2011年06月09日
フォアは左にフィニッシュ
昨日は水曜日
午前中雨、午後からは曇りの予報だったので電車で印西のクラブへ
お昼ごろ、千葉ニュータウン中央駅に着くとけっこう降っている。
か?
でも、クラブに着くころには上がり始めていた。
まだ雨粒が見える中、みなさん練習している。
やる気の足りないのは私だけらしい。
もちろんやる気満々、明るく、元気に登場したことは言うまでも無い。
さて、会員さんとのプレーの中で、タイムリーなアドバイスができたので
今日はそれを紹介。
女性、ちゃくちゃく上達中会員のYさんとダブルスを組んだ。
以前、フォアハンドのテイクバックを私の説明どおりに変え
かなり強力なフォアハンドを打つようになった方。
はじめてお会いしたとき、彼女のラケットを借りてリターンの見本。
1本目でメインのストリング3本、いっぺんにぶちきったことはいまだ私のトラウマになっている。
そのYさん、セカンドサーブのリターンでビビッて途中でスウィングを止めている。
結果的にゆるいボールで入るか、中途半端なアウトになっている。
左肩の上にフィニッシュするようにしていたので
セカンドで、前気味のポジションで打つと飛距離が出すぎているようだった。
試合中に打ち方のアドバイスは本来するべきではないのだが
Yさんはすぐに対応してくれるだろう、という自信があったので
あえて、タブーのアドバイス。
「フィニッシュを引っ張り込んで、上体の左横にするといいですよ」
「松原と組んだのがまずったと思って
2,3本ミスってもいいですから、思い切ってどうぞ」
ホントに2,3本、ミスってもよかったのだが
次のポイントから、ビシバシと面白いように入る。
おかげでパートナーとしては楽をさせてもらった。
Yさんの場合は、以前にも左横にフィニッシュをして打ったもらったことがある。
私が打っているのも知っているし、私の理論も伝わっている。
しかもトップスピンで打っている人なのだ。
だから、試合中のアドバイスでもいいのだが、普通はこうはいかない。
練習で確認してから試合で打ったほうがいいだろう。
さて、このアドバイスの意味だが
ベースライン深くから打つショットに比べ、浅いところから打つショットは
飛距離を小さくしなくてはならない。
もしスピン量が同じなら
飛距離の大きいショットに比べ、少し下向きに打たなくてはならないはずだ。
ここが今日の肝で
皆さんよく思ってしまうのが
「短く打つのだから、スピンを多くして落とす」
スピンを多くするには、もっと下からこする。
下からこすると、スウィング方向にボールは引っ張られ
むしろ、ボールはさらに上に向かって飛び出すことになる。
いっぱいスピンをかけたのに惜しくもアウト。
もちろんこのときのフィニッシュは左肩の上だ。
ここで登場するのが、『ワイパースウィング』
そうすれば、フィニッシュは上体の左側になる。
そう、ワイパースウィングというのは
少し下向きにトップスピンを打つために使える方法なのだ。
もちろん、ワイパーのためには
しっかり前向きになり、アウトサイドインのスウィングができなくてはならない。
その素地が、Yさんにはしっかりとあったのだ。
さて、せっかくだからプロの技を紹介。
女性ということもあり、今日はモーリスモの、動画と連続写真。
ベースラインの中に入って打ち込んだショットだ。
ここで気にしてみてほしいのが
インパクト後、スウィングがあまり高く上がらず
一気に左に引っ張りこんでいること。
今日はワイパーにして短く打つという話と思われがちだが
実はトップスピンロブでもワイパーは使う。
このすぐに左に引っ張り込みスウィングをあまり上向きにしないのが
本当の技術の肝なのだ。
ただそれは、ワイパーを使えば勝手にマスターできること
実用上、短く打つにはワイパー、と思っても特には困らないのだ。
午前中雨、午後からは曇りの予報だったので電車で印西のクラブへ
お昼ごろ、千葉ニュータウン中央駅に着くとけっこう降っている。


でも、クラブに着くころには上がり始めていた。
まだ雨粒が見える中、みなさん練習している。
やる気の足りないのは私だけらしい。
もちろんやる気満々、明るく、元気に登場したことは言うまでも無い。

さて、会員さんとのプレーの中で、タイムリーなアドバイスができたので
今日はそれを紹介。
女性、ちゃくちゃく上達中会員のYさんとダブルスを組んだ。
以前、フォアハンドのテイクバックを私の説明どおりに変え
かなり強力なフォアハンドを打つようになった方。

はじめてお会いしたとき、彼女のラケットを借りてリターンの見本。
1本目でメインのストリング3本、いっぺんにぶちきったことはいまだ私のトラウマになっている。

そのYさん、セカンドサーブのリターンでビビッて途中でスウィングを止めている。
結果的にゆるいボールで入るか、中途半端なアウトになっている。

左肩の上にフィニッシュするようにしていたので
セカンドで、前気味のポジションで打つと飛距離が出すぎているようだった。
試合中に打ち方のアドバイスは本来するべきではないのだが
Yさんはすぐに対応してくれるだろう、という自信があったので
あえて、タブーのアドバイス。
「フィニッシュを引っ張り込んで、上体の左横にするといいですよ」
「松原と組んだのがまずったと思って
2,3本ミスってもいいですから、思い切ってどうぞ」

ホントに2,3本、ミスってもよかったのだが
次のポイントから、ビシバシと面白いように入る。

おかげでパートナーとしては楽をさせてもらった。
Yさんの場合は、以前にも左横にフィニッシュをして打ったもらったことがある。
私が打っているのも知っているし、私の理論も伝わっている。
しかもトップスピンで打っている人なのだ。
だから、試合中のアドバイスでもいいのだが、普通はこうはいかない。
練習で確認してから試合で打ったほうがいいだろう。
さて、このアドバイスの意味だが
ベースライン深くから打つショットに比べ、浅いところから打つショットは
飛距離を小さくしなくてはならない。
もしスピン量が同じなら
飛距離の大きいショットに比べ、少し下向きに打たなくてはならないはずだ。

ここが今日の肝で
皆さんよく思ってしまうのが
「短く打つのだから、スピンを多くして落とす」
スピンを多くするには、もっと下からこする。
下からこすると、スウィング方向にボールは引っ張られ
むしろ、ボールはさらに上に向かって飛び出すことになる。

いっぱいスピンをかけたのに惜しくもアウト。
もちろんこのときのフィニッシュは左肩の上だ。
ここで登場するのが、『ワイパースウィング』
そうすれば、フィニッシュは上体の左側になる。
そう、ワイパースウィングというのは
少し下向きにトップスピンを打つために使える方法なのだ。
もちろん、ワイパーのためには
しっかり前向きになり、アウトサイドインのスウィングができなくてはならない。
その素地が、Yさんにはしっかりとあったのだ。

さて、せっかくだからプロの技を紹介。
女性ということもあり、今日はモーリスモの、動画と連続写真。
ベースラインの中に入って打ち込んだショットだ。
ここで気にしてみてほしいのが
インパクト後、スウィングがあまり高く上がらず

一気に左に引っ張りこんでいること。
今日はワイパーにして短く打つという話と思われがちだが
実はトップスピンロブでもワイパーは使う。
このすぐに左に引っ張り込みスウィングをあまり上向きにしないのが
本当の技術の肝なのだ。
ただそれは、ワイパーを使えば勝手にマスターできること
実用上、短く打つにはワイパー、と思っても特には困らないのだ。

いつもお世話になっております。
ベースライン深くから打つショットは斜め上に振り上げて
ベースライン内にはいって打つショットは脇腹方向に振りぬく
感じになりそうですね。
チャンスボールの打ち込みのイメージでしょうか?
チャンスボールをふかす事が多いので
実践してみます!!
「今日の肝」ですが、確かにそのように考えていました。
またまた目からウロコでした。
練習あるのみですね!
ありがとうございました。