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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ナダル打ちの腕

フォアハンドのナダル打ちについて、『makotasu』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ

少し前のこの記事(ナダル打ちのコツ)について、簡単に質問させて下さい。

コーチの写真と説明では、ラケットを垂直にして垂直に引き上げるとありますが、腕の振りも真下から真上へ垂直に振り上げますでしょうか?それとも、やや前方に膨らんだ大きな弧を描くような感じになりますでしょうか?(それというのも、私は後者の感じにした方がフィーリングが良いのです。)

コーチが打っている時の感覚論で結構ですので、お教えいただけないでしょうか?本編で取り上げて頂かなくとも、コメントにて回答頂ければ幸いに存じます。

今回もどうぞ、よろしくお願いいたします。

投稿者 makotasu 2011/06/17 20:23






私の答えです。

スマイル ナダル打ちというのは、トップスピンを前提に
打点が遅れ気味になった時やスピン量を多くするためなどで
わざと打点を遅らせる時に使います。

打点が遅れたのに、ラケット面は打球方向に向けなければなりません。 

だから、スウィング途中で肘を止めるように力を入れ 筋肉
腕を縮めて、手とラケットを前に出します。

パワーとしてはこの肘のアクションにより
肘を支点にしたスウィングに移行して、回転半径を小さくします。

回転半径が小さくなれば、一気に加速します。


そしてインパクト辺りで、縮める動作を終え
手を右肩の上にフィニッシュします。

腕のアクションはインパクト後、上方向だと思います。 ナイス!


これは、クライシュテルス動画と連続写真です

腕を引っ張り、肘を止めるようにして、5コマ目で遅れ気味のインパクト。

その後、手の位置は、6コマ目で少し前に行っていますが、ほとんど上向きの動きです。

ラケットは前上に向かって、大きなスウィングになっていますが
手の位置はあまり前進していません。

必死に、手が前に行かないようにしながら、引っぱり上げているのです。 上昇


この引っぱりが加速の元です。

逆に、手の位置を前に大きく振り出していけば減速してしまうと思います。

コマ回しで、最後にギュンと手を引っ張るような感覚なのです。


私の手の動きの感覚は、むしろ、『後ろ上に引っ張り上げる』 意識です。 上昇


トッププロの動きを見ますとみんなそうだと思います。 ナイス!



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 20:16 | コメント(2) | トラックバック(0)