2009年11月06日
スロースターター
『しんぷそん』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメント後半、質問の部分です。
自分は試合の時いつも立ち上がりが悪いのです。
こういうのってどうしようもないんですか?
もし何かよい方法があればアドバイスお願いできないでしょうか?
宜しくお願いいたします。
投稿者 しんぷそん 2009/11/02 23:16
ということで、私の答えです。
実は、私も自分のことをそう思っていたことがあります。
自分はスロースターターなんだって思い込んでいました。
今にして思えば、そうじゃなくて
単に試合開始のときにどうするかを決めてなくて
最初の成り行きで方針を決めていただけだったのです。
私がスロースタータじゃなかったことが、3回あります。
1度目は18才の秋、 (私にも若いころがあったのです)
フォアハンドに自信がありました。
バックは返すだけ。 (しかできなかった)
なるべくフォアでとって、クロス、逆クロスと攻める。
当時憧れだった、日本のエース、渡辺康二さんの真似です。
2度目は24才の春、 (若くて、一番動きのいいころです)
サーブとスマッシュに自信を持っていて、サーブアンドボレー。
とにかくサーブをねじ込んで攻める。
サーブはキープできるので、レシーブは思い切って。
3度目は○○才の今、 (まだまだ ・・・・・ のころです)
18才の時とは、グリップも球質も違いますが
作戦は、18才のときとほぼ同じです。
なるべくフォアで、先に攻められないうちに打ちます。
走らされないうちにという切迫感が18の時とは違いますが。
このように、なにをするかが決まっていて
そのショットに自信を持っている時期が
スロースターターじゃなかった時期なのです。
こうお話してくると、いつもかっこよく攻めて
攻撃的なプレーをしていたみたいですが
ショットが悪くて打てない時期のほうが長いくらいでした。
打てないときも、スロースターターじゃなかったときも
実はあります。
その時は、打てないのだからと
丁寧につないで、ネットに出るチャンスを待つことができた時です。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
しかし、ここだけの話、一番多かったのは、![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
なかなかそれを割り切れなくて、中途半端に打ってみる
0-3になってしまう。
だめなので、テンポを落とし、チャンス待ちに切り替える。
6-4でかろうじてとる。
なんてことを繰り返していたように思います。
ちょっと、思い出話に浸ってしまいましたが
(最近、俺の若いころはな・・・ が多くなってきたようですが、いや気のせいです)![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
とりあえず、ちゃんとまとめておきましょう。
立ち上がりをよくするには
1、なにをするか、作戦計画をしっかり決めておく。
2、それは自分の持っている武器で充分、作戦実行可能であること。
この二つだと思います。
もちろん作戦計画は、サーブゲーム、レシーブゲームの2通り必要ですよ。
実力範囲を超えた作戦を立てていた場合の改善法ですが、
作戦を実力内に戻すか?
必要な技をがんばって身につけるか?
どちらかですね。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
自分の作戦計画と持っている武器をしっかりたな卸ししてみてください。
以下がそのコメント後半、質問の部分です。
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
こういうのってどうしようもないんですか?
もし何かよい方法があればアドバイスお願いできないでしょうか?
宜しくお願いいたします。
投稿者 しんぷそん 2009/11/02 23:16
ということで、私の答えです。
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
自分はスロースターターなんだって思い込んでいました。
今にして思えば、そうじゃなくて
単に試合開始のときにどうするかを決めてなくて
最初の成り行きで方針を決めていただけだったのです。
私がスロースタータじゃなかったことが、3回あります。
1度目は18才の秋、 (私にも若いころがあったのです)
フォアハンドに自信がありました。
バックは返すだけ。 (しかできなかった)
なるべくフォアでとって、クロス、逆クロスと攻める。
当時憧れだった、日本のエース、渡辺康二さんの真似です。
2度目は24才の春、 (若くて、一番動きのいいころです)
サーブとスマッシュに自信を持っていて、サーブアンドボレー。
とにかくサーブをねじ込んで攻める。
サーブはキープできるので、レシーブは思い切って。
3度目は○○才の今、 (まだまだ ・・・・・ のころです)
18才の時とは、グリップも球質も違いますが
作戦は、18才のときとほぼ同じです。
なるべくフォアで、先に攻められないうちに打ちます。
走らされないうちにという切迫感が18の時とは違いますが。
このように、なにをするかが決まっていて
そのショットに自信を持っている時期が
スロースターターじゃなかった時期なのです。
こうお話してくると、いつもかっこよく攻めて
攻撃的なプレーをしていたみたいですが
ショットが悪くて打てない時期のほうが長いくらいでした。
打てないときも、スロースターターじゃなかったときも
実はあります。
その時は、打てないのだからと
丁寧につないで、ネットに出るチャンスを待つことができた時です。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
しかし、ここだけの話、一番多かったのは、
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
なかなかそれを割り切れなくて、中途半端に打ってみる
0-3になってしまう。
だめなので、テンポを落とし、チャンス待ちに切り替える。
6-4でかろうじてとる。
なんてことを繰り返していたように思います。
ちょっと、思い出話に浸ってしまいましたが
(最近、俺の若いころはな・・・ が多くなってきたようですが、いや気のせいです)
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
とりあえず、ちゃんとまとめておきましょう。
立ち上がりをよくするには
1、なにをするか、作戦計画をしっかり決めておく。
2、それは自分の持っている武器で充分、作戦実行可能であること。
この二つだと思います。
もちろん作戦計画は、サーブゲーム、レシーブゲームの2通り必要ですよ。
実力範囲を超えた作戦を立てていた場合の改善法ですが、
作戦を実力内に戻すか?
必要な技をがんばって身につけるか?
どちらかですね。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
自分の作戦計画と持っている武器をしっかりたな卸ししてみてください。
わたしも、序盤に調子がなかなか上がらないのですが、対戦相手のボールにタイミングがなかなか合わないせいだと思っていました。
思えば、相手の出方を待っているようなところがあるので、これからは、何をやるのかハッキリさせて、それに対して相手がどんなテニスをするのかをみるように、考え方を改めます。
これだけで、かなり違う試合ができそうな気がしてきます。
このブログ、本当に勉強になります。
またくだらない質問するかと思いますが、その時は宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
追伸:トスアップだいぶん良くなってきました。ありがとうございます。