2011年01月24日
スライスの使い方
バックハンドスライスの球質について?
『いわし頭』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメント、全文です。
おはようございます。
スライスについては私も兼ねてから疑問がありました。
私の打ち方は、それほどラケットを高く上げず、ボールを引き付け、ボールを引き付け、ガツンと厚くあてて、少しスライス気味といった感じです。(よくテニスの本にもこのように書いてあります。)
それに対して、松原コーチは、テイクで高く引き、落差をつけて(振り下ろす)薄く?ヒットするようにと仰られているように思うのですが、どちらも正解なのでしょうか?
他人の質問に便乗するようですが、よろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/01/24 07:02
私の答えです。
日本では40年位前まで
世界では60年位前まではバックハンドといえばスライス。
ごく一部の選手を除いては、ほぼ全員がスライスのバックでした。
ラケットもウッドでしたので軽く打つと飛びが悪く、面も小さかったのです。
つなぎも、攻撃も、アプローチも、パスもリターンもすべてスライスで
オールマイティーのショットとして、『フラット気味のスライス』 が使われていました。
レベルの高い人ほどパスの必要性からか回転が少なかったような気がします。
もちろん、松原さんもスライスオンリーでした。
日本のテニススクールでトップの人たちはこのスライス世代か
その世代の人に直接、テニス理論を教わった人たちです。
ですからそのままやっていれば
『ボールを引き付け、ガツンと厚くあてて、少しスライス気味・・・』
ということになると思います。
一方、私の技術論は、現在の、世界のトッププロの技術をベースにしています。
そして現代のテニスではトップスピンが主流です。
トップスピンや両手打ちがあることを前提としたスライスなのです。
スライスは、よりスライスらしいショットが望まれます。
相手の打ってくるショットも強烈ですから
はっきり回転を掛けていなしたり
振り切って打ち負けないようにしたりするのです。
私のお話しているスライスはそうゆうスライスです。
プロになるつもりが無ければ昔の名前で出ていてもいいのです。
市民大会レベルなら充分通用します。
ただ、将来のあるかもしれない若者やジュニアたちには
できるだけ、最新型にするほうを勧めます。
(そのために古いコーチたちも変身してほしいのですが・・・)
私が、フォアハンドをトップスピンをベースにとか
フォアボレーをスライスでとか言うのもまったく同じ理由です。
『いわし頭』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメント、全文です。
おはようございます。
スライスについては私も兼ねてから疑問がありました。
私の打ち方は、それほどラケットを高く上げず、ボールを引き付け、ボールを引き付け、ガツンと厚くあてて、少しスライス気味といった感じです。(よくテニスの本にもこのように書いてあります。)
それに対して、松原コーチは、テイクで高く引き、落差をつけて(振り下ろす)薄く?ヒットするようにと仰られているように思うのですが、どちらも正解なのでしょうか?
他人の質問に便乗するようですが、よろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/01/24 07:02
私の答えです。
日本では40年位前まで
世界では60年位前まではバックハンドといえばスライス。
ごく一部の選手を除いては、ほぼ全員がスライスのバックでした。
ラケットもウッドでしたので軽く打つと飛びが悪く、面も小さかったのです。
つなぎも、攻撃も、アプローチも、パスもリターンもすべてスライスで
オールマイティーのショットとして、『フラット気味のスライス』 が使われていました。
レベルの高い人ほどパスの必要性からか回転が少なかったような気がします。
もちろん、松原さんもスライスオンリーでした。
日本のテニススクールでトップの人たちはこのスライス世代か
その世代の人に直接、テニス理論を教わった人たちです。
ですからそのままやっていれば
『ボールを引き付け、ガツンと厚くあてて、少しスライス気味・・・』
ということになると思います。
一方、私の技術論は、現在の、世界のトッププロの技術をベースにしています。
そして現代のテニスではトップスピンが主流です。
トップスピンや両手打ちがあることを前提としたスライスなのです。
スライスは、よりスライスらしいショットが望まれます。
相手の打ってくるショットも強烈ですから
はっきり回転を掛けていなしたり
振り切って打ち負けないようにしたりするのです。
私のお話しているスライスはそうゆうスライスです。
プロになるつもりが無ければ昔の名前で出ていてもいいのです。
市民大会レベルなら充分通用します。
ただ、将来のあるかもしれない若者やジュニアたちには
できるだけ、最新型にするほうを勧めます。
(そのために古いコーチたちも変身してほしいのですが・・・)
私が、フォアハンドをトップスピンをベースにとか
フォアボレーをスライスでとか言うのもまったく同じ理由です。
何となく納得しました。というのも、私のバックハンドスライスの基礎は、
村上龍氏の「快楽のテニス講座」から学んだものです。本が出たのは
20数年前。それをバイブルのようにして来ました。
単にスライスと言ってもさまざまなスライスがあります。若い連中のスライスは本当に凄まじい回転がかかっていて、ネット付近で浮き上がってくるようです。松原コーチのいうスライスはそういったものなのでしょう!?
身につけた技術に囚われることなく、色々なやり方を試してみたく思います。有難うございます。
コメントありがとうございます
若い連中のスライスは本当に凄まじい回転がかかっていて
というのはたぶん私の言っているスライスだと思います
ただ、人それぞれ色々あっていいと思います
プロのテニスは画一化してきましたが
アマチュアには色々な余地があると思います
そのほうが面白いです
トップスピンが上手く打てません。
意識はトップスピンなのですが、打ったボールを見ると殆ど回転がかかっていません。
いろいろな雑誌やDVDを見てその通りに打った‘つもり’でも駄目なんです。
ボールをラケット面で擦り上げるという事は、ボールの飛球線とスウィングの方向は異なるという事ですよね?
もしそうなら、ボールとラケットが交わるのは点になってしまうので、怖がって無意識のうちに飛球線に振ってしまっているのかもしれません。
私のレベルが低いのが原因なのでしょうが、どうして良いのかわかりません。
お教えいただいた手打ちのサーブのように、一からやり直したいと思っています。
トップスピンを打つための超初歩的な練習方法をお教えいただければ幸いです。
レベルが低い質問ですみません。