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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアを短くクロスにねじ込む

フォアを短くクロスに打って決めることができるというのは
大変に重要なことです。

      (打つ位置がネットに近ければ、ベースライン深く打つのもショートクロスです)

これがあれば相手をしっかり威圧できます。

ついさっきも、ジュニアのレッスンで練習したのですが
手首が緩んでしまう傾向の子はとても苦戦していました。


『stone』 さんからも質問をもらっていました。

マイク 「フォアハンドのクロスが苦手だからと分析しています。ストレートや逆クロスはまだましです。クロス、特にショートクロスの何か良いアドバイスがあればお願いします。」

とのことです。



私の説明ですが

スマイル ふつうは、深く打てるということのほうが重要視されていると思います。

私も以前はそう思っていました。
しかし今は逆の考え方をしています。

私はしっかり深く打つことができます。
それはボールの 『浅さ』 を調節できるので
アウトしないで打つ自信があるからです。

昔は浅くすることができなかったので
アウトが怖くてしょうがなく、アウトしなければいいということで
結果的に浅くなっていました。


考えてみれば、ベースラインから、トップスピンで、
ネットすれすれを打って、浅くできるならば
同じ球質で少し上に向かって打てば、深く打てるはずですよね。

決め球に使うときの感覚は  (浅いところから打つので)
ベースラインの少し内側にねじ込んでやるような感触です。


技術的にはワイパースウィングです。
これは8月のブログで使ったフィニッシュの写真。

フォアのフィニッシュ


このときのお題はフィニッシュの上体の向きですが
インパクトでしっかり前向きになれたため
ワイパーの形で振れること
低いフィニッシュで、短くも打てること、等々
今回も同じフォームが使えます。
腕とラケットはアウトサイドインのスウィングで
しっかり引っ張り込んでいきます。

ただ写真ですが、今回のお題は短くなったボールをねじ込むわけですから
ショットの打つ位置はもっとネットよりになるはずです。


この下に向かってトップスピンを打つような感覚を
ぜひ、身につけるようお勧めします。

あっ、忘れていました
クロスのコツでしたね。

8月30日のブログで逆クロスのコツをやりました。

その話を逆に読んでみてください。

ちょっと手抜きですがご勘弁。


ひとつだけ追加

先が遅れないよう、最初から『手首をしっかり固めて』、アウトサイドインです。



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 22:30 | コメント(3) | トラックバック(0)