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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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私の技術論とは

最近、アクセス数が非常に増えている。
最初のうちは私を知っている人たちが見てくれていたので
なにを根拠に話しているのか説明する必要を感じなかった。

そして、ちゃんと説明しないでいるうちに1年が経ってしまった。

だんだん、読んでくれる人が多くなるにつれ
技術論のよって立つ所をちゃんと説明しておいたほうがいいと思い始めた。

そこで今日のお話。

打ち方などの結果だけわかればいいという人は
読み飛ばしても実害はないし、特別恨みにも思わない。 ガハハ



さて、私の技術論のベースはトッププロのテニスにある。 ナイス!

普通考えるのは、素人はやさしいことしかできない。
プロは難しいことができる。

確かにプロは難しいボールを処理することができる。

しかし技術論としては?


私は反対向きに考えてみた。

プロはやさしいことをやっているんじゃないか?

我々は難しいことをやっているからボールをコントロールするのに苦労している。
プロはやさしいことをしているから、成功しているんじゃないか。  にっこり

ナダルがハードヒットしてきたボールを
フェデラーが走りざま、こともなげに打ち返す。
しかもすばらしいショットで。

いくら私より若く、テニスセンスにあふれているからといって
ここまで差があるのはおかしい。
絶対あいつはずるいことをやっている。  悪だくみ

あのずるい手を知ることができれば
ナダルは無理としても
そこらの腕自慢をひねりつぶすのはきっと簡単に違いない。


ずるい手というのはちょっと語弊があるが

ようは簡単、もっと砕いてみれば、単純な打ち方をしているのではないか?  ナイス!


この単純な打ち方というのが私の技術論であり、指導法なのです。

そしてその単純な打ち方こそが基本だ、というふうに考えているのです。  叫び


たとえば、フォアハンドを打つのに

インパクトまで手首を固定し、面を動かさないようにする。

最初から入るはずの面を作っておいて

面を動かさないから狂わない。

狂わなければ、エラーのしようがない、というようなことです。


もちろん技術そのものは私が思いついたのではなく
プロがやっていたのを、私が発見しただけです。


プロの技術というのは検証された技術です。

もしも、パフォーマンスを発揮しにくい技術であれば
その人は世界のトップ100には入ってこない。  不満

腕や身体に無理のある技術であれば
その人は世界のトップ100には入る前に引退している。 まいったぁ

だから生き残って上位にいるプロの技術は正しいのです。

逆にプロの採用しない技術はよくない可能性が高いのです。 うるせー


私の技術論はトッププロの技術がベースです。

だから、正しい技術論である可能性が高いだろうと思っているのです。  ナイス!

松原流の打ち方というのはありません。

あるのはプロ流です。


もちろん私がプロの技術を読み違いしなければですが・・・ 冷や汗


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 19:20 | コメント(3)| トラックバック(0)
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コメント
世界のトップ100に入るプロは、無駄な動きを削ぎ落としシンプルにプレーしているからこそ生き残れているのですね。勉強になりました。

宮本輝の「青が散る」で出てきた覇道のテニスでは、プロとして生き残れないのですね。

『フォアハンドを打つのにインパクトまで手首を固定し、面を動かさないようにする。』分かっちゃいるけど、何故だか変な動きを加えてしまいます。

それに私の場合、右利きなのにバック側に来たボールをわざわざラケット左手に持ち替え、左手一本で打つこともあります。しかも伊達さんやシャラポアさんのように緊急避難的でなく、ある程度確信的に・・。そして失敗してパートナーの冷たい視線が突き刺さる。敵に味方あり、味方に敵ありと。

そんな邪道のテニスをしている私ですが、これからも松原コーチの技術論を勉強して王道のテニスを目指したいと思いますので、よろしくお願いします。新型デジカメの活躍も楽しみにしています。

投稿者 時々左利きのO 2010/05/12 21:19
最近、このブログを知って読んでいます。

テニスはまだまだ素人(ラケットを初めて握って1年半)です。

しかし、松原コーチの考え方にはとても納得できます。
テニスを始めるにあたって、素人考えで一番うまい人を参考にすれば
いいと思い、フェデラーの映像や連続写真を見ました。
素人からみても、動きには無駄がなくマネをするには最適と思いました。
でも、そのことを周りの人に話すとよく呆れられたものです。

フェデラーと同じボールは打てるはずがないですが
(打てたらウィンブルドンで優勝できるので)
フェデラーと同じ動きでボールは打てるはずとは考えないのでしょうか?

実際は体格や筋力に差があるので、全く同じというわけにはいきませんが、その動きのエッセンスは取り入れることができると思うのですが、
どうでしょうか?

こんな話を周りの人にしても、誰も納得してくれません。

なんだかまとまりのない文章になってしまって申し訳ありません。

本当に言いたかったことは、松原コーチの考え方にとても感動した
ということです。
「わが意を得たり」という感じです。素人がいうのも恥ずかしいですが。

PS
凹型テイクバックはすごく参考になりました。
体の動きが凹型だと、ラケットヘッドは自然にサーキュラーテイクバック
になるんですね。
ということは、体の動きを考えない解説者がプロのテイクバックの
外見をみてサーキュラーテイクバックと定義したのかなと勝手に思いました。
投稿者 YS 2010/09/07 11:20
YSさんへ

コメントありがとうございます
プロの真似をするというと
どこをまねるのかというのを見つけなければなりません
それが私の仕事なのですが
こんど、『なぜプロの真似ができないのか』
というのをやりたいと思います。
投稿者 松原コーチ 2010/09/07 12:09
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