2010年05月13日
フォアボレーのコツ
『ガッツ』 さんからフォアボレーの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
先日はご回答ありがとうございました。
お陰様で子供のストロークの感じが良くなってきました。
さて今回は私のボレー技術の質問なんです。
どうしてもフォアボレーのローボレーがしっかりと打てません。
バックボレーのローボレーは簡単に出来るのですが。。
普段の生活で左足にのって立っていることがあります。
利き足の問題なんでしょうか??
どうも右足に軸を作りにくい感じがするのですが・・・
なにかヒントがあれば教えて頂けますか?よろしくお願いいたします。
投稿者 ガッツ 2010/05/12 22:38
私の答えです。
お子さんのストローク、よくなってきたとのこと何よりです。
さてフォアボレーですが
利き足の事はあまり本質的な話ではないと思います。
日本では、右足で構え、左足を踏み込みながら打ちます。
外国のプロはいろいろな足の出し方をします。
ボレーはトップスピンのストロークなどと違って
足の踏ん張りからパワーを、というわけではありません。
ですからどっちの足に乗ってようと、空を飛びながらでも
上体の向きを保ちながら打てれば問題ないと思います。
たとえば左足で構え、右足を前に踏み込んでいってもいいということです。
その場合、オープンになりすぎないよう、右足をかかとから踏み込むといいでしょう。
私も普段の生活では左に乗っていることが多いです。
左に乗れば、右の利き足が使いやすいからのようです。
先日お世話になった接骨医の先生が言っていました。
さてフォアボレーのコツですが
ガッツさんはバックボレーは得意とのことで
バックとの比較で考えてみるといいでしょう。
まず考えられるのは、バックはスライスですよね。
フォアもスライスですか? それともフラット?
スライス回転をかけたほうがごまかしが利くし
ボールの飛んでくる方向に対して、スウィング方向が違うので
当てることもやさしくなるのです。
一見、飛んでくる方向にあわせて振るほうが当たるように思いがちですが
スウィング方向の違う方が調整しろがあり、当てやすいのです。
次に、振っていますか?
ボレーは振るなという人も多いのですが
プロは振りますよ。
スウィングの中心は肩です。
腕全体で振ります。
もしかしたら脇を占めて、肘から先だけで振ったりしていませんか?
先ほどの回転とも関連しますが、バックは振るでしょう。
これらのことをプロのスウィングで確認しておきましょう。
ヨハンソンの連続写真です。
手首は固定し、腕全体でかなり振っているので
ラケット面も垂直から、どんどん上向きになっています。
かなりスライス回転をかけていますよね。
スウィングは1mくらいあるでしょう。
身体が動く分も入れると2mくらいラケットは走っていると思います。
さてもうひとつ考えておくこと。
ハイボレーで、ラケットヘッドを効かせてパンチしていませんか?
もしそうだとすると
ローボレーとの違いが大きいので
とっさのローボレーができにくいかも知れませんね。
同じスライスボレーの延長でどの高さも処理できれば
実戦のときに一番楽だと思います。
ガッツさんの具体的な症状がわからないので
推測だけでべらべらと書いてしまいました
当たるも八卦、当たらぬも八卦、といったところでしょうか。
これを読んだ感想、できれば打ってみた結果をぜひ教えてください。
以下がそのコメントの全文です。
先日はご回答ありがとうございました。
お陰様で子供のストロークの感じが良くなってきました。
さて今回は私のボレー技術の質問なんです。
どうしてもフォアボレーのローボレーがしっかりと打てません。
バックボレーのローボレーは簡単に出来るのですが。。
普段の生活で左足にのって立っていることがあります。
利き足の問題なんでしょうか??
どうも右足に軸を作りにくい感じがするのですが・・・
なにかヒントがあれば教えて頂けますか?よろしくお願いいたします。
投稿者 ガッツ 2010/05/12 22:38
私の答えです。
お子さんのストローク、よくなってきたとのこと何よりです。
さてフォアボレーですが
利き足の事はあまり本質的な話ではないと思います。
日本では、右足で構え、左足を踏み込みながら打ちます。
外国のプロはいろいろな足の出し方をします。
ボレーはトップスピンのストロークなどと違って
足の踏ん張りからパワーを、というわけではありません。
ですからどっちの足に乗ってようと、空を飛びながらでも
上体の向きを保ちながら打てれば問題ないと思います。
たとえば左足で構え、右足を前に踏み込んでいってもいいということです。
その場合、オープンになりすぎないよう、右足をかかとから踏み込むといいでしょう。
私も普段の生活では左に乗っていることが多いです。
左に乗れば、右の利き足が使いやすいからのようです。
先日お世話になった接骨医の先生が言っていました。
さてフォアボレーのコツですが
ガッツさんはバックボレーは得意とのことで
バックとの比較で考えてみるといいでしょう。
まず考えられるのは、バックはスライスですよね。
フォアもスライスですか? それともフラット?
スライス回転をかけたほうがごまかしが利くし
ボールの飛んでくる方向に対して、スウィング方向が違うので
当てることもやさしくなるのです。
一見、飛んでくる方向にあわせて振るほうが当たるように思いがちですが
スウィング方向の違う方が調整しろがあり、当てやすいのです。
次に、振っていますか?
ボレーは振るなという人も多いのですが
プロは振りますよ。
スウィングの中心は肩です。
腕全体で振ります。
もしかしたら脇を占めて、肘から先だけで振ったりしていませんか?
先ほどの回転とも関連しますが、バックは振るでしょう。
これらのことをプロのスウィングで確認しておきましょう。
ヨハンソンの連続写真です。
手首は固定し、腕全体でかなり振っているので
ラケット面も垂直から、どんどん上向きになっています。
かなりスライス回転をかけていますよね。
スウィングは1mくらいあるでしょう。
身体が動く分も入れると2mくらいラケットは走っていると思います。
さてもうひとつ考えておくこと。
ハイボレーで、ラケットヘッドを効かせてパンチしていませんか?
もしそうだとすると
ローボレーとの違いが大きいので
とっさのローボレーができにくいかも知れませんね。
同じスライスボレーの延長でどの高さも処理できれば
実戦のときに一番楽だと思います。
ガッツさんの具体的な症状がわからないので
推測だけでべらべらと書いてしまいました
当たるも八卦、当たらぬも八卦、といったところでしょうか。
これを読んだ感想、できれば打ってみた結果をぜひ教えてください。