2011年01月22日
シングルスのコートカバー
『いわし頭』 さんから質問をいただきました。
シングルスでのコートカバーのことです。
以下がそのコメント、全文です。
こんにちは!
いつも楽しく拝見させていただいています。
さて早速ですが、質問させていただきたく思います。
上手く言えないのですが、時々、若い連中とシングルスをした時、相手がガン打ちすると、全く、反応というか、追いつけないことが多いのです。そんなに、浅い球でもないのに。
こんなことが度々あると、本当に自信がなくなります。
基本的なポジショニングが悪いのでしょうか?相手と対角の三角形の底辺の真ん中にポジションと聞いたことがあるのですが・・・。それとも予測が悪いのでしょうか?
雲をつかむような話ですが、またお時間のある時に、お答えくださればあり難いです。
なお、私、テニス暦12年超の46歳男性です。(中高は軟式経験あり)
投稿者 いわし頭 2011/01/20 12:21
私の答えです。
ガン打ちというのはハードヒットのことだと思いますので、そのつもりでお話しします。
ポジションが正しいのに取れないことがあっても、別に不思議なことはありません。
「相手と対角の三角形の底辺の真ん中にポジション」 とありましたが
たぶん、相手の打つ範囲の真ん中に立つということだと思います。
細かいことを言えば、より時間のないほうに少し寄る。
たとえば、ストレートのショットのほうがクロスより速いなら
少しそちらよりのポジション、というようなことです。
それでも、最近の若いモンは球が速いので取れないこともよくあります。
もし完璧なポジションにいれば、すべてのショットを取れるということなら
誰もハードヒットなんて、無駄なことはしません。
じゃあどうするか?
「反応しましょう」
反応するために集中しましょう。
相手の動作、雰囲気、ラケットの引き方を観察して
打球方向を予測します。
そしてそちらにダッシュです。
もう一つ予測に必要なのは、それまでの傾向や心理面。
大事なポイントだと必ずこうする、というくせがある場合もあります。
このように予測をしていくつかのポイントを拾う。
走ることにより、相手に今以上のボールを打たなければならないようにする
というのはかなり重要なことです。
予測力をあげるためには?
いっぱいやるしかありません。
ラリー練習でも、相手の打球コースを予測する。
何度もやっているうちに
ぴんと来る比率が増え、予測力が上がってきます。
次にちょっと深い話に入ります。
テニスはエースの数が多いほうが勝つわけではないという事。
もう一つは、4点取らないと1ゲームを取れないという事。
1ゲームに4点連続でエースを決められたら、もちろんどうにもなりません。
1ゲームに1,2点ならどうにかなります。
予測して走り、1本でもいいから拾います。
5-0、40-15からなら出来るハードヒットも
3-2、40-30からならエラーが多くなるものです。
それと顔つきが大事です。
エースをとられて、がっくりや参った顔をしてはいけません。
ベテランは
「まあ、たまにはあるさ、君もなかなかやるじゃないか」
という顔つきが出来なければいけません。
それと相手のハードヒットを上手く拾えたとき。
これはどちらもあり。
「やったやった」 と叫び、それが何回か続くと、いらいらして相手がプッツンします。
「まあ、この程度はいつも取れるから」 という顔つきもありです。
もっといいボールを打たなければという思いから、いずれ崩れてきます。
シングルスでのコートカバーのことです。
以下がそのコメント、全文です。
こんにちは!
いつも楽しく拝見させていただいています。
さて早速ですが、質問させていただきたく思います。
上手く言えないのですが、時々、若い連中とシングルスをした時、相手がガン打ちすると、全く、反応というか、追いつけないことが多いのです。そんなに、浅い球でもないのに。
こんなことが度々あると、本当に自信がなくなります。
基本的なポジショニングが悪いのでしょうか?相手と対角の三角形の底辺の真ん中にポジションと聞いたことがあるのですが・・・。それとも予測が悪いのでしょうか?
雲をつかむような話ですが、またお時間のある時に、お答えくださればあり難いです。
なお、私、テニス暦12年超の46歳男性です。(中高は軟式経験あり)
投稿者 いわし頭 2011/01/20 12:21
私の答えです。
ガン打ちというのはハードヒットのことだと思いますので、そのつもりでお話しします。
ポジションが正しいのに取れないことがあっても、別に不思議なことはありません。
「相手と対角の三角形の底辺の真ん中にポジション」 とありましたが
たぶん、相手の打つ範囲の真ん中に立つということだと思います。
細かいことを言えば、より時間のないほうに少し寄る。
たとえば、ストレートのショットのほうがクロスより速いなら
少しそちらよりのポジション、というようなことです。
それでも、最近の若いモンは球が速いので取れないこともよくあります。
もし完璧なポジションにいれば、すべてのショットを取れるということなら
誰もハードヒットなんて、無駄なことはしません。
じゃあどうするか?
「反応しましょう」
反応するために集中しましょう。
相手の動作、雰囲気、ラケットの引き方を観察して
打球方向を予測します。
そしてそちらにダッシュです。
もう一つ予測に必要なのは、それまでの傾向や心理面。
大事なポイントだと必ずこうする、というくせがある場合もあります。
このように予測をしていくつかのポイントを拾う。
走ることにより、相手に今以上のボールを打たなければならないようにする
というのはかなり重要なことです。
予測力をあげるためには?
いっぱいやるしかありません。
ラリー練習でも、相手の打球コースを予測する。
何度もやっているうちに
ぴんと来る比率が増え、予測力が上がってきます。
次にちょっと深い話に入ります。
テニスはエースの数が多いほうが勝つわけではないという事。
もう一つは、4点取らないと1ゲームを取れないという事。
1ゲームに4点連続でエースを決められたら、もちろんどうにもなりません。
1ゲームに1,2点ならどうにかなります。
予測して走り、1本でもいいから拾います。
5-0、40-15からなら出来るハードヒットも
3-2、40-30からならエラーが多くなるものです。
それと顔つきが大事です。
エースをとられて、がっくりや参った顔をしてはいけません。
ベテランは
「まあ、たまにはあるさ、君もなかなかやるじゃないか」
という顔つきが出来なければいけません。
それと相手のハードヒットを上手く拾えたとき。
これはどちらもあり。
「やったやった」 と叫び、それが何回か続くと、いらいらして相手がプッツンします。
「まあ、この程度はいつも取れるから」 という顔つきもありです。
もっといいボールを打たなければという思いから、いずれ崩れてきます。