2010年05月15日
パンチボレー
『saya』 さんからボレーの質問をいただきました。
以下がそのコメント全文です。
初めまして。いつも参考にさせていただいています。
早速ですが質問させてください。
私はボレーが苦手で、ボールが短くなってしまいがちです。
試合でチャンスボールが来ても、決める自信がなくて繋いでしまうことがしばしばあります。
特にゆるいボールが来ると苦手意識でいっぱいになり、失敗します。
スクールのコーチには「手首をもっとやわらかく使って」と言われますがイメージが湧きません。
パンチの効いたボレーを打つためのヒントをいただけないでしょうか。
ちなみにテニス暦は4年、スクールでは中上級クラスです。
よろしくお願いします。
投稿者 saya 2010/05/14 19:29
私の答えです。
まず、ルゼドスキーのパンチしたボレーを見てみよう。
これはこの365ネットの技術解説のページ。
ボレーの特集、昔のテニスジャーナルのコピーだ。
このページの下、最後のほうにあるので連続写真を見てください。
それと面の動きを説明した図もあります。
面を一定に保って振ると
この図のような動きになります。
但し、連続写真で見るとわかるとおり
ラケットヘッドが振り出しで少し遅れて、先が引けたような形になります。
但し面を保つ意識があれば慣性力で送れた面は
スウィング中、インパクトの前に戻ってきます。
垂直の面が徐々に上向きになるのは
方を中心としたスウィングが凹型の弧を描くからです。
コツというと、強く打ったときに面や姿勢を保てることに関するすべてです。
まず、手首を固定します。
腕全体に力をいれて、形をしっかり決めます。
斜め横向きの姿勢をしっかり保ちます。
そして打点より上から、しっかりとスウィング、パンチです。
それと、結構大切なコツですが
パンチ後、この連続写真では、5コマ目(インパクト直後)
スウィングをしっかりと止めるといいと思います。
6コマ目以降は止まりきれなかった惰性と考えてください。
6コマ目以降も押していくと、フニャッとしたボレーになります。
これはボレー全般にいえることですが
最近のボレーは手首をあまり緩めません。
パンチするのはもちろん、ドロップやアングルでも
緩めないで打つほうが多いと思います。
手首を固めて肩を中心にスウィングする
というふうに考えたほうがいいと思います。
それとボールの深さですが
ダブルスのつなぎのボレー以外には、深い必要はありません。
特にシングルスでは、浅く落としたほうがよく決まります。
とはいってもダブルスでは深いボレー、必要ですね。
saya さんは、当てるだけのフラットボレーになっていませんか?
フラットだとちょっと強く当てるとアウトしちゃう。
力を抜くと、短くなっちゃう。
スライスボレーにして、回転をかける。
すると、強さのコントロールができるようになる。
スウィングがあることにより、当てることもより簡単になる。
そのスライスボレーの延長線上にパンチボレーがある。
というストーリーはどうでしょう。
以下がそのコメント全文です。
初めまして。いつも参考にさせていただいています。
早速ですが質問させてください。
私はボレーが苦手で、ボールが短くなってしまいがちです。
試合でチャンスボールが来ても、決める自信がなくて繋いでしまうことがしばしばあります。
特にゆるいボールが来ると苦手意識でいっぱいになり、失敗します。
スクールのコーチには「手首をもっとやわらかく使って」と言われますがイメージが湧きません。
パンチの効いたボレーを打つためのヒントをいただけないでしょうか。
ちなみにテニス暦は4年、スクールでは中上級クラスです。
よろしくお願いします。
投稿者 saya 2010/05/14 19:29
私の答えです。
まず、ルゼドスキーのパンチしたボレーを見てみよう。
これはこの365ネットの技術解説のページ。
ボレーの特集、昔のテニスジャーナルのコピーだ。
このページの下、最後のほうにあるので連続写真を見てください。
それと面の動きを説明した図もあります。
面を一定に保って振ると
この図のような動きになります。
但し、連続写真で見るとわかるとおり
ラケットヘッドが振り出しで少し遅れて、先が引けたような形になります。
但し面を保つ意識があれば慣性力で送れた面は
スウィング中、インパクトの前に戻ってきます。
垂直の面が徐々に上向きになるのは
方を中心としたスウィングが凹型の弧を描くからです。
コツというと、強く打ったときに面や姿勢を保てることに関するすべてです。
まず、手首を固定します。
腕全体に力をいれて、形をしっかり決めます。
斜め横向きの姿勢をしっかり保ちます。
そして打点より上から、しっかりとスウィング、パンチです。
それと、結構大切なコツですが
パンチ後、この連続写真では、5コマ目(インパクト直後)
スウィングをしっかりと止めるといいと思います。
6コマ目以降は止まりきれなかった惰性と考えてください。
6コマ目以降も押していくと、フニャッとしたボレーになります。
これはボレー全般にいえることですが
最近のボレーは手首をあまり緩めません。
パンチするのはもちろん、ドロップやアングルでも
緩めないで打つほうが多いと思います。
手首を固めて肩を中心にスウィングする
というふうに考えたほうがいいと思います。
それとボールの深さですが
ダブルスのつなぎのボレー以外には、深い必要はありません。
特にシングルスでは、浅く落としたほうがよく決まります。
とはいってもダブルスでは深いボレー、必要ですね。
saya さんは、当てるだけのフラットボレーになっていませんか?
フラットだとちょっと強く当てるとアウトしちゃう。
力を抜くと、短くなっちゃう。
スライスボレーにして、回転をかける。
すると、強さのコントロールができるようになる。
スウィングがあることにより、当てることもより簡単になる。
そのスライスボレーの延長線上にパンチボレーがある。
というストーリーはどうでしょう。
そうです。私のボレーはフラットボレーだと思います。
飛んでくるボールをブロックしているだけなので、強さのコントロールができないんですね。
まずはスライスボレーから取り組んでいこうと思います。
今度の練習が楽しみになってきました♪
勝手に、松原コーチのこのブログを教科書にさせていただいています。
最近、フォアハンドストロークで引いた時、面を下に向けることを意識して練習をしています。少し安定してきました。ただ、打点が大分下がっているような感じもあるので、その辺は、下向きの面が安定してきたら、改善していこうかなと思っています。
ひとつ質問させてください。
フォアボレーのグリップです。
レッスンを受けていた時は「小指、薬指から握る」と教わっていました。
結局、フォアポレーが出来ないままで、今はレッスンを辞めたのですが、グリップを日々変えている次第です。
まず、グリップを確定させないと、ボレーのフォームがコロコロ変わって何時までボレーができるようにならないのではと思っています。
是非、フォアボレーのグリップについて、解説をお願いします。