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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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腕を振る方向など?

『stone』 産からサーブについて質問をいただきました。

以下がそのコメント全文です。



マイク 松原コーチ こんばんは。

私は慢性的・周期的に肩が痛いので、最近のサーブのお話、非常に参考になります。早速、腕と顔の間をあけるように気をつけてます。

サーブに関連して、次の疑問がありますので宜しくお願いします。

1.トロフィーポーズ(タメの瞬間)のとき、動きを止めて力を貯めている感覚なのでしょうか。あるいは、止めているつもりはないけれど、テイクバックからフォアードスイングに移行する際、見た目には一瞬止まっている(タメている)ように見えるだけで、実際は次の動作を行っている感覚なのでしょうか。

2.フォアードスイングは、打ち下ろすのではなく、斜め上方に投げ上げる感覚でよいのでしょうか。それとも、ボールを打つというより腕を打点に向けて上げるとう感覚で良いのでしょうか。あるいは、また別のイメージなのでしょうか。

以上、宜しくお願いします。

投稿者 stone 2010/05/28 21:3




私の答えです。

スマイル 感覚的な問題なので正確な話は難しいかも知れませんね。

1番のトロフィーポーズですが
どちらもあるのではないでしょうか。

トスが低い人は(ちょうどの高さ) 止めないで打ちに行くと思います。

ちょっとためがあって、たたきにいく人もいます。
そのときは一瞬、止まるのですが、止める感覚はないかもしれません。
私自身はそんな感じです。

『動きを(一瞬)止めて力を貯めている感覚』 というのはあっていると思います。  ナイス!


もっと高いトスの人では、ほんとに止めちゃう人もいると思います。




2番ですが
スライスサーブは打ち下ろす感覚で打つといいと思います。

スライスは回内をあまり使いませんので、そうなるのだと思います。
上から切り下ろすようにすると切れのいいコントロールも効いたサーブが打てます。


スピンサーブやフラットサーブは肘を中心に
内旋、回内を使い、遠心力に逆らって回す感じでしょうか。

ただ、スピンサーブの場合は斜め上に切り上げる要素がありますので
斜め上に向かって振り上げる要素、感覚も入っています。

でも上に向かって腕を伸ばす感覚が強すぎると
肘が伸びてしまい威力が足りない上にすっぽ抜けやすくなると思います。

斜め上に向かって振るのですが、遠心力に逆らって腕を引っ張ります。

フィニッシュの形をイメージすると
上体の右前に腕を引っ張り込んできますよね。  下降

それが遠心力に逆らって回すといった感覚です。  筋肉


フェデラー連続写真を見ながらもう一度読んでみてください。

感覚の話はわかりにくいのですが
映像を見ながらだとピンと来るかもしれません。 ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 20:46 | コメント(1) | トラックバック(0)