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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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スライスロブの感覚

スライスロブについて、『うそほんと』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク いつもお世話になっております。

スライスロブの質問です。
スライスロブはラケットを強く止めて打つボレーに近い感覚で打つと距離感が出し易いと思いますが(正しいとして)なぜロングボレーに近い感覚では難しいのでしょうか?
なんか不思議だなと思っていたのですが。

今までほとんど練習した事がないのですが、ストロークのドロップショットは強く止めて打つ感じで強さと角度を調整して打てば良いのでしょうか?

よろしくお願い致します。

投稿者 うそほんと 2011/06/18 22:38





私の答えです。

スマイル 基本的にスライスの方向と距離感は
面の向きと、インパクトを迎える時の止め加減で決まります。 ピース

「スライスロブはラケットを強く止めて打つボレーに近い感覚で打つと距離感が出し易い」

というのは、かなり正しいのではないでしょうか。

  (ただし、強すぎると塀を越えます)


ロングボレーですが、運んでいくという感覚ですと難しいのです。
さらに強めに止める感覚で打つといいのです。

じゃあ、短めのボレーは?

軽めに止めるのです。

ですからロブも、短めは軽く止めるし、長めはやや強めに止めるのです。  ナイス!

もちろん、面の向きはボレーよりも上を向きます。


止めるというとインパクトで動きが止まるように感じますが   車
『車は急には止まらない』 のです。
強く(打って)止めれば、大き目のフォローがついちゃいますし。
軽く(打って)止めれば、小さめのフォローになります。

このフォローを見て大きく運んでいると思ってしまう人もいるようですが
打っている人の意識は(筋肉は)ブレーキを掛けて止めつつあるのです。


ここで、(打って) というのは
強く止めようとすれば自然に強く打つからです。
意識としては止めるほうだけ意識すれば自然にそうなります。  ナイス!



次にドロップショットですが。

いちばん小さなロブだと思ってください。 

『いちばん軽く止めて、ネットのすぐ向こうに高さ2mのロブを落とす』  ワハハ



ものすごく薄い当たりで、超アンダースピンをかける。
超一流選手はやります。

この打ち方は、「強く止めて打つ感じで強さと角度を調整して打てば良い」 でいけそうです。   悪だくみ


浮き気味のボールがネットを越えた直後に勢いを失ってぽとり
しかも逆回転で止まる。

青春学園主将の手塚国光君ならネットのほうへ戻ります。  怖~い



できる人はやってください。
上手くいけば1点取れます。

エナンフェデラーはできます。
私も練習でなら、ある程度出来ます。  冷や汗

1点しかくれないなら、試合では出来ません。


3点くれるなら考えてもいい。    ワハハ



スライス | 投稿者 松原コーチ 21:27 | コメント(4) | トラックバック(0)