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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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伊達さんのすごいところ

『光太朗』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原さま

いつもお世話になっております。
お蔭様で私のなんちゃってスライスサーブは
ファーストにセカンドにと重宝しております。

昨日の伊達さんの試合凄かったですね!
私は伊達さんと同じ歳(知り合いではありませんが)なので
すばらしい事だと思います。
しかし、その結果を満足とせず悔しい顔をして去る姿が
またまた痺れました。

そこで質問です。
伊達さんのプレーの何処が一番すばらしいと思われますか?

当然全てと言う答えがベストなのでしょうが
その中でも特筆すべき点などありましたら
教えて頂けないでしょうか?

お手すきの時にでもご回答いただければ幸いです。

素人目には、やはりライジングショットなのかなぁと思ってます。

投稿者 光太朗 2011/06/23 23:12





私の答えです。

スマイル ライジングショットです。

そして、40歳にしてあの元気。

もちろんそうなのですが、それくらいなら誰でも思いますし
やろうとはしてるんです。

40歳はともかくとして、伊達さんの何がすごいのかというと

「相手より速いテンポで返球して、追い詰める」

という主題を、一切妥協することなく追い求め
技術面でも戦術面でも、練習でも試合でも、徹底して実行していることです。 ナイス!

誰にこうしろと言われたわけでもないやり方で自分流を貫いている。


技術的にはフォアハンドもバックハンドも
ライジングを打つ打ち方に完璧に特化しています。

普通のプロより早目というのではなく、極端に早い、まったく別物なのです。

たぶんどんなコーチも教えなかった打ち方だし、通常はありえない。  あれー?

普通と違うやり方をするのは勇気のいることで
たいていは、コーチの言うことを聞いて、標準的なフォームになりがちなのです。


実は変わったことや、自己流のへんなことをやって道を切り開くのは
たいていが男の役目。

スクールでもコーチの言うことを聞かないで変なショットを打つのは男の子。 悪だくみ

女の子はいい子が多くて、コーチの教えたとおりのテニスをするのが普通。

女性を蔑視するつもりは無いのですが、これが一般的な傾向。

伊達さんて、女の子でしたよね。  フォアハンドg


あのライジング・テニス、ボルグのトップスピン革命と同じくらいすごいと思います。


そして何度も言うけれど、それに特化し、貫き通していること。 びっくり



技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 22:04 | コメント(1) | トラックバック(0)