2011年01月12日
振り遅れないためには
『Makotasu』 さんから質問をいただきました。
2つあるのですが、そのうちの1点目、以下がそのコメントの質問部分です。
トップスピンをかけたハードヒットをする際に打点を前で取る重要性は分かるのですが、どうも打点が後ろで振り遅れがちになります。特に速い球、高い球、トップスピンのかかった球を返球する時に顕著です。テイクバックをできるだけ早く始める、細かく足を動かす等の注意点は過去にあったかと存じますが、その他、何でも結構なので、打点を前に取るコツがございましたら、お教え願えないでしょうか?
投稿者 makotasu 2011/01/11 20:15
私の答えです
要は振り遅れているわけです。
タイミングが取れているかどうかということですね。
もちろん早めに構え、足を動かすことは必要です。
ただ、ハードヒットするためには
細かい足でタイミングと位置を合わせ
最後は大きなステップで打たないと力が入りません。
ダッ、ダ、ダ、ダ、ダッ、グウッ、バシッ
前半の5つのダが細かい合わせ足、移動の足、
グウッ が大きな踏み込み。
バシッ はもちろんインパクトです。
さて、本論に入ります、タイミングの取り方。
もちろん、ボールをよく見ているでしょうね。
あんまり、よく見ていると、特にインパクトまで見ていると振り遅れます。
インパクトまで見て、後でそれに合わせたら、かならず遅れますよね。
でもボールをぜんぜん見ないわけにもいきません。
じゃあ、何を見るのでしょうか?
ボールの飛行線を見ます。
正確に言うと、『ボールの予定飛行線』 です。
この言葉は私が考えたので、たぶん辞書を引いても無駄だと思います。
プロはこの予定飛行線の予定インパクト位置と時刻に向かってラケットを振ります。
こんな話をすると、宇宙ステーションとスペースシャトルのドッキングのようですが
基本的には同じ考え方です。
実践編です。
ある程度のテニス経験者ならボールの飛んでくる軌跡
つまり 『ボールの予定飛行線』 を想像することができます。
そしたら、自分以外の選手が打っているとき
心の中でジャストタイミングで打つことができますよね。
それができるなら大丈夫。
次のステップは自分が想像した架空のボールに対して、ハードヒットの素振りをしてみます。
早いボールでも高いボールでもトップスピンでもライジングでも
どれも想像できるし、ジャストミートできると思います。
成功したら、次に、実際のボールを打ってみる。
このときのコツですが
なるべく一流プロを気取ってみる、できれば心からなりきる。
もうひとつは打点までのさいごの50cm位はボールを見ない。
リターンの素振りなら、最後の1mは見ない。
その部分は『ボールの予定飛行線』 を想像して、それをぶったたく。
プロはボールなんて見なくても当たる、いや、見ないから当たる。
2つあるのですが、そのうちの1点目、以下がそのコメントの質問部分です。
トップスピンをかけたハードヒットをする際に打点を前で取る重要性は分かるのですが、どうも打点が後ろで振り遅れがちになります。特に速い球、高い球、トップスピンのかかった球を返球する時に顕著です。テイクバックをできるだけ早く始める、細かく足を動かす等の注意点は過去にあったかと存じますが、その他、何でも結構なので、打点を前に取るコツがございましたら、お教え願えないでしょうか?
投稿者 makotasu 2011/01/11 20:15
私の答えです
要は振り遅れているわけです。
タイミングが取れているかどうかということですね。
もちろん早めに構え、足を動かすことは必要です。
ただ、ハードヒットするためには
細かい足でタイミングと位置を合わせ
最後は大きなステップで打たないと力が入りません。
ダッ、ダ、ダ、ダ、ダッ、グウッ、バシッ
前半の5つのダが細かい合わせ足、移動の足、
グウッ が大きな踏み込み。
バシッ はもちろんインパクトです。
さて、本論に入ります、タイミングの取り方。
もちろん、ボールをよく見ているでしょうね。
あんまり、よく見ていると、特にインパクトまで見ていると振り遅れます。
インパクトまで見て、後でそれに合わせたら、かならず遅れますよね。
でもボールをぜんぜん見ないわけにもいきません。
じゃあ、何を見るのでしょうか?
ボールの飛行線を見ます。
正確に言うと、『ボールの予定飛行線』 です。
この言葉は私が考えたので、たぶん辞書を引いても無駄だと思います。
プロはこの予定飛行線の予定インパクト位置と時刻に向かってラケットを振ります。
こんな話をすると、宇宙ステーションとスペースシャトルのドッキングのようですが
基本的には同じ考え方です。
実践編です。
ある程度のテニス経験者ならボールの飛んでくる軌跡
つまり 『ボールの予定飛行線』 を想像することができます。
そしたら、自分以外の選手が打っているとき
心の中でジャストタイミングで打つことができますよね。
それができるなら大丈夫。
次のステップは自分が想像した架空のボールに対して、ハードヒットの素振りをしてみます。
早いボールでも高いボールでもトップスピンでもライジングでも
どれも想像できるし、ジャストミートできると思います。
成功したら、次に、実際のボールを打ってみる。
このときのコツですが
なるべく一流プロを気取ってみる、できれば心からなりきる。
もうひとつは打点までのさいごの50cm位はボールを見ない。
リターンの素振りなら、最後の1mは見ない。
その部分は『ボールの予定飛行線』 を想像して、それをぶったたく。
プロはボールなんて見なくても当たる、いや、見ないから当たる。
さて、先日印西の松本コーチからフォアハンドストロークについて左側の壁が出来ていないと指摘されました。
壁が出来ていないのに、ラケットを振り抜こうとするがあまり姿勢が崩れ、
ラケットヘッドが体の回転に比べ遅れて出ており、威力のある球が打てていないとのこと。さすがスペイン仕込み、イケメン松ちゃんありがとうグラシアス。
この左側の壁が松原コーチの言われるところの松井秀喜のホームランですよね。前の足で体重移動をしっかりブロックし、前に動いて行く身体を止めてブレーキをかけることによって、パワーが増すとともに垂直な姿勢を保てるということですよね。
矯正方法としては、ストロークの過程で上体が流れないように、一瞬左側の動きを止めるというイメージでよろしいでしょうか?。
makotasuさんの二つ目の質問と若干かぶっていると思いますが、よろしくお願いします。今年も松原コーチのBSの貸方に記帳が増えそうで、誠に恐縮です。