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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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なにをイメージして試合に入るのか

『ヒロリン』 さんから質問をいただきました。
先日のスロースターターの話とダブルかもしれませんが。


以下がコメントの全文です。

マイク いつも大変勉強になるお話を拝見させていただいています
今回、又悩んでいることがありご意見をお聞きしたいのですが
テニスの楽しさはラリーを〓げることと言う気持ちが根底にあるせいなのか
、スクール癖があるのか(ラリーが途切れたら次の人と交代と言う練習がしばしば私のスクールではありました)、どうしても試合の時、相手の人がいるところへ球を打ってしまいます。試合をするときは、どのようなモチベーションで望むべきなのでしょうか?
投稿者 ヒロリン 2009/11/19 16:05


私の答えです。

スマイル 練習で相手に向かって打ってしまう時、なにを考えてそうしたのでしょう?

むしろ何も考えなかったのではないでしょうか。
何も考えなければ、来たところに返してしまうものです。
  (私もジュニアレッスンでスマッシュをよくぶつけられます) 不満
もちろん半面での打ち合いだったりすると
狙いようがないのかもしれませんが。

私はジュニアの子と打ったりするとき
けっこう考えながらやっています  (余裕があるからですが)
一定に打って調子を出してあげるときもありますが
半面でも、バックを狙ったり、山なりのボールにしたり
突然フラットにしたり、甘いときはフォアのはしにエースを狙うなど。

きわどいところを狙いすぎなければ
エラーしたら交代という苦しい場面でも
バックを危なくない範囲で突いたり
チャンスでフォアに、とか。
いろいろと考えながらできると思いますよ。
むしろ苦しい場面ほど乗り越えられるようにしなければいけないのですから
意識して、そうゆう習慣をつけてみたらどうでしょう。

ただ考えるのはラリーの合間などにして、打っている最中はよしましょう。
ラリー中はひらめくだけです。
試合のときは考えながらやれば、集中が落ちて
かえってエラーが多くなります。
練習中にパターンや得意コースを磨いておき、
ポイントの合間やベンチで使う作戦を考えておき
試合中、そのイメージに、自動的に反応するのです。   (これが道具立てですね)

試合に対し、どう考えて向かうか? ですが。
大事なことはすでに話してしまったかもしれません。
しいて言えば、スロースターターの皆さんに対する話と同様
ゲームプランを立てて望んだらどうでしょう。        (これは戦術ですね)

たぶん相手のショットや、試合運びはイメージできると思いますよね。
前の試合や、ウォームアップの様子で観察しますが。
もしわからなければ
このレベルの中で、自分より少しうまいくらいの『普通の人』 をイメージしてもいいと思います。

その人に対し、自分はどうゆうショットでどのコースに展開していくか?
   (バックにボールを集めて、チャンスを待つとか)
結末はどこへもって行くか?
   (短くなったら、ネットへ出て、ドロップボレーか逆クロススマッシュとか)
相手が攻めてきたときはどう対処するか?
   (とりあえず1回目はロブで逃げるとか)

等々、大体の対処法を決めておくことです。

その上で、頭の中で、試合を2ゲームくらいやって見ます。
なぜ2ゲームかというと、サーブゲームとレシーブゲームがあるからです。


ひとつ付け加えますと
実行可能なゲームプランで行ってくださいね。
できもしないショットを使ったゲームプランなら、ないほうがましです。

自分の持っている武器をよく点検しておいて使うことですよ。  ナイス!


試合等 | 投稿者 松原コーチ 20:36 | コメント(3)| トラックバック(0)
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コメント
アドバイスをお読みしていて、つくづく結局私は何も考えずに、きた球を打っていたのだと思い反省しております、、、、
凄~く昔、ボルグが勝つためには強くて速い球を深く打つことだけ、、、と言っていたことだけ記憶に残ってしまっていました

又、連続質問になってしまい申し訳ありません、良かったらご意見いただきたいのですが、50歳ももうすぐ過ぎようとしている、おじさんプレーヤーの目標、楽しみ方はどのようなところに持って行ったらよいのでしょうか?45歳からテニスを始めた私は、ある人にあと1~2年練習して市民大会の50歳以上の部に出てみたいと言ったら、絶対無理だよ~いくら50歳以上の部でも学生の頃からやってきた人には絶対かなわないよ。。と言われてしまいました。あともう一つだけスクールで比較的細かくランク分けしている場合は、たとえば定員8人の場合自分より少し下のランクで、一番か二番目に上手いと思われるグループでレッスンする方が良いのか、自分より少し上手なグループでビリッ尻でも良いからなんとかレッスンについて行くのがよいのか、どちらの方が上達のためには、宜しいのでしょうか?
連続質問で本当にすみません
投稿者 ヒロリン 2009/11/20 09:24
松原コーチ いつも興味深い記事満載のブログを楽しく拝見させていただいています。それと以前にサーブについてお尋ねしましたところ、とてもためになるヒントを頂戴することができ、最近はダブルフォールトのストレスからかなり解放されてまいりました。ありがとうございました。さて、今回はこのようなことお聞きしていかがなものかと思いながら、ぜひお教えいただきたいと思います。 巷には、「試合に勝つためには」といったテーマの書きものがそれこそあふれかえっているのですが、松原コーチのお考えでは、これができるようになると、あるいはできているとゲームがとれるようになるというような「ポイント」は、どのようなものとお考えでしょうか?はるかに高いレベルのゾーンにおられるような上級者にひと捻りにされることはしゃーないとして、同じようなレベルのものどおしがどっちに転ぶかわからないような試合をする場合でお教えいただければと思います。私にとって優先度が高いのは、技術的にはサーブの強化、メンタル的には「相手が打つことを必要以上に怖がらないこと(私はこれが怖いのでついつい相手が取れないようにと思いつつ、無理なところへ打とうとして自滅するパターンが多いのです。)」となります。すみません。10人いれば10とおりの話であるとは思いますが、松原コーチご自身としては、これがポイントであるというお話でも大変参考になるかと思いますので、よろしくお願いいたします。
投稿者 yasumaro 2009/11/20 19:18
ヒロリンさんへ
ボルグはクレーコートではひたすらトップスピンで打ちしこりでしたね
でもウィンブルドンではサーブアンドボレーだったりして
結構いろいろなことをやっていましたよ。
市民大会ですが来年くらいから出たらどうですか
出ることにすれば、準備になにをするかが見えてきます
そしたら練習にも熱が入り楽しくなりますよ。
学生時代から30年やっている人には確かにかなわないかもしれません
でもトーナメントって、最初の1,2回戦で3分の2くらいの人は負けちゃうんです
最初の年にその仲間に入ってもいいじゃないですか。
とにかくやってみることです。  きっと楽しくなりますよ。
スクールのクラスですが、今が伸び盛りなら上のクラスでいいと思いますよ。
上のクラスに上がった最初はびりに決まっています。
トーナメントの出始めも、びりでもともと、失うものはありませんよ。
エントリー代だけは失いますが。
投稿者 松原コーチ 2009/11/20 20:31
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