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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォア深い打点もワイパー

昨日も触れた、フォアハンドのワイパースウィングですが
『ぼの』 さんから質問をいただいていました。

以下がそのコメントの全文です。

マイク こんにちは。
トップスピンのスウィングについて質問させていただきます。
トップスピンを打つときに、よく下から上へと言われます。
また、ワイパースウィングとも言われますが、それぞれはグリップの握り方で違ってくるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

投稿者 ぼの 2011/06/09 07:56



また、昨日いただいた、『光太朗』 さんのコメントにもこんな部分がありました。


マイク ・・・  

ベースライン深くから打つショットは斜め上に振り上げて
ベースライン内にはいって打つショットは脇腹方向に振りぬく
感じになりそうですね。

チャンスボールの打ち込みのイメージでしょうか? 

    ・・・

投稿者 光太朗 2011/06/09 23:36





あわせて、お話したいと思います。

スマイル 私の答えです。

現代のプロはグリップによらず
基本的にトップスピンで打つときはワイパースウィングです。

それは、力を入れるために、腕を引っ張って回転半径を小さくするからです。 ピース

それと、打球の飛距離を自在に打ち分けるためです。

もちろんグリップにより
インパクト時の上体の向きや腕の伸ばし具合は微妙に異なります。


また、ほとんどフラットで打つときも
これを、極限までスピン量を減らした、トップスピンと考えます。

基本的なスウィングの形がトップスピンと変わらないからです。

これはそのような、ほとんどフラットに打ち込んだ

ナルバンディアン動画と連続写真

フィニッシュを上体の左に引っ張り込んでいるのがわかります。 ナイス!

ここまでを含めてワイパーといっていますのでご理解ください。


例外は地面すれすれやランニングショット、そしてナダル打ち。  びっくり



そして、深く打つボールも、短く浅いボールも
基本的にすべて、ワイパーで打つのです。

ですからフィニッシュはどちらも上体の左側。

浅く打つときは、打点後急速に、脇腹方向に振りぬきますし
深く打つときは、いったん斜め上に振り上げていきますが
最終的に、フィニッシュは左胸の横あたりへ持っていくプロが多いと思います。

ワイパーで上に打ちだすか、下に打ちだすかで、打ち分けていくのです。 ナイス!

プロでも、上に、深く打つときに、フィニッシュ位置のたまたま一番上として
肩の上に振り抜くケースもありますが
これはむしろ例外的
ほとんどのショットは上体の左にフィニッシュします。  ピース


まあ、深いショットは肩の上にフィニッシュしても打てるが
浅いショットは左側に引っ張り込まなければとても打てないということです。 うるせー


これは念のための、ナルバンディアンの深く打ったトップスピンショット。

動画と連続写真です

やはりフィニッシュは左側。

プロはみんなそうです。   ナイス!



あっ、そうそう、ナルバンディアンの最終のコマ
上体が前向きで終わっているのですが
これはコマ数の関係での省略。

この先、さらに続くコマがあれば、右肩が前に出てくるまで回りますので、念のため。 びっくり


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 20:23 | コメント(4) | トラックバック(0)