2010年06月12日
サンプラスとフェデラーのサーブ
『うそほんと』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメント全文です。
はじめまして。
でも大変お世話になっております。
サーブについての質問ですがフォロースルーの時サンプラスの様に肘を残すかフェデラーの様に自然に流すか差は何なのでしょうか?
私自身はトロフィーポーズの肘の角度を出来るだけ保ち肘を残す様に打っていたのですが、フェデラーっぽく(遠心力に引っ張られて自然に肘をのばす)様に振ってみたらいつもより回内が良く効いて良いサーブが打てた気がしました。
出来ましたらご意見お聞かせください。
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/06/11 12:31
私の答えです。
サンプラスとフェデラー、どちらも最高のサーバーの一人でしょう。
技術的な要素はほとんど変わらないと思います。
その中でどこを多く使うかということが少し違っています。
サンプラスのほうが打点を後ろ気味にしてフラットサーブを多く使います。
(後ろというのは身体の軸に対してで、絶対的な位置はかなり前です)
ピンチになるとエースを狙って1発で決めるシーンを覚えている方も多いと思います。![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
このフラットサーブに打点を後ろ気味にして内旋、回内を強烈に使う。![筋肉](http://blog.tennis365.net/common/icon/76.gif)
これで肘を残したフィニッシュになるわけです。
そして、この打ち方はフラットに打つ時、ボールの距離感、深さのコントロールに大変優れているのです。
ジャンピングスマッシュもこのフィニッシュにします。
一方、フェデラーは 『どフラット』 のエース狙いというのはあまり使わないプレーヤーだと思います。
スピンサーブとスライス気味にしたフォアのコーナーへのサーブを滑らかに打ち分けるプレーヤーです。
次にプレーヤーのテニススタイルから考えて見ます。
サンプラスはサーブ・アンド・ボレーヤーで
リターンを自由に打たせない程度のサーブを常に必要とします。
フェデラーよりはサーブに対する緊迫度が高いのです。
ですから、少しがんばってサーブしているのです。
フェデラーは少し有利にラリーを始められればいい訳で
滑らかに疲れないようにやっているというのは
凡人からの僻みっぽい見方でしょうか。![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
それと、サンプラスのフィニッシュはコンパクトになりますので
打ち終わって、ネットダッシュに移るのに有利ですよね。
案外これが本当の理由かもしれません。![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
われわれがまねをするのにどちらがいいのかということになりますが
どちらも悪い使い方をしているわけではありませんので
どちらでもしっくりくるほうでいいのではないでしょうか。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
フェデラーも内旋を使い肘もフィニッシュである程度曲がっていると思います。
インパクトでも肘は伸びきっていないのですよ。
ただサンプラスの使い方は腕力がある程度必要になると思います。![筋肉](http://blog.tennis365.net/common/icon/76.gif)
以下がそのコメント全文です。
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
でも大変お世話になっております。
サーブについての質問ですがフォロースルーの時サンプラスの様に肘を残すかフェデラーの様に自然に流すか差は何なのでしょうか?
私自身はトロフィーポーズの肘の角度を出来るだけ保ち肘を残す様に打っていたのですが、フェデラーっぽく(遠心力に引っ張られて自然に肘をのばす)様に振ってみたらいつもより回内が良く効いて良いサーブが打てた気がしました。
出来ましたらご意見お聞かせください。
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/06/11 12:31
私の答えです。
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
技術的な要素はほとんど変わらないと思います。
その中でどこを多く使うかということが少し違っています。
サンプラスのほうが打点を後ろ気味にしてフラットサーブを多く使います。
(後ろというのは身体の軸に対してで、絶対的な位置はかなり前です)
ピンチになるとエースを狙って1発で決めるシーンを覚えている方も多いと思います。
![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
このフラットサーブに打点を後ろ気味にして内旋、回内を強烈に使う。
![筋肉](http://blog.tennis365.net/common/icon/76.gif)
これで肘を残したフィニッシュになるわけです。
そして、この打ち方はフラットに打つ時、ボールの距離感、深さのコントロールに大変優れているのです。
ジャンピングスマッシュもこのフィニッシュにします。
一方、フェデラーは 『どフラット』 のエース狙いというのはあまり使わないプレーヤーだと思います。
スピンサーブとスライス気味にしたフォアのコーナーへのサーブを滑らかに打ち分けるプレーヤーです。
次にプレーヤーのテニススタイルから考えて見ます。
サンプラスはサーブ・アンド・ボレーヤーで
リターンを自由に打たせない程度のサーブを常に必要とします。
フェデラーよりはサーブに対する緊迫度が高いのです。
ですから、少しがんばってサーブしているのです。
フェデラーは少し有利にラリーを始められればいい訳で
滑らかに疲れないようにやっているというのは
凡人からの僻みっぽい見方でしょうか。
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
それと、サンプラスのフィニッシュはコンパクトになりますので
打ち終わって、ネットダッシュに移るのに有利ですよね。
案外これが本当の理由かもしれません。
![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
われわれがまねをするのにどちらがいいのかということになりますが
どちらも悪い使い方をしているわけではありませんので
どちらでもしっくりくるほうでいいのではないでしょうか。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
フェデラーも内旋を使い肘もフィニッシュである程度曲がっていると思います。
インパクトでも肘は伸びきっていないのですよ。
ただサンプラスの使い方は腕力がある程度必要になると思います。
![筋肉](http://blog.tennis365.net/common/icon/76.gif)