少なく、私の場合は良いボレーが打てません。フェデラーや鈴木貴男や松原コーチの場合は、もっと右肘が後ろに張っていると思います。

私が何故構えの時に左手を離して右手をサイドに寄せるかというと、構えの時点で右肘の張りを出すためです。この形のままで引いていけば、よい形が作れます。

この右肘の張りは、スマッシュのテイクバック終了時点でも非常に重要です(右肘が両肩のラインより背中側に来ているという意味)。パース流構えからはスマッシュも非常にスムーズに引くことが出来ます。

仰る通り、バックボレーは特に慣れるまでは手間取ります。まあ、ボレーはバックの方が簡単ですので、フォアボレーとスマッシュに寄せておくというのも一つの考え方とは思います。

色々書いてしまってすみません。読んでいただいて有難う御座います。
投稿者 パース 2011/10/16 20:50
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