2010年02月06日
なぜスウィングスピードは速くなったのか
昨日からの続き
またまた、役に立たないお話し。 かな?
男子プロのスウィングスピードが限界まで上がっている。
昔はコントロールを考え、スウィングを力の限界まで振ることが出来なかった。
1970年代
男子のテニス界はトップスピン時代を迎えた。
ギレルモ・ビラス、ビヨン・ボルグがその代表格。
木のラケット最後の時代だ。
フラットと同じスウィングスピードなら
トップスピンは当然ながらボールが遅くなる。
スピードとスピンを両立させるには
猛烈なスウィングスピードが必要になり
ウェスタングリップとフルスウィングの時代になった。
この頃、スウィングスピードは
ほぼ人間の出せる速度の限界に近づいていたと思う。
1980年代になると、イワン・レンドルの時代。
彼はトップスピンをベースの技術としつつ
そのスウィングスピードを保ったまま
高い打点からのフラット性のフォアハンドを実現。
圧倒的な攻撃テニスを展開した。
トップスピンをベースの技術としながら
フラットにも叩ける、というのは
現代の技術といっていいと思う。
ここまでが
どのようにして、男子プロのスウィングスピードが
限界近くまで速くなっていったのかについての薀蓄である。
次に、なぜ私がトップスピンをベースの技術としながら
という部分にこだわるのかというと
現代テニスのフラット打ちの基本は
『フルタイム・トップスピン』 だと思うからだ。
フルスウィング・トップスピンをマスターした選手が
垂直な姿勢、完璧なラケット面でフォアハンドを打つことが出来れば
コントロールのいいトップスピンを打つことが出来る。
その域に達すれば、余裕があって姿勢が保ったときには
スピンを減らしても打球をコントロールすることが出来る。
ネット上をどの高さを飛ぶかの違いがあるだけだ。
スピンを減らして打つ状況の方が多くなれば
その選手は、フラットの人に見えてくる。
ただ、厳しい状況に追い込まれた時は
いつでも、ヘビートップスピンで対処することが出来る。
この人のテニスを私は、基本的に『フルタイム・トップスピン』 だと考えているのだ。
現代の男子プロはほぼ全員が、『フルタイム・トップスピンナー』
その中で、どれだけスピンを減らすかが個性。
トップスピンの下手なプロはいません。
ナダルからフェデラーまで
あなたはどれくらいがお好みですか。
またまた、役に立たないお話し。 かな?
男子プロのスウィングスピードが限界まで上がっている。
昔はコントロールを考え、スウィングを力の限界まで振ることが出来なかった。
1970年代
男子のテニス界はトップスピン時代を迎えた。
ギレルモ・ビラス、ビヨン・ボルグがその代表格。
木のラケット最後の時代だ。
フラットと同じスウィングスピードなら
トップスピンは当然ながらボールが遅くなる。
スピードとスピンを両立させるには
猛烈なスウィングスピードが必要になり
ウェスタングリップとフルスウィングの時代になった。
この頃、スウィングスピードは
ほぼ人間の出せる速度の限界に近づいていたと思う。
1980年代になると、イワン・レンドルの時代。
彼はトップスピンをベースの技術としつつ
そのスウィングスピードを保ったまま
高い打点からのフラット性のフォアハンドを実現。
圧倒的な攻撃テニスを展開した。
トップスピンをベースの技術としながら
フラットにも叩ける、というのは
現代の技術といっていいと思う。
ここまでが
どのようにして、男子プロのスウィングスピードが
限界近くまで速くなっていったのかについての薀蓄である。
次に、なぜ私がトップスピンをベースの技術としながら
という部分にこだわるのかというと
現代テニスのフラット打ちの基本は
『フルタイム・トップスピン』 だと思うからだ。
フルスウィング・トップスピンをマスターした選手が
垂直な姿勢、完璧なラケット面でフォアハンドを打つことが出来れば
コントロールのいいトップスピンを打つことが出来る。
その域に達すれば、余裕があって姿勢が保ったときには
スピンを減らしても打球をコントロールすることが出来る。
ネット上をどの高さを飛ぶかの違いがあるだけだ。
スピンを減らして打つ状況の方が多くなれば
その選手は、フラットの人に見えてくる。
ただ、厳しい状況に追い込まれた時は
いつでも、ヘビートップスピンで対処することが出来る。
この人のテニスを私は、基本的に『フルタイム・トップスピン』 だと考えているのだ。
現代の男子プロはほぼ全員が、『フルタイム・トップスピンナー』
その中で、どれだけスピンを減らすかが個性。
トップスピンの下手なプロはいません。
ナダルからフェデラーまで
あなたはどれくらいがお好みですか。