2010年02月16日
マレーのフォア
先日、川越で 『ためにならないブログ』 さんから質問された話。
マレーのフォアハンド手首から先をテイクバックで引いていない
インパクトでは先が遅れて手首に角度が付いている。
これではスピードも出ないような気がするし
コントロールにもマイナスではないか?
何のためにしているんだろう?
というお話。
松原がいつもいっている話だと
インパクトの形を保って引き
そのまま振り出すので
安定性もあるし、ラケットヘッドも
いっぱい引いといて振り出すのだから
そのほうがスピードが出そうな気がする。
さて、よく考えてみたら、2つの理由に思い当たった。
1つ目は、『昔の鉄道加速説』 (名称は今考えた)
機関車と後ろの客車の連結に遊びがあるので
機関車が動き始めて、ちょっとの間をおいて貨車が動き始める。
たくさんの車両が連結していると
ガチャン、ガチャン、ガチャン、ガチャン、ガチャン
と次々に大騒ぎ。
近頃の若いもんにはわからないか?
じゃあテニスだ。
モデルは東戸塚松原テニススクールの田村コーチだ。
こんなふうに構えると
手首を少しやわらかくしておくと
振り出したときに先が遅れ
腕はラケットの重みに関係なく振れるので、速い加速が可能。
遅れてスタートしたラケットが速い腕に突然引かれて (鉄道ならガチャン)
自分も速いスピードになってからインパクト。
最初から先が引いておけば、最初の急加速がないわけで
だから、手首の角度を保って引くよりもスピードは速くなるのだろう。
腕はさらに加速していくので
ラケットに追い越されず
2枚目と3枚目の手首の角度はほぼ同じ。
2つ目の説は、『フィギアスケートスピン加速説』 (これも今考えた)
これは2009年6月7日のブログで取り上げたこと。
要は回転半径が小さくなると加速するというお話。
1枚目の写真より2枚目のほうが
肩からラケット面までの距離が短い。
つまり回転半径が小さくなっているので腕の振りが速くなるのだ。
スケートではジャンプやスピンに入るとき腕を縮め
着氷やスピンを止める時には腕を大きく開く。
6月7日のブログではフィギアスケートの浅田真央さんの写真を使って説明している。
『トリプルアクセルの腕使い』 をヒマな人はぜひ見てください。
まあ、この二つの理屈が加速のメカニズムだと思う。
だからマレーはやっているのだろう。
マレーのフォアハンド手首から先をテイクバックで引いていない
インパクトでは先が遅れて手首に角度が付いている。
これではスピードも出ないような気がするし
コントロールにもマイナスではないか?
何のためにしているんだろう?
というお話。
松原がいつもいっている話だと
インパクトの形を保って引き
そのまま振り出すので
安定性もあるし、ラケットヘッドも
いっぱい引いといて振り出すのだから
そのほうがスピードが出そうな気がする。
さて、よく考えてみたら、2つの理由に思い当たった。
1つ目は、『昔の鉄道加速説』 (名称は今考えた)
機関車と後ろの客車の連結に遊びがあるので
機関車が動き始めて、ちょっとの間をおいて貨車が動き始める。
たくさんの車両が連結していると
ガチャン、ガチャン、ガチャン、ガチャン、ガチャン
と次々に大騒ぎ。
近頃の若いもんにはわからないか?
じゃあテニスだ。
モデルは東戸塚松原テニススクールの田村コーチだ。
こんなふうに構えると
手首を少しやわらかくしておくと
振り出したときに先が遅れ
腕はラケットの重みに関係なく振れるので、速い加速が可能。
遅れてスタートしたラケットが速い腕に突然引かれて (鉄道ならガチャン)
自分も速いスピードになってからインパクト。
最初から先が引いておけば、最初の急加速がないわけで
だから、手首の角度を保って引くよりもスピードは速くなるのだろう。
腕はさらに加速していくので
ラケットに追い越されず
2枚目と3枚目の手首の角度はほぼ同じ。
2つ目の説は、『フィギアスケートスピン加速説』 (これも今考えた)
これは2009年6月7日のブログで取り上げたこと。
要は回転半径が小さくなると加速するというお話。
1枚目の写真より2枚目のほうが
肩からラケット面までの距離が短い。
つまり回転半径が小さくなっているので腕の振りが速くなるのだ。
スケートではジャンプやスピンに入るとき腕を縮め
着氷やスピンを止める時には腕を大きく開く。
6月7日のブログではフィギアスケートの浅田真央さんの写真を使って説明している。
『トリプルアクセルの腕使い』 をヒマな人はぜひ見てください。
まあ、この二つの理屈が加速のメカニズムだと思う。
だからマレーはやっているのだろう。