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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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サーブ、腕の上げ方

サーブの腕を上げていく動作につき

『万年初心者@95kg』 さんからの質問です。


以下がコメントの全文です。


マイク 万年初心者です。
いつも勉強させて頂いております。
お言葉に甘えて、初めてコメント(質問)させて頂きます。

サーブする際、ラケットを下からまわす人と、ロディックの様に
シャキーン!と担ぎ上げる人がいますが、メリット・デメリットについて
教えてください。
因みに私は野球経験者のため、ボールを投げる感覚に近いことから
前者の方ですが、トスしたボールに対し十分時間をつくれず慌てて
打ちに行く→結果としてout/netをくり返す状況です。
でも、シャキーン!の方はしっくりせず、ボールの速度も出ていないような
気がしてます。

よろしくお願いいたします。

投稿者 万年初心者@95kg 2010/05/06 01:13




私の答えです。

スマイル 早速の質問ありがとうございます。

万年初心者@95kg さんは野球の経験者ですから

ピッチャーの投球でワインドアップするやり方と

ノーワインドアップ、またはセットポジションで投げるやり方を知っていると思います。

どちらがやさしいですか?

どちらでも、肘の位置を両肩を結んだ線の延長線上に持ってくる

そしてその後は同じフォームになりますよね。

そしてその後、肘の角度を直角に保つのが

サーブでも、投球でも早い速度と安定を得る秘訣なのです。

  (それがセットポジションのほうがやさしいのです) ナイス!



ここで、J・ブレークに登場してもらいます。

彼の連続写真を見てください

7コマ目がその位置です。

この後、肘の直角を10コマめ近くまで保って

腕の内旋を使って叩き込むのです。

  (内旋というのは腕相撲でねじ伏せるときの動きです)


ブレークはしたからラケットを上げていますが

その方向は上体の前方向からです。

決して打球方向の反対側(上体の右方向)からではないですよね。



先ほどの肘の直角を保つためには

テニスでは、上体の前から上げないと難しいのです。

打球方向の反対側から持ってくると

ラケットの重さ分も勢いとなって

肘の角度が直角を越えてさらに曲がってしまうのです。



野球の場合はボールしか持っていませんから

重さ分の勢い(慣性力ですね)が少ないのでテニスよりは失敗しにくいのです。

  (それでもセットポジションのほうがその要素がない分、簡単なのです)


テニスのサーブは最近ますますセットポジションに近づいてきて

最初から肘を直角に、手の位置を胸の前に構えてはじめる

というプロも多くなりました。



まあ、前から上げる、肘の角度は最初から曲げておく

大きめに持ってくるならブレーク

そっとシンプルにするならセットポジションといったところでしょうか。  ナイス!



ロディックの様にシャキーン、ですが

彼も肘はうまく直角を作ります。 (その前の動作が大きい)
 
プロでも彼だけといっていい引き方ですが

筋力、柔軟性、運動神経、スタミナ、それと

微妙なコントロールはいい、という割り切りがあれば、240Km/h出ます。  悪だくみ


私はロディック、あの割りきりが大好きです。  ガハハ


あれだけのサーブですからマネした人はたくさんいると思います。

他のプロにできない(やらない)ということは、シロウトには ・・・  不満




最後に、「トスしたボールに対し十分時間をつくれず慌てて打ちに行く

            →結果としてout/netをくり返す」


ということですが、

ひとつは構え遅れが考えられます。

先ほどの右肩の横に手が来るのが間に合わない。


これはテイクバックをコンパクトにすればいいですね。

  (たとえば、セットポジションです)


もうひとつ考えられるのはその構えたところから

インパクトまでの時間を充分にとっていないということです。


サーブは投球に比べラケットが長い分だけ

スウィング周期が長く、構えたところから時間がかかります。

  (ラケットヘッドが落ちて、また上がってこないといけない)

それをうまく使うには、早いスウィングよりむしろ

前半、ラケットヘッドを落としていくときに

『ゆうっくり』 スウィングするほうがその周期にマッチして

インパクトでスピードが出ますし、面もうまく作れるのです。 ピース


トスを打点より50cmくらい高く上げて

スウィングの時間を作ってみてください。  ナイス!




サーブ | 投稿者 松原コーチ 19:18 | コメント(2) | トラックバック(0)