2010年02月18日
デルポトロのフォア決着編
デルポトロのフォアハンドについては
決着したつもりでいた。
反発係数まで持ち出して説明することができ
私の解説者心としてはとりあえずの落ち着きを得た。![にっこり](http://blog.tennis365.net/common/icon/03.gif)
ところが、昨日、松原テニスクラブ印西で長迫コーチと話していて
(技術話のときは総支配人じゃなくてコーチになる)
こんなことを言われた。
「で、松原さん、あのデルポトロの反発係数の話、結論はどうなるんです?」![不満](http://blog.tennis365.net/common/icon/19.gif)
自分としては現象を説明してすっかり終わった気でいたが
よく考えてみると
実際の打ち方を教えている松原コーチとしては
じゃあ、どうすればいいのだと、言っていないことに気づかされた。![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
こりゃ、たいへんだ。![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
そこで今日の決着編。
先日のデルポトロのフォアハンド、彼の技術のまとめはこう
1、速いボールに対し、暇がないと、上向きに引いていき、かぶせながらインパクト。
2、中くらいのボールに対し、面を外に向いていくように引く。
3、ゆるいボールに対し、もう一度面を下向きに作り直す。
要は、この1番、普通の人が使っても大丈夫か?
ということ。
私の考えを言っちゃうと
『やるべきじゃない』 ということ。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
『かぶせてインパクト』 が成り立つための条件として
相手のボールが早くて、それをこちらもプロ並みにたたいた場合ということ。
こんなことは普通、めったにない。
つまりめったにないことのために別の技を用意するご利益はない。
フェデラーやナダルのように面を下向きや外向きに引いておけば
1種類の引き方で、ゆるいボールにも、早いボールにも対応できる。
一般の方も、ジュニアの選手もナダルやフェデラーで行くべきだと思う。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
これはまったくの推測だが
デルポトロは子供のころは上向きに引いても
当時はボールが遅いので、ベースラインに入ったのだろう。
だんだんスピードが出てきてアウトするようになり
特にアウトしやすい相手のゆるいボールに対して
下向きに引くようになった。
ただ相手のボールが早いと
かぶせて打っても入るので
それが残っている。
ただこれはデルポトロが天才だからできること。
普通のセンスの人であれば
上向きに引いていて、アウトするようになったら
1、そのままとっちらかって、相手ボールがフォアにくるとジンマシンが出るようになる。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
2、テイクバックを下向きに引くようにして解決する。![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
のどちらかだと思う。
もちろん、ハードヒットなんか考えないようにするという選択肢もあるが ・・・![ベー](http://blog.tennis365.net/common/icon/07.gif)
相手ボールにより引き方が複数あるなんて事は
通常の人にはとてもできないことだし
第一、ほとんどメリットもないと思う。![不満](http://blog.tennis365.net/common/icon/19.gif)
ぜひ、一番簡単な、下向きか外向きのテイクバックを身につけましょう。![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
テニスはフィギアスケートと違い
難度の高い業を使っても、1ポイントしかくれないのです。![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
決着したつもりでいた。
反発係数まで持ち出して説明することができ
私の解説者心としてはとりあえずの落ち着きを得た。
![にっこり](http://blog.tennis365.net/common/icon/03.gif)
ところが、昨日、松原テニスクラブ印西で長迫コーチと話していて
(技術話のときは総支配人じゃなくてコーチになる)
こんなことを言われた。
「で、松原さん、あのデルポトロの反発係数の話、結論はどうなるんです?」
![不満](http://blog.tennis365.net/common/icon/19.gif)
自分としては現象を説明してすっかり終わった気でいたが
よく考えてみると
実際の打ち方を教えている松原コーチとしては
じゃあ、どうすればいいのだと、言っていないことに気づかされた。
![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
こりゃ、たいへんだ。
![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
そこで今日の決着編。
先日のデルポトロのフォアハンド、彼の技術のまとめはこう
1、速いボールに対し、暇がないと、上向きに引いていき、かぶせながらインパクト。
2、中くらいのボールに対し、面を外に向いていくように引く。
3、ゆるいボールに対し、もう一度面を下向きに作り直す。
要は、この1番、普通の人が使っても大丈夫か?
ということ。
私の考えを言っちゃうと
『やるべきじゃない』 ということ。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
『かぶせてインパクト』 が成り立つための条件として
相手のボールが早くて、それをこちらもプロ並みにたたいた場合ということ。
こんなことは普通、めったにない。
つまりめったにないことのために別の技を用意するご利益はない。
フェデラーやナダルのように面を下向きや外向きに引いておけば
1種類の引き方で、ゆるいボールにも、早いボールにも対応できる。
一般の方も、ジュニアの選手もナダルやフェデラーで行くべきだと思う。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
これはまったくの推測だが
デルポトロは子供のころは上向きに引いても
当時はボールが遅いので、ベースラインに入ったのだろう。
だんだんスピードが出てきてアウトするようになり
特にアウトしやすい相手のゆるいボールに対して
下向きに引くようになった。
ただ相手のボールが早いと
かぶせて打っても入るので
それが残っている。
ただこれはデルポトロが天才だからできること。
普通のセンスの人であれば
上向きに引いていて、アウトするようになったら
1、そのままとっちらかって、相手ボールがフォアにくるとジンマシンが出るようになる。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
2、テイクバックを下向きに引くようにして解決する。
![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
のどちらかだと思う。
もちろん、ハードヒットなんか考えないようにするという選択肢もあるが ・・・
![ベー](http://blog.tennis365.net/common/icon/07.gif)
相手ボールにより引き方が複数あるなんて事は
通常の人にはとてもできないことだし
第一、ほとんどメリットもないと思う。
![不満](http://blog.tennis365.net/common/icon/19.gif)
ぜひ、一番簡単な、下向きか外向きのテイクバックを身につけましょう。
![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
テニスはフィギアスケートと違い
難度の高い業を使っても、1ポイントしかくれないのです。
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
コメント
この記事へのコメントはありません。