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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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どうすればテニスの上流階級に入れるのか

『yasumaro』 さんから質問をいただきました。
なかなかに難しい課題なので
1冊、本が書けるかもしれませんが
まずは、肝心なところだけでもチャレンジしてみます。


以下がコメントの後半部分です。


マイク 松原コーチのお考えでは、これができるようになると、あるいはできているとゲームがとれるようになるというような「ポイント」は、どのようなものとお考えでしょうか?はるかに高いレベルのゾーンにおられるような上級者にひと捻りにされることはしゃーないとして、同じようなレベルのものどおしがどっちに転ぶかわからないような試合をする場合でお教えいただければと思います。私にとって優先度が高いのは、技術的にはサーブの強化、メンタル的には「相手が打つことを必要以上に怖がらないこと(私はこれが怖いのでついつい相手が取れないようにと思いつつ、無理なところへ打とうとして自滅するパターンが多いのです。)」となります。すみません。10人いれば10とおりの話であるとは思いますが、松原コーチご自身としては、これがポイントであるというお話でも大変参考になるかと思いますので、よろしくお願いいたします。
                                   投稿者 yasumaro 2009/11/20 19:18


私の考えです。

スマイル まず、話をわかりやすくするためにダブルスに絞ります。

ダブルスではスマッシュだろうと思います。
プロはロブをあまり上げませんよね。
これはシングルスもそうです。
どうしてかというと
スマッシュがすごいので、ロブがばれたらぶち殺されます。 怖~い
ですから、スマッシュが決まるかどうかで試合運びががらっと変わります。
学生ですと、インカレ選手はこの範疇です。
私はこれ以上のレベルをテニスの上流階級と呼んでいます。
これ未満の方はテニスの・・・・


一方、シングルスはといいますと
スマッシュに関しては同じだと思います。
ネットへ出たときにロブでするっと逃げられるようでは
ネットへ出てもしょうがないということです。  冷や汗

もうひとつ、シングルスの上流階級に必要なのは
浅くなったボールに対する決め球ストローク。

これが打てる人に対しては甘いボールは厳禁ということになります。
甘いボールが打てないとすると
相手は無理して強いボールや深いボールを打とうとして自滅します。 悪だくみ


以上のことはかなりレベルの高い話ではありますが
テニスを攻撃的に行うには必要なショットの話です。

もう少し低いレベルで考えて見ます。

最初はサーブが入ること。

ストロークが続けられること。

次は、ロブを上げられること。

ここまでちゃんとできれば、市民大会の真ん中辺まではいけるでしょう。

この人たちはテニス界の中流階級でしょうか。

これ+先ほどのスマッシュなどの条件をクリアーすれば
テニス界の上流階級というわけです。

  (もちろん、ストロークやボレーが当たり前にできるとしてです)


ここまでくれば市民大会でかなり上位を狙えるのではないでしょうか。


これ以外にも
ストローク力は上がっていかなければならないでしょうし
ボレーも、サーブのレベルも、リターンもと
いろいろテニスの上達要素はありますが

勝てるか勝てないのかというと
案外、こんな単純な要素が重要になっていると思います。

どうですか
自分や周りの人
勝てる人、勝てない人をこれに当てはめてみてください。

うまいから勝つ、下手だから負けるではないと思いますよ。 あれー?

話が単純すぎたかなという思いはあるのですが。 不満


上流階級に入会後、どうすればさらに上に行くのかということは
いずれ、別の折に考えてみたいと思います。

もう少し、条件を絞って、どうでしょうという話があれば教えてください。


試合等 | 投稿者 松原コーチ 19:39 | コメント(4) | トラックバック(0)