2011年10月15日
両手バックは面を垂直に
マスターズ上海の準決勝
錦織とマレーの対戦になりました。
午後8時以降の開始ですからもうすぐ始まるのでしょう。
いけえ、錦織、やっつけちゃえ![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
さて、『あがし』 さんから、両手バックの質問をいただいています。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、毎日ブログ楽しみにしています。
片手バックハンドの話題になっているので、場違いかと思いますが、両手バックについてご教授願います。
ジュニアの頃は、フォアよりもバックが得意なくらいバックに自信があったのですが、社会人5年目くらいから再開したテニスでは、どフラットでオーバーするか、かぶせ過ぎてネットへまっしぐらのいずれかです。
フォアは、コーチのブログを参考に振り子打法にすることにより、ここ数カ月でかなり変化しましたが、両手バックは迷宮入りです。
どのようにすれば、安定した両手バックが打てるのでしょうか。
投稿者 あがし 2011/10/12 23:25
私の答えです
フォアハンドが私の理論を参考に、振り子型にして、安定したとのこと
何よりですね。
フォアハンドは腕の自由度が大きいため
すぐ打てるようになるが
半面、不安定になりやすい傾向があります。
バックハンド、特に両手打ちのバックは
腕のスウィングや面の作りに自由度が少ないので
余計なことがしにくい
そのため、フォアハンドよりも安定しやすいという傾向があります。
つまり進歩過程で
まずフォアが打てるようになる。
次に、バックが打てるようになり
それが安定すると、フォアが不安定さが怖くなる。
『あがし』 さんはその次に
振り子のおかげで、フォアハンドの面が安定してきて、面感覚もできた。
そうしたら、わけもわからず打っていたバックは乱れ始めた。
そんなストーリーでしょうか。
それとも、フォアを振り子にしたら、バックも振り子にして
とっ散らかったのか?
どっちにしても、バックの入るわけをはっきりさせなくてはならないわけです。
フォアハンドの安定の元は
振り子型のスウィングで、腕をひねらずに振って行くことです。
つまりラケット面は下向きに引いて行き
引き終わった辺で、面が後ろ向きになります。
それに対し両手バックハンドのラケット面は
それほど大きな変化はしません。
スウィングのほぼ全域で、垂直なラケット面を保つことが安定の秘訣なのです。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
![nisikori2](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/a00001758322.jpg)
ぜひこの垂直に保つということを意識してみてください。![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
この面を安定させるためのスウィングの形や身体の使い方などを
両手打ちのエキスが詰まったというか
エキスしかない、バグダティスのリターン。
その動画を見ながら
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 でも取り上げる。
時間のある方をそちらにも足を伸ばしてほしい。![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
錦織とマレーの対戦になりました。
午後8時以降の開始ですからもうすぐ始まるのでしょう。
いけえ、錦織、やっつけちゃえ
![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
![ラケット赤](http://blog.tennis365.net/common/icon/46.gif)
以下がそのコメントの全文です。
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
片手バックハンドの話題になっているので、場違いかと思いますが、両手バックについてご教授願います。
ジュニアの頃は、フォアよりもバックが得意なくらいバックに自信があったのですが、社会人5年目くらいから再開したテニスでは、どフラットでオーバーするか、かぶせ過ぎてネットへまっしぐらのいずれかです。
フォアは、コーチのブログを参考に振り子打法にすることにより、ここ数カ月でかなり変化しましたが、両手バックは迷宮入りです。
どのようにすれば、安定した両手バックが打てるのでしょうか。
投稿者 あがし 2011/10/12 23:25
私の答えです
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
何よりですね。
フォアハンドは腕の自由度が大きいため
すぐ打てるようになるが
半面、不安定になりやすい傾向があります。
バックハンド、特に両手打ちのバックは
腕のスウィングや面の作りに自由度が少ないので
余計なことがしにくい
そのため、フォアハンドよりも安定しやすいという傾向があります。
つまり進歩過程で
まずフォアが打てるようになる。
次に、バックが打てるようになり
それが安定すると、フォアが不安定さが怖くなる。
『あがし』 さんはその次に
振り子のおかげで、フォアハンドの面が安定してきて、面感覚もできた。
そうしたら、わけもわからず打っていたバックは乱れ始めた。
そんなストーリーでしょうか。
それとも、フォアを振り子にしたら、バックも振り子にして
とっ散らかったのか?
どっちにしても、バックの入るわけをはっきりさせなくてはならないわけです。
フォアハンドの安定の元は
振り子型のスウィングで、腕をひねらずに振って行くことです。
つまりラケット面は下向きに引いて行き
引き終わった辺で、面が後ろ向きになります。
それに対し両手バックハンドのラケット面は
それほど大きな変化はしません。
スウィングのほぼ全域で、垂直なラケット面を保つことが安定の秘訣なのです。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
![nisikori2](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/a00001758322.jpg)
ぜひこの垂直に保つということを意識してみてください。
![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
この面を安定させるためのスウィングの形や身体の使い方などを
両手打ちのエキスが詰まったというか
エキスしかない、バグダティスのリターン。
その動画を見ながら
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 でも取り上げる。
時間のある方をそちらにも足を伸ばしてほしい。
![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
ご回答いただきまして、ありがとうございました。
バグダディスの動画は確認出来なかったのですが、面を垂直に保つのは、インパクトの形をそのまま引けば良いのは何となく分かりますが、それではスピンがかからず・・・結局マイケル・チャンのようにヘッドを落としたバックハンドになってしまう「負のスパイラル」に陥っています。
何とかしたいのですが、ヒントをいただけないでしょうか?
それから、ダブルハンドのグリップは、「右手コンチ&左手イースタン」と当たり前のように雑誌にもありますが、松原コーチのお勧めはございますか?