2010年01月17日
フォアハンドもジャンプ
『中級クラスを目指す男』 さんから質問をいただきました。
フォアハンドストロークでジャンプする件です。
以下がそのコメントです。
サーブではないのですが、ジャンプに関してお聞きしたいです。
私はテニススクールでも初中級レベルなのですが、フォアハンドストロークを打つ際にジャンプして打つ方がジャンプしない時よりも安定したストロークが打てているような気がします。
スクールのコーチにはわざわざ跳ぶ必要はないと言われますが、試合などで緊張した場面などでも跳んで打つと不思議とアウトにもネットにもならない良い球が打ててしまいます。
これは松原コーチのおっしゃる「いつも同じ姿勢、いつもいい姿勢で打つことができている」ということなのでしょうか?それともストロークの場合はジャンプは不要でしょうか?ジャンプし始めたのがプロ選手の真似というミーハーな理由だったのと、初中級でフォームが安定していないのにジャンプなんてしてていいのだろうか?とイマイチ自信が持てません。ぜひご意見をお伺いしたいです。よろしくお願いいたします。
投稿者 中級クラスを目指す男 2010/01/16 00:43
私の答えです。
おっしゃるとおり、プロは余裕のある体勢では
たいていジャンプして打ちます。
ハードコートでは踏ん張るひまが足りず
足をつけて打つ場合が多いのですが
クレーコートではほとんど跳び上がって打ちます。
跳び上がる理由はサーブとほぼ同じです。
脚の力を使って打つと、ひざの屈伸によりジャンプしてしまうのです。
テンポが速いハードコートの場合跳び上がらないことが多いのは
スウィングするのに
下半身の力を充分に使って打つほどひまがないことが多いためです。
それと跳び上がる理由として考えられることがもうひとつあります。
それは、位置の調整です。
動きの中でボールとの位置を決めるわけですが
最後に打点のところに向かって跳び上がることにより
ドンぴしゃりの位置で打つことが可能になるのです
特に、イレギュラーバウンドもあるクレーコートの場合に
その後利益がとても大きいのです。
ですから
バウンドが早く正確なハードでは跳ばず
バウンドが遅く、しかも高く、イレギュラーの多いクレーでは跳ぶのです。
腕のスウィングが完璧で
体幹部がしっかりして、垂直な姿勢がぶれない人であれば
完璧な位置取りが可能になるので
ジャンプして打ったほうが安定します。
ですから、世界的なプロは跳びます。
(だから、初級者は跳びません)
特に、クレーの多いヨーロッパの選手は跳びます。
最近はハードコートもスローなコートが多くなっているので
クレーのやり方が世界標準になっていくかもしれません。
日本のプロは跳ばない人も結構いると思います。
それはスクールや学校の部活でジャンプしないように指導されるためかもしれません。
もしかしたら、バウンドの低い、砂入り人工芝のコートが多くなり
跳ぶ必要が少ない、ということもあるのかもしれません。
ところで
『中級クラスを目指す男』 さんも、ジャンプして打つと安定するということは
相当な選手かもしれません。
失礼ですが
それほどのつわものが、現在、スクールで初中級というのが、どうにも解せないのですが
フォアハンド以外のショットのせいなのか?
コーチの教えたとおりにやらないからなのか?
そのスクールのレベルが異常に高いからなのか?
大いなるなぞです。
フォアハンドストロークでジャンプする件です。
以下がそのコメントです。
サーブではないのですが、ジャンプに関してお聞きしたいです。
私はテニススクールでも初中級レベルなのですが、フォアハンドストロークを打つ際にジャンプして打つ方がジャンプしない時よりも安定したストロークが打てているような気がします。
スクールのコーチにはわざわざ跳ぶ必要はないと言われますが、試合などで緊張した場面などでも跳んで打つと不思議とアウトにもネットにもならない良い球が打ててしまいます。
これは松原コーチのおっしゃる「いつも同じ姿勢、いつもいい姿勢で打つことができている」ということなのでしょうか?それともストロークの場合はジャンプは不要でしょうか?ジャンプし始めたのがプロ選手の真似というミーハーな理由だったのと、初中級でフォームが安定していないのにジャンプなんてしてていいのだろうか?とイマイチ自信が持てません。ぜひご意見をお伺いしたいです。よろしくお願いいたします。
投稿者 中級クラスを目指す男 2010/01/16 00:43
私の答えです。
おっしゃるとおり、プロは余裕のある体勢では
たいていジャンプして打ちます。
ハードコートでは踏ん張るひまが足りず
足をつけて打つ場合が多いのですが
クレーコートではほとんど跳び上がって打ちます。
跳び上がる理由はサーブとほぼ同じです。
脚の力を使って打つと、ひざの屈伸によりジャンプしてしまうのです。
テンポが速いハードコートの場合跳び上がらないことが多いのは
スウィングするのに
下半身の力を充分に使って打つほどひまがないことが多いためです。
それと跳び上がる理由として考えられることがもうひとつあります。
それは、位置の調整です。
動きの中でボールとの位置を決めるわけですが
最後に打点のところに向かって跳び上がることにより
ドンぴしゃりの位置で打つことが可能になるのです
特に、イレギュラーバウンドもあるクレーコートの場合に
その後利益がとても大きいのです。
ですから
バウンドが早く正確なハードでは跳ばず
バウンドが遅く、しかも高く、イレギュラーの多いクレーでは跳ぶのです。
腕のスウィングが完璧で
体幹部がしっかりして、垂直な姿勢がぶれない人であれば
完璧な位置取りが可能になるので
ジャンプして打ったほうが安定します。
ですから、世界的なプロは跳びます。
(だから、初級者は跳びません)
特に、クレーの多いヨーロッパの選手は跳びます。
最近はハードコートもスローなコートが多くなっているので
クレーのやり方が世界標準になっていくかもしれません。
日本のプロは跳ばない人も結構いると思います。
それはスクールや学校の部活でジャンプしないように指導されるためかもしれません。
もしかしたら、バウンドの低い、砂入り人工芝のコートが多くなり
跳ぶ必要が少ない、ということもあるのかもしれません。
ところで
『中級クラスを目指す男』 さんも、ジャンプして打つと安定するということは
相当な選手かもしれません。
失礼ですが
それほどのつわものが、現在、スクールで初中級というのが、どうにも解せないのですが
フォアハンド以外のショットのせいなのか?
コーチの教えたとおりにやらないからなのか?
そのスクールのレベルが異常に高いからなのか?
大いなるなぞです。
いつも ためになる内容で参考にさせていただいています。
ジャンプするフォアハンド ですが・・・・
実は今通っているスクールのレッスンで ボールへの入り方がサイドステップをたてにしたように入り 打つ前に一旦沈んで そこから飛びながら打つ。というリズム重視な打ち方を習っています。 飛んで打つことに抵抗を感じるのですが まず コーチの言うとおりにやってみて 自分に合っていれば取り入れる 合わなければ やめれば?というスタンスのコーチなので まずはやってはいるのですが・・・・・。
こんな打ち方もあるよ~。 で私的には なんで飛ばなきゃいけないの?っていう気が最初はしてましたが 沈めば飛ぼうと思わなくても飛んでしまうのかな??と。
高い打点で ボールを捕らえることができるから 相手にしてみれば時間を奪われたことになる? こちら側は 少ない力で大きな力に変えられる?そんな利点があるのかな?とも思うようになりました。
コーチは一切の説明なく こう打ってみてというので どういうときに使ったらいいのかは自分で考えよということらしいです。 あっているのかどうかわかりませんが、打つときに飛ばないようにという常識は 松原コーチの説明を読んで ないことがわかりました。