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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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デルポトロのフォア決着編

デルポトロのフォアハンドについては
決着したつもりでいた。

反発係数まで持ち出して説明することができ
私の解説者心としてはとりあえずの落ち着きを得た。 にっこり

ところが、昨日、松原テニスクラブ印西長迫コーチと話していて

      (技術話のときは総支配人じゃなくてコーチになる)

こんなことを言われた。


「で、松原さん、あのデルポトロの反発係数の話、結論はどうなるんです?」  不満


自分としては現象を説明してすっかり終わった気でいたが
よく考えてみると
実際の打ち方を教えている松原コーチとしては

じゃあ、どうすればいいのだと、言っていないことに気づかされた。  冷や汗


こりゃ、たいへんだ。  叫び

そこで今日の決着編。


先日のデルポトロのフォアハンド、彼の技術のまとめはこう

1、速いボールに対し、暇がないと、上向きに引いていき、かぶせながらインパクト。

2、中くらいのボールに対し、面を外に向いていくように引く。

3、ゆるいボールに対し、もう一度面を下向きに作り直す。



要は、この1番、普通の人が使っても大丈夫か?
ということ。



私の考えを言っちゃうと

『やるべきじゃない』 ということ。  ナイス!

『かぶせてインパクト』 が成り立つための条件として
相手のボールが早くて、それをこちらもプロ並みにたたいた場合ということ。

こんなことは普通、めったにない。

つまりめったにないことのために別の技を用意するご利益はない。

フェデラーナダルのように面を下向きや外向きに引いておけば

1種類の引き方で、ゆるいボールにも、早いボールにも対応できる。

一般の方も、ジュニアの選手もナダルやフェデラーで行くべきだと思う。  ナイス!



これはまったくの推測だが

デルポトロは子供のころは上向きに引いても
当時はボールが遅いので、ベースラインに入ったのだろう。

だんだんスピードが出てきてアウトするようになり
特にアウトしやすい相手のゆるいボールに対して
下向きに引くようになった。

ただ相手のボールが早いと
かぶせて打っても入るので
それが残っている。


ただこれはデルポトロが天才だからできること。


普通のセンスの人であれば
上向きに引いていて、アウトするようになったら

1、そのままとっちらかって、相手ボールがフォアにくるとジンマシンが出るようになる。  悪だくみ

2、テイクバックを下向きに引くようにして解決する。  ピース

のどちらかだと思う。

もちろん、ハードヒットなんか考えないようにするという選択肢もあるが ・・・ ベー


相手ボールにより引き方が複数あるなんて事は
通常の人にはとてもできないことだし
第一、ほとんどメリットもないと思う。  不満


ぜひ、一番簡単な、下向きか外向きのテイクバックを身につけましょう。 叫び



テニスはフィギアスケートと違い

難度の高い業を使っても、1ポイントしかくれないのです。  うるせー





フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:56 | コメント(0)| トラックバック(0)
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