2011年10月20日
フォアボレーの構え続編
『バース』 さんから再度コメントをいただきました。
ちょっと長いけど全文をコピーしました。
以下がそのコメントです。
松原コーチ、ご回答有難う御座います!勉強になります。
私には、以下の部分が問題です:
「通常の構えは、ラケットヘッドをバック側に傾けて
手の位置はおなかの前というのが基本的なスタイルです。
この形のままで引いていけば、いい面の向きが作れるからです。」
私の場合、おなかの前に構えてそのまま引くと、以下ページのキリレンコのようなテイクバック終了時の形になりがちです。
そのページのリンクです。
このテイクバック終了時の時の形ですと、右肘の後ろへの張りが少なく、私の場合は良いボレーが打てません。フェデラーや鈴木貴男や松原コーチの場合は、もっと右肘が後ろに張っていると思います。
私が何故構えの時に左手を離して右手をサイドに寄せるかというと、構えの時点で右肘の張りを出すためです。この形のままで引いていけば、よい形が作れます。
この右肘の張りは、スマッシュのテイクバック終了時点でも非常に重要です(右肘が両肩のラインより背中側に来ているという意味)。パース流構えからはスマッシュも非常にスムーズに引くことが出来ます。
仰る通り、バックボレーは特に慣れるまでは手間取ります。まあ、ボレーはバックの方が簡単ですので、フォアボレーとスマッシュに寄せておくというのも一つの考え方とは思います。
色々書いてしまってすみません。読んでいただいて有難う御座います。
投稿者 パース 2011/10/16 20:50
私の考えです。 (質問ではなかったのですが)
なかなか、興味深いお話でした。
『パース』 さんの技術の肝は
右手の位置や構え全体を
苦手なフォアよりにしておいたほうがテイクバックの時間が稼げ
より簡単になるということ
というふうに、私なりに解釈しました。
その際、左手を離し、片手になるというのは
そのほうが、姿勢が楽なんだと思います。
この辺は大きな技術体系の違いというより
その人の個性やくせであったり
苦手克服のコツであったりするのだと思います。
なかなかいい手だと思います。
この先、フォアボレーの形が身につき
瞬時に対応が出来るようになったら
その時点でいろいろに変わっていくかもしれません。
プロの選手も、左手を離している時間がけっこう多いと思います。
ラケットを左に傾け
左手をスロートに添えて構えると
テイクバック後
『パース』 さんはキリレンコ風の形になるようですが
私はそこから肘を引いていって
肘が引けた、肘が」後ろに張った形になります。
それ自体は、クセとかナレではないでしょうか。
大きく、プロの基本と違ったことをするのは冒険ですが
ちょっと自分用に修正してみるのは
充分にありだと思います。
それにより、欠点も出来ますがご利益もあります。
それをしっかり認識して自分の技術に出来れば
とても、個性的な楽しいテニスになります。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
もうひとつ、興味を引かれたのはキリレンコのボレーです。
この形、女子の選手、特に厚めのグリップの選手では
よく見かけます。
打点が前になり、若干直線的なスウィングですが
だんだん面が上を向いていき
ボールを捕らえていることから見れば
大きな欠点があるわけではないでしょう。
ただそのときは打点を前に取らなくてはなりません。
この打点を前にする技術は
男子でも一部の特別にボレーの上手い選手に見られます。
私も見本ではやります。
この攻撃的な技術については、鈴木貴男をモデルに
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 で
詳しく取り上げましたので
ひまのある方は、ぜひそちらにもおいでください。![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
ちょっと長いけど全文をコピーしました。
以下がそのコメントです。
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
私には、以下の部分が問題です:
「通常の構えは、ラケットヘッドをバック側に傾けて
手の位置はおなかの前というのが基本的なスタイルです。
この形のままで引いていけば、いい面の向きが作れるからです。」
私の場合、おなかの前に構えてそのまま引くと、以下ページのキリレンコのようなテイクバック終了時の形になりがちです。
そのページのリンクです。
このテイクバック終了時の時の形ですと、右肘の後ろへの張りが少なく、私の場合は良いボレーが打てません。フェデラーや鈴木貴男や松原コーチの場合は、もっと右肘が後ろに張っていると思います。
私が何故構えの時に左手を離して右手をサイドに寄せるかというと、構えの時点で右肘の張りを出すためです。この形のままで引いていけば、よい形が作れます。
この右肘の張りは、スマッシュのテイクバック終了時点でも非常に重要です(右肘が両肩のラインより背中側に来ているという意味)。パース流構えからはスマッシュも非常にスムーズに引くことが出来ます。
仰る通り、バックボレーは特に慣れるまでは手間取ります。まあ、ボレーはバックの方が簡単ですので、フォアボレーとスマッシュに寄せておくというのも一つの考え方とは思います。
色々書いてしまってすみません。読んでいただいて有難う御座います。
投稿者 パース 2011/10/16 20:50
私の考えです。 (質問ではなかったのですが)
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
『パース』 さんの技術の肝は
右手の位置や構え全体を
苦手なフォアよりにしておいたほうがテイクバックの時間が稼げ
より簡単になるということ
というふうに、私なりに解釈しました。
その際、左手を離し、片手になるというのは
そのほうが、姿勢が楽なんだと思います。
この辺は大きな技術体系の違いというより
その人の個性やくせであったり
苦手克服のコツであったりするのだと思います。
なかなかいい手だと思います。
この先、フォアボレーの形が身につき
瞬時に対応が出来るようになったら
その時点でいろいろに変わっていくかもしれません。
プロの選手も、左手を離している時間がけっこう多いと思います。
ラケットを左に傾け
左手をスロートに添えて構えると
テイクバック後
『パース』 さんはキリレンコ風の形になるようですが
私はそこから肘を引いていって
肘が引けた、肘が」後ろに張った形になります。
それ自体は、クセとかナレではないでしょうか。
大きく、プロの基本と違ったことをするのは冒険ですが
ちょっと自分用に修正してみるのは
充分にありだと思います。
それにより、欠点も出来ますがご利益もあります。
それをしっかり認識して自分の技術に出来れば
とても、個性的な楽しいテニスになります。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
もうひとつ、興味を引かれたのはキリレンコのボレーです。
この形、女子の選手、特に厚めのグリップの選手では
よく見かけます。
打点が前になり、若干直線的なスウィングですが
だんだん面が上を向いていき
ボールを捕らえていることから見れば
大きな欠点があるわけではないでしょう。
ただそのときは打点を前に取らなくてはなりません。
この打点を前にする技術は
男子でも一部の特別にボレーの上手い選手に見られます。
私も見本ではやります。
この攻撃的な技術については、鈴木貴男をモデルに
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 で
詳しく取り上げましたので
ひまのある方は、ぜひそちらにもおいでください。
![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)