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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ポーチに対して

『いわし頭』 さんから質問をいただきました。

ダブルス、雁行陣でどこまでネットマンを確認すべきかという問題です。

話を簡単にするために、レシーブに限定してお話します。
ストロークどうしの打ち合いも考え方は同じだと思います。

以下がそのコメントの全文です。


マイクこんにちは!
また、以下のことにご教授いただきたくよろしくお願いお願いします。

といいますのは、相手認知(把握)力とでも言うものです。
私の場合、雁行陣でネットにいるときは、盛んにポーチを狙います。しかし、少しでも動きが早い時は逆を突かれて抜かれてしまいます。
そんな時、「ああ~、皆、ちゃんと相手の動き(気配?)を把握して打っているんだな~」と思うのです。
それに対して、私と言えば、ほとんど相手の動きを見ないで、ストロークやボレーをしているようです。皆さん、例えば、ストロークを打つ時、いつ、相手の位置を確認しているのでしょうか?いつもながら、稚拙な質問ですが、よろしくお願いいたします。

投稿者 いわし頭 2011/01/27 12:20





私の答えです。

スマイル レシーブをポーチされる時って、どうゆう時でしょう?

ひとつは、サーブがよくて、リターンするのがやっとのとき。 冷や汗

これに対しては、ポーチに出られたからといってコースを変える余裕はありません。
あきらめるか
ロブで逃げるか  (スマッシュが下手なら最高の手)
何も考えないでストレートに打つかです。 (大事なポイントで打つと効きます)


もうひとつは、ネットマンを気にせずに打つとき。  ワハハ
これには2通りあって
1つ目は、単にぼおっとしている場合。
もう1つはフルスウィングする場合です。


つまり、ポーチされないためには
こちらの態勢に少しは余裕があることが前提で
打つ直前、振り出す寸前までネットマンの動きを気にし
フルスウィングしないで、いつでもコースを変えるようにすることです。  ナイス!

これ自体は状況を設定し
コースを変える素振りなんかをしっかりやっておけばすぐにできるのではないでしょうか。  ピース




ところで、ここで2通りの考え方があることに気がつきました。

1つ目は、サーブとリターンがいつも拮抗しているダブルスの場合。
またはむしろリターン側に余裕がある場合。

先ほどのコースを変えることによりポーチにやられないように考えます。


もう1つはサーブが強く、ブレークが難しい場合。

この場合はポーチのことは考えず、サーバーに集中  びっくり
なるべくいいリターンを叩き込みます。
コースを変える余裕は無いのです。

時々、ポーチに関係なく、捨て鉢のストレートを打っておきます。

うまくいったときに
「ネットマンの動きが見えたからね」 とつぶやきましょう。  悪だくみ



サーブ力で2つに分類してみましたが
同じ分類を心理学的に捕らえている人もいます。

1つ目は、相手ポーチを気にする、バランスの取れた協調型テニス。 ピース

もう1つは、相手の都合は考えずに
自分が一番いいショットを打てばいいと考える自分本位型テニス。  うるせー


ちなみに私は後者のタイプで
およそこの質問の回答者としてふさわしくない人間かもしれません。

わかりにくいようでしたらそのせいですのでご勘弁を。 あれー?


レシーブ | 投稿者 松原コーチ 21:41 | コメント(2) | トラックバック(0)