2011年01月17日
片手バックのパワーアップ
ラケットを重くしたら
バックハンドが打ちやすくなったというお話をした。
なんだか、ラケットの重みを感じると加速しやすいのだ。
以前、フィギアスケート、浅田真央さんの写真を使って
スピンのスピードを上げる方法を説明したことがあった。
Photo by Peaceful Paradise Life
腕を伸ばしてスピンに入り、腕を縮めると回転が速くなり
止まるときは腕を伸ばす、という話。
写真は、トリプルアクセル・ジャンプなのでスピンではないのだが、理屈は同じ。
少し見にくいのだが、空中では回転半径を小さくして、回転数を上げ
着氷では、腕を伸ばして回転数を下げているのがわかる。
同じことがテニスでも使える。
フォアハンドのハードヒットで腕を引っ張り込み
アウトサイドインのスウィングをするとラケットを加速することができる。
片手バックハンドでは、腕を引き込むのは肘の向きの関係で
ちょっと難しいのだが
いい写真を見つけたので紹介しよう。
これはエナンの片手バックハンド、動画と連続写真だ。
5コマ目から打点の6コマ目へ
肩全体を後ろに引いているのがわかるだろうか?
むしろ動画のほうが感じ取りやすいかもしれない。
肩甲骨を後ろに移動させるような感じで、肩全体を後ろに引く。
ついでにラケットヘッドを少し立てていくようにすると、ますます加速する。
これは昔、ボリス・ベッカーがよく使っていた方法だ。
打点も高くできる。
まあ、『肩全体を後ろに』 というのは結果なのであって
本人は手の位置を引っ張っているだけかもしれないし
もしかしたら、ただ強く振ろうと思っているだけかもしれない。
天才プロは無意識にやっているのだろうが
われわれは意識してやればいい、そんなに難しくは無い。
できるようになってしまえば、それは自分の技術なのだ。
バックハンドが打ちやすくなったというお話をした。
なんだか、ラケットの重みを感じると加速しやすいのだ。
以前、フィギアスケート、浅田真央さんの写真を使って
スピンのスピードを上げる方法を説明したことがあった。
Photo by Peaceful Paradise Life
腕を伸ばしてスピンに入り、腕を縮めると回転が速くなり
止まるときは腕を伸ばす、という話。
写真は、トリプルアクセル・ジャンプなのでスピンではないのだが、理屈は同じ。
少し見にくいのだが、空中では回転半径を小さくして、回転数を上げ
着氷では、腕を伸ばして回転数を下げているのがわかる。
同じことがテニスでも使える。
フォアハンドのハードヒットで腕を引っ張り込み
アウトサイドインのスウィングをするとラケットを加速することができる。
片手バックハンドでは、腕を引き込むのは肘の向きの関係で
ちょっと難しいのだが
いい写真を見つけたので紹介しよう。
これはエナンの片手バックハンド、動画と連続写真だ。
5コマ目から打点の6コマ目へ
肩全体を後ろに引いているのがわかるだろうか?
むしろ動画のほうが感じ取りやすいかもしれない。
肩甲骨を後ろに移動させるような感じで、肩全体を後ろに引く。
ついでにラケットヘッドを少し立てていくようにすると、ますます加速する。
これは昔、ボリス・ベッカーがよく使っていた方法だ。
打点も高くできる。
まあ、『肩全体を後ろに』 というのは結果なのであって
本人は手の位置を引っ張っているだけかもしれないし
もしかしたら、ただ強く振ろうと思っているだけかもしれない。
天才プロは無意識にやっているのだろうが
われわれは意識してやればいい、そんなに難しくは無い。
できるようになってしまえば、それは自分の技術なのだ。