2010年06月07日
サーブのコース打ち分け
『継続は力なり』 さんから質問をいただきました。
サーブのコースについてです。
ちょっと長いので、後半をカットさせていただきました。
以下がコメントの前半部分です。 (全部見たい人はこちら)
サーブについて教えていただきたいのですが、デュースコートでサイドに
いいサーブが打てません。アドコートでは、相手のバック側にいいサーブ
が行くのですが、センターにはいいサーブが打てません。球種は、スライスとスピンの間のトップスライスだと思います。
・・・・・・・
投稿者 継続は力なり 2010/06/06 08:32
私の答えです。
要約すれば、どちらのサイドからもバック側にはうまく打て
フォア側にコントロールできないということだと思います。
両サイド間の技術に差がないし、構える方向の問題もないということだと思います。
そうすると、どうやってフォアのコーナーにコントロールするのか?
ということですよね。
それ以外のことはすべて忘れてしまっていいと思います。![にっこり](http://blog.tennis365.net/common/icon/03.gif)
さてフォアにどうやって持っていくのか?
自分のサーブの中でフォア側にはスライス気味の使い方を
バック側にはスピン気味の使い方を、という使い分けをするといいと思います。
対比するために、最初にバックに持っていくやり方。
バックにスピン気味にするには、前腕の回外、回内を使い
ラケットヘッドを右方向に走らせてやります。
ですからフィニッシュは上体の右前方になります。
![スピンサーブ 打点後](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5741.jpg)
この後がフィニッシュです。
これがバックを狙うイメージです。
一方、スライス気味にするには、前腕の回外、回内を使わずに
斜めの面をそのまま保ったまま、腕全体で身体の左側に振り切ります。
![スライス 打点後](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5738.jpg)
この後がフィニッシュです。
これがフォアを狙うイメージです。
このときスライスをかけるために手の向きをひねったりすると不安定になります。![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
あくまでも左斜めに向いた面を保ってください。
そのまま身体の左下に引っ張り込むだけです。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
すぐできますよ。
もしも、バック側を狙うときにこの形ですと
フォアを狙うには打点を左に変えないといけないかもしれません。
(さらに左にもっていかなくてはならないので)
スライスからスピンまで、たて回転の成分によりいろいろなサーブがあると思いますが
どれでもこの方角の打ち分け方でいけると思います。
球質を極端に変える必要はありません。
それと、センターとサイドとか特にワイドという言い方。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
確かにテレビの解説などで戦術的に見ればそうなのですが、技術的に見れば右か左です。
サーブは両サイドで同じ考え方をすればいいと思います。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
サーブのコースについてです。
ちょっと長いので、後半をカットさせていただきました。
以下がコメントの前半部分です。 (全部見たい人はこちら)
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
いいサーブが打てません。アドコートでは、相手のバック側にいいサーブ
が行くのですが、センターにはいいサーブが打てません。球種は、スライスとスピンの間のトップスライスだと思います。
・・・・・・・
投稿者 継続は力なり 2010/06/06 08:32
私の答えです。
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
フォア側にコントロールできないということだと思います。
両サイド間の技術に差がないし、構える方向の問題もないということだと思います。
そうすると、どうやってフォアのコーナーにコントロールするのか?
ということですよね。
それ以外のことはすべて忘れてしまっていいと思います。
![にっこり](http://blog.tennis365.net/common/icon/03.gif)
さてフォアにどうやって持っていくのか?
自分のサーブの中でフォア側にはスライス気味の使い方を
バック側にはスピン気味の使い方を、という使い分けをするといいと思います。
対比するために、最初にバックに持っていくやり方。
バックにスピン気味にするには、前腕の回外、回内を使い
ラケットヘッドを右方向に走らせてやります。
ですからフィニッシュは上体の右前方になります。
![スピンサーブ 打点後](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5741.jpg)
この後がフィニッシュです。
これがバックを狙うイメージです。
一方、スライス気味にするには、前腕の回外、回内を使わずに
斜めの面をそのまま保ったまま、腕全体で身体の左側に振り切ります。
![スライス 打点後](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5738.jpg)
この後がフィニッシュです。
これがフォアを狙うイメージです。
このときスライスをかけるために手の向きをひねったりすると不安定になります。
![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
あくまでも左斜めに向いた面を保ってください。
そのまま身体の左下に引っ張り込むだけです。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
すぐできますよ。
もしも、バック側を狙うときにこの形ですと
フォアを狙うには打点を左に変えないといけないかもしれません。
(さらに左にもっていかなくてはならないので)
スライスからスピンまで、たて回転の成分によりいろいろなサーブがあると思いますが
どれでもこの方角の打ち分け方でいけると思います。
球質を極端に変える必要はありません。
それと、センターとサイドとか特にワイドという言い方。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
確かにテレビの解説などで戦術的に見ればそうなのですが、技術的に見れば右か左です。
サーブは両サイドで同じ考え方をすればいいと思います。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)