2011年06月18日
片手バックのパワーは
私の腰の痛みもほとんどなくなり
今日は印西のクラブで会員さんたちとプレーしたのだが
フォア、バックとも、フルスウィングしても大丈夫になってきた。
じつは、昨日、先日お話をした太陽整骨院に行き4回目の治療をしてもらった。
背骨、左後の出っ張りも収まってきたと
田中先生からも言っていただき、ほっとしたところなのだ。
先生も先日、私のブログを見てくれたそうで
おそるおそる、野球のバットスウィングについて聞いたところ
「いいんじゃないですか」 というお墨付きを頂いた。
腰痛のおじさんが、バットのフルスウィングをするのもどうかと思うのだけれど
それを認めちゃう田中先生。
私の彼に対する評価も、いい人から、へんな先生
そして、「この先生なかなかやるな」 に変わってきた。
実際、腰は着々と治ってきたし、副産物のバックハンドも今日は快調だった。
私のバックハンドが絶好調になり、田中先生の評価が最高点になるのももうすぐだろう。
さて、そのバックハンドの話について
『光太朗』 さんからの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原さま
いつもおせわになっております。
バックハンドのハードヒット。
イメージは松井選手ですか??
以外なのは前足のツッパリ。
体重を乗せるイメージがあったので
前足を軸に肩を回転させるイメージだったのですが
違うのでしょうか?
前の軸足でしっかり壁を作り
体を開かない??
すみません。
混乱してきました。
毎回すみません。
お手すきの時にでもご回答頂けたら幸いです。
投稿者 光太朗 2011/06/16 08:34
私の答えです。
まず野球のバットスウィングとテニスの片手バックハンドですが
棒の重さと、身体のパワーの比率がほとんど同じ
腕のスピードを最大にするための力加減、タイミング加減が
ほとんど同じだと思います。
これが両手打ちのバックハンドだと
テニスのほうが圧倒的に軽いため
野球のホームランのように振ると
力が、本当は運動量がうまくラケットに伝わりません。
だから、テニスの両手打ちだと
特に男子の場合
身体の使い方が小さく鋭く、腕の力で打つ比率のほうが高いのです。
その点、女子のほうが野球に似ていると思います。
さて片手打ちです。
体重移動で、一番うまく、下半身からパワーが伝わるためには
打球方向に動いて行った体重移動が右足でブロックされなくてはなりません。
だから、野球のホームランでは右足を突っ張ります。
テニスでも突っ張ります。
これは、トミー・ハースのバックハンドの動画と連続写真。
右足の上にまっすぐ上体が乗っているのではなく
右ひざが打球方向に出て
右足付け根が引っ込んでいることに注目してほしいのです。
そして、打ち終った最後のコマ、体重が後ろに戻っているでしょう。
そう、右足はつっかい棒じゃなきゃだめなのです。
次に上体の開き。
これはエナンの動画と連続写真。
上体がしっかり前に向いて行きます。
肩の線が腕の動きに先立って前向きに回ることにより
回転半径が小さくなり
腕が急激に加速されるのです。
女性の腕力でも
凄まじいバックを打つ、エナンの秘訣がここにあるのです。
この打球では、リターンでしたのでオープンスタンスでした。
右足を踏み込めなかったので
先ほどの右足の、踏み込み、突っ張り、はできませんでした。
もし、時間のある、普通の打ち合いの時ですと
エナンは両方使って、さらにものすごいバックハンドを撃つのです。
これでパワーの話、2つのコツは終わりですが
念のための話を付け加えます。
片手バックハンドの場合
コントロールに関して言えば
右肩の前に何もありませんので
フォアに比べ、前向きの程度は、極端に言えば、なんでもありです。
横に走らされて打てば、ほぼ横向きで打ってしまいますし
余裕があれば、しっかり前を向きます。
いろいろな連続写真があるのはそのためです。
今日は印西のクラブで会員さんたちとプレーしたのだが
フォア、バックとも、フルスウィングしても大丈夫になってきた。
じつは、昨日、先日お話をした太陽整骨院に行き4回目の治療をしてもらった。
背骨、左後の出っ張りも収まってきたと
田中先生からも言っていただき、ほっとしたところなのだ。
先生も先日、私のブログを見てくれたそうで
おそるおそる、野球のバットスウィングについて聞いたところ
「いいんじゃないですか」 というお墨付きを頂いた。
腰痛のおじさんが、バットのフルスウィングをするのもどうかと思うのだけれど
それを認めちゃう田中先生。
私の彼に対する評価も、いい人から、へんな先生
そして、「この先生なかなかやるな」 に変わってきた。
実際、腰は着々と治ってきたし、副産物のバックハンドも今日は快調だった。
私のバックハンドが絶好調になり、田中先生の評価が最高点になるのももうすぐだろう。
さて、そのバックハンドの話について
『光太朗』 さんからの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原さま
いつもおせわになっております。
バックハンドのハードヒット。
イメージは松井選手ですか??
以外なのは前足のツッパリ。
体重を乗せるイメージがあったので
前足を軸に肩を回転させるイメージだったのですが
違うのでしょうか?
前の軸足でしっかり壁を作り
体を開かない??
すみません。
混乱してきました。
毎回すみません。
お手すきの時にでもご回答頂けたら幸いです。
投稿者 光太朗 2011/06/16 08:34
私の答えです。
まず野球のバットスウィングとテニスの片手バックハンドですが
棒の重さと、身体のパワーの比率がほとんど同じ
腕のスピードを最大にするための力加減、タイミング加減が
ほとんど同じだと思います。
これが両手打ちのバックハンドだと
テニスのほうが圧倒的に軽いため
野球のホームランのように振ると
力が、本当は運動量がうまくラケットに伝わりません。
だから、テニスの両手打ちだと
特に男子の場合
身体の使い方が小さく鋭く、腕の力で打つ比率のほうが高いのです。
その点、女子のほうが野球に似ていると思います。
さて片手打ちです。
体重移動で、一番うまく、下半身からパワーが伝わるためには
打球方向に動いて行った体重移動が右足でブロックされなくてはなりません。
だから、野球のホームランでは右足を突っ張ります。
テニスでも突っ張ります。
これは、トミー・ハースのバックハンドの動画と連続写真。
右足の上にまっすぐ上体が乗っているのではなく
右ひざが打球方向に出て
右足付け根が引っ込んでいることに注目してほしいのです。
そして、打ち終った最後のコマ、体重が後ろに戻っているでしょう。
そう、右足はつっかい棒じゃなきゃだめなのです。
次に上体の開き。
これはエナンの動画と連続写真。
上体がしっかり前に向いて行きます。
肩の線が腕の動きに先立って前向きに回ることにより
回転半径が小さくなり
腕が急激に加速されるのです。
女性の腕力でも
凄まじいバックを打つ、エナンの秘訣がここにあるのです。
この打球では、リターンでしたのでオープンスタンスでした。
右足を踏み込めなかったので
先ほどの右足の、踏み込み、突っ張り、はできませんでした。
もし、時間のある、普通の打ち合いの時ですと
エナンは両方使って、さらにものすごいバックハンドを撃つのです。
これでパワーの話、2つのコツは終わりですが
念のための話を付け加えます。
片手バックハンドの場合
コントロールに関して言えば
右肩の前に何もありませんので
フォアに比べ、前向きの程度は、極端に言えば、なんでもありです。
横に走らされて打てば、ほぼ横向きで打ってしまいますし
余裕があれば、しっかり前を向きます。
いろいろな連続写真があるのはそのためです。
いつもお世話になっております。
今回もご回答有難うございました。
本当に感謝しております。
体重移動で、一番うまく、下半身からパワーが伝わるためには
打球方向に動いて行った体重移動が右足で
ブロックされなくてはなりません。
なるほど。
前向きのエネルギーを右足(私は左足)でブロックすることで
打球のパワーに変換するイメージですね!
体重を乗せることを考えすぎて上体が突込み気味でした。
すこし後ろに重心を残すイメージで打ってみたいと思います。
有難うございました。
スライスロブの質問です。
スライスロブはラケットを強く止めて打つボレーに近い感覚で打つと距離感が出し易いと思いますが(正しいとして)なぜロングボレーに近い感覚では難しいのでしょうか?
なんか不思議だなと思っていたのですが。
今までほとんど練習した事がないのですが、ストロークのドロップショットは強く止めて打つ感じで強さと角度を調整して打てば良いのでしょうか?
よろしくお願い致します。