2011年06月24日
スクエアーか? オープンか?
『翡翠』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメント、1つ目の質問部分です。
・・・・ 前半省略 ・・・・
フォアハンドストロークのスタンスについて質問です。
自分はいつもオープンスタンスで打ちます。無意識のうちに、トップスピンをかけるためにそうしているようなのですが・・・
先輩には、オープンスタンスだとボールにパワーが伝わりにくいので、クローズドスタンスに変えた方がいいと言われました。
確かに、他の女子の先輩を見ても、オープンスタンスで打っている人はいませんでした。
一度直そうと試みたのですが、うまくいきません。
クローズドスタンスに変えた方がいいでしょうか?
・・・・ 後半省略 ・・・・
投稿者 翡翠 2011/06/20 22:38
私の答えです。
「他の女子の先輩を見ても、オープンスタンスで打っている人がいない」 のは
皆さん、スクエアーでテニスをはじめ
その後、オープンスタンスを習ってないからでしょう。
さて、打球方向へ、前後の体重移動や
前後の位置あわせのためには
スクエアーなスタンスが便利です。
スクエアーというのは打球方向に踏み込んだ形。
クローズドというと、フォア側に走らされた時に右足をフォア側に踏み込んだ形を言います。
たぶん、『翡翠』 さんが聞きたいのはオープンとスクエアーの比較だと思います。
オープンスタンスを使わない人は走らされた場合
ステップしながら打つのに
通常、クローズドスタンスを使うと思います。
そんなわけでオープンとスクエアーの比較で行きます。
足の踏み込み方がどうであれ
腕のスウィングの基本は同じですし
打球時、上体は前向きになります。
その時に、スクエアーなスタンスだとこのように姿勢の作り方が簡単なのです。
(これは昔のテニスジャーナルの1ページです)
前後の踏ん張りで、自然に回転力が得られるのです。
その上、前後の位置調整もやりやすい。
ですから初心者はスクエアーなスタンスから始めるのです。
そして、オープンスタンスをやるとすると
スクエアーをあるていどマスターし、上体の動きなどを把握してから
オープンを始めるのです。
その時のオープンの問題点は
前後の位置調整がしにくいこと。
自分の力で上体のひねりを作り、捻り戻しで打つことになりますので
体幹の力が必要なことと
姿勢を保つのにもその力が少し余分に必要なことがあげられます。
そのかわり、前を向きやすいという利点があるのです。
男子の特にプロにとっては力関係の問題点はあまり困りませんし
オープンスタンスで前向きになりやすいのは
スウィングスピードの早い人にはものすごく大きなメリットなのです。
女子の場合は体幹部分が弱いこと、スウィングスピードが遅いことがあり
スクエアー・スタンスのほうにメリットを感じる人が多いのだと思います。
一般論を終わり、『翡翠』 さんに戻りますと
もっとスピードを出したいのであればスクエアー・スタンスを取り入れてもいいですし
現在、オープンで困っていないのであればそのままでもいいのではないでしょうか。
ちょっと無責任なようですが
最後は好き好き、自分の趣味で決めればいいのです。
以下がそのコメント、1つ目の質問部分です。
・・・・ 前半省略 ・・・・
フォアハンドストロークのスタンスについて質問です。
自分はいつもオープンスタンスで打ちます。無意識のうちに、トップスピンをかけるためにそうしているようなのですが・・・
先輩には、オープンスタンスだとボールにパワーが伝わりにくいので、クローズドスタンスに変えた方がいいと言われました。
確かに、他の女子の先輩を見ても、オープンスタンスで打っている人はいませんでした。
一度直そうと試みたのですが、うまくいきません。
クローズドスタンスに変えた方がいいでしょうか?
・・・・ 後半省略 ・・・・
投稿者 翡翠 2011/06/20 22:38
私の答えです。
「他の女子の先輩を見ても、オープンスタンスで打っている人がいない」 のは
皆さん、スクエアーでテニスをはじめ
その後、オープンスタンスを習ってないからでしょう。
さて、打球方向へ、前後の体重移動や
前後の位置あわせのためには
スクエアーなスタンスが便利です。
スクエアーというのは打球方向に踏み込んだ形。
クローズドというと、フォア側に走らされた時に右足をフォア側に踏み込んだ形を言います。
たぶん、『翡翠』 さんが聞きたいのはオープンとスクエアーの比較だと思います。
オープンスタンスを使わない人は走らされた場合
ステップしながら打つのに
通常、クローズドスタンスを使うと思います。
そんなわけでオープンとスクエアーの比較で行きます。
足の踏み込み方がどうであれ
腕のスウィングの基本は同じですし
打球時、上体は前向きになります。
その時に、スクエアーなスタンスだとこのように姿勢の作り方が簡単なのです。
(これは昔のテニスジャーナルの1ページです)
前後の踏ん張りで、自然に回転力が得られるのです。
その上、前後の位置調整もやりやすい。
ですから初心者はスクエアーなスタンスから始めるのです。
そして、オープンスタンスをやるとすると
スクエアーをあるていどマスターし、上体の動きなどを把握してから
オープンを始めるのです。
その時のオープンの問題点は
前後の位置調整がしにくいこと。
自分の力で上体のひねりを作り、捻り戻しで打つことになりますので
体幹の力が必要なことと
姿勢を保つのにもその力が少し余分に必要なことがあげられます。
そのかわり、前を向きやすいという利点があるのです。
男子の特にプロにとっては力関係の問題点はあまり困りませんし
オープンスタンスで前向きになりやすいのは
スウィングスピードの早い人にはものすごく大きなメリットなのです。
女子の場合は体幹部分が弱いこと、スウィングスピードが遅いことがあり
スクエアー・スタンスのほうにメリットを感じる人が多いのだと思います。
一般論を終わり、『翡翠』 さんに戻りますと
もっとスピードを出したいのであればスクエアー・スタンスを取り入れてもいいですし
現在、オープンで困っていないのであればそのままでもいいのではないでしょうか。
ちょっと無責任なようですが
最後は好き好き、自分の趣味で決めればいいのです。
グランドストロークの回転運動とスタンスの関係は理解できました。
サーブについてですが、最近プロの選手で多いのが、左足でジャンプして左足で着地するパターン、この場合右足を蹴り上げて回転の力にしているのをよく見ます。それとプロではあまり見ませんが、左足を軸にして回転してそのまま右足を前に送って右足着地で終わるパターン。
この2つの腰を回転させる方法のそれぞれのメリット、デメリットを教えて頂けますか。
同じコメントが4つ入っていましたので
3つは削除しました
たぶん
表示されないので何度もトライされたのだと思います
ときどき、公序良俗に反するコメントが入るので
私の承認がないと表示されないようになっています
悪しからず、ご了承下さい。