2010年01月04日
スジガネ君に聞くバックボレー その3
1月も4日になりました。
きのうは印西のクラブで初打ち。
少しからだが重かったようですが、気のせいです。
いよいよ、今年もテニスモード。
12月後半に続き、切れのいいボレーを打つこつ。
スジガネ君に聞くバックボレー その3 で決着をつけます。
総集編ということで
切れのいいボレーのコツとして、3点挙げておきます。
1、テイクバックで面が少し下向きになるほど、えぐるように引き、えぐるように振る。
(12月25日のブログ前半 12月26日のブログ を参照)
2、インパクト直前、上体をスウィングと逆方向に、伸び上がるようにする。
(12月25日のブログ後半 を参照)
3、腕全体で、アウトサイドインのスウィング。
3のアウトサイドインが今日のメインテーマです。
これについては
12月31日のブログ、『スジガネ君に聞くバックボレー その2』 で説明したのですが
よりわかりやすい、上から撮影した絵があるので
今日は、それで再確認しようと思います。
さあ、『スジガネ君BV』 の登場です。
上腕のアルミ角パイプの穴に4mmのビスを通したものが肩関節だが
構え終わった後は
この関節のみを動かしてバックボレーのスウィングを行うのです。
したがって腕は肩を中心に弧を描いて動くしかない。
それとラケット面は
だんだん垂直になるように引いていき
だんだん上向きになるように振り出していくしかないのです。
さて、上体を斜め横向きにし、少し前屈みの姿勢を作ったところ。
(姿勢はこの形でスウィング中は固定)
えぐるように引いていく。
(もともと垂直に近いので、面変化はわずか)
一瞬の静止のあと、振り始める。
(構えたところと同じ写真)
そしてインパクト。
(足も動かせないのにラケット面の真ん中で捕らえているのはさすがだ)
ラケット面が上向きになりつつ、フォロースルー。
(面が上向きながら、アウトサイドインに動いているのがわかるだろう)
アウトサイドインといっても
腕を縮めるように引っ張ってきたり
手首の角度を変えたりしているわけではない。
『肩を中心とした腕のスウィングだけで振っている』
ことに注目してほしいのだ。
肝心なことはたったこれだけなんだよ
ということを説明するために誕生したのが
『スジガネ君兄弟』
本当は、歩くことや膝の屈伸くらいできるようにするのは
私の技術をもってすれば訳のないことなんです。
しかしそれでは、動きの単純さを説明するのに不便。
ということで、あえて動かせないように作ったのです。
実際の生身の人間さんの場合ですが。
1、上体の姿勢を固定し。
2、足を動かして位置を決める。
(実際は動きっぱなしで、動きの中でボールを捉える)
3、スジガネ君と同じ、『腕だけで打つ』
ということです。
ボールとの距離などは、足の動きが行います。
肘や手首などはどうしようもないとき以外は使わないのです。
スジガネ君になったつもりで素振りしてから、ボレーしてみてください。
特に、肩関節の中にある、軸を意識してみるといいですよ。
きのうは印西のクラブで初打ち。
少しからだが重かったようですが、気のせいです。
いよいよ、今年もテニスモード。
12月後半に続き、切れのいいボレーを打つこつ。
スジガネ君に聞くバックボレー その3 で決着をつけます。
総集編ということで
切れのいいボレーのコツとして、3点挙げておきます。
1、テイクバックで面が少し下向きになるほど、えぐるように引き、えぐるように振る。
(12月25日のブログ前半 12月26日のブログ を参照)
2、インパクト直前、上体をスウィングと逆方向に、伸び上がるようにする。
(12月25日のブログ後半 を参照)
3、腕全体で、アウトサイドインのスウィング。
3のアウトサイドインが今日のメインテーマです。
これについては
12月31日のブログ、『スジガネ君に聞くバックボレー その2』 で説明したのですが
よりわかりやすい、上から撮影した絵があるので
今日は、それで再確認しようと思います。
さあ、『スジガネ君BV』 の登場です。
上腕のアルミ角パイプの穴に4mmのビスを通したものが肩関節だが
構え終わった後は
この関節のみを動かしてバックボレーのスウィングを行うのです。
したがって腕は肩を中心に弧を描いて動くしかない。
それとラケット面は
だんだん垂直になるように引いていき
だんだん上向きになるように振り出していくしかないのです。
さて、上体を斜め横向きにし、少し前屈みの姿勢を作ったところ。
(姿勢はこの形でスウィング中は固定)
えぐるように引いていく。
(もともと垂直に近いので、面変化はわずか)
一瞬の静止のあと、振り始める。
(構えたところと同じ写真)
そしてインパクト。
(足も動かせないのにラケット面の真ん中で捕らえているのはさすがだ)
ラケット面が上向きになりつつ、フォロースルー。
(面が上向きながら、アウトサイドインに動いているのがわかるだろう)
アウトサイドインといっても
腕を縮めるように引っ張ってきたり
手首の角度を変えたりしているわけではない。
『肩を中心とした腕のスウィングだけで振っている』
ことに注目してほしいのだ。
肝心なことはたったこれだけなんだよ
ということを説明するために誕生したのが
『スジガネ君兄弟』
本当は、歩くことや膝の屈伸くらいできるようにするのは
私の技術をもってすれば訳のないことなんです。
しかしそれでは、動きの単純さを説明するのに不便。
ということで、あえて動かせないように作ったのです。
実際の生身の人間さんの場合ですが。
1、上体の姿勢を固定し。
2、足を動かして位置を決める。
(実際は動きっぱなしで、動きの中でボールを捉える)
3、スジガネ君と同じ、『腕だけで打つ』
ということです。
ボールとの距離などは、足の動きが行います。
肘や手首などはどうしようもないとき以外は使わないのです。
スジガネ君になったつもりで素振りしてから、ボレーしてみてください。
特に、肩関節の中にある、軸を意識してみるといいですよ。
ストロークにおける「アウトサイドイン」の話、ありがとうございました。
自分なりにイメージを持って、意識してスウィングするように心掛けています。
ラケットについて教えてください。S-FIT3の試打については、残念ながら私は九州の田舎に住んでいるものですから印西へ伺うわけには行きません。近くのショップを数件回ってみたのですが、残念ながら試打用のラケットは置いてありませんでした。
私は今までラケットは、取り扱うことのできる範囲でなるべく重いラケットが良いと思っていました。普段はガット無しで300~315gのラケットを使っています。ところが、S-FIT3は275gと軽いので気になります。軽いラケットは、確かに取り回しはし易いと思いますが、「強い球」には打ち負けてしまうのではないでしょうか。また、軽いラケットは肘に負担があるとも聞きます。クルム伊達公子さんは、S-FIT3を370gの重さにして使っていると「ためにならないブログ」にも書いてありました。ラケットの重さについて松原コーチのお考えを聞かせていただけると幸いです。
もしよかったらボールの飛んでいく方向をおしえていただきたいです。
インパクト時の面の向きからすると、下にあるカッティングシートの
方眼の目の方向へ真っ直ぐ飛んでいくような感じですが、
アウトサイドインにラケットが動いているので、
ボールは右方向へ飛びそうにも思えます。
なぜ、こんなことを考えるのといいますと、
バックハンドのスライスが下手で、右方向にしか飛ばないのです。
原因はいろいろあると思いますが、
アウトサイドインにラケットが動くと、その方向にボールが飛ぶのかな
と勝手に思ったわけです。
もし真正面から飛んできたボールなら
スウィングに引っ張られ
ほんの少し、右方向に飛んでいくと思います
もしストレートや逆クロスに打つなら
肘を先行させ
ラケットヘッドを少し遅らせて
面を左に向けます
グリップエンドから引っ張り込んで打つと (アウトサイドインですね)
そのほうがむしろ簡単かも知れません。